バスケと人生の日々~陽のあたる場所へ

NBAと高校・大学・JBL・Wリーグバスケの話題中心に日々の雑感、バスケ戦術の記録、時に音楽・将棋について

時代の劇的変化~この20年の歳月

2011年11月10日 | 日記

 

                    

 

 

      平成という時代に入り、確実に、急速に、めまぐるしく変化したことがたくさんある。

     20年前から、PCをはじめとする I.T.革命の嵐が吹き荒れるなんて想像がつかなかった。

     携帯電話の通信機器、テレビ・ステレオ等の家電製品、PC普及などなど。

 

      日本人の特性を生かしたモノづくりは衰退し、実体のないマネーゲーム、情報売買が

     大金を生む源になったりする。

 

      デジタルの仮想空間は、社会問題を引き起こし、低年齢世代をむしばんでいるいるようにも見える。

     暮らしが便利になり、物質的に豊かになるのは、決して悪いことではないが、その一方で、

     格差社会、政治不信など、何かと批判的な世の中に変貌してはいないだろうか・・・

 

        ダメだ、ダメだと言われ続ければ、モチベーション下がり、気力は失せ、

      ほんとうにダメになっていく。

     この何年もの首相交代劇は、この典型のようで、何かを期待する雰囲気や応援する意気な後押しがない。

 

       精神的な豊かさが追い付いていないのかも・・・?

       無駄な豊かさをセーブする少しばかりの意識は・・・?

       上手くいかないことを社会や政治のせいにする風潮・・・?

 

      これからの超高齢化社会は、複雑な難しい問題をたくさん孕んでいる。向き合って生きていくしかない。

     悲観して逃げていては、マイナスを背負うばかりの状況に陥る。

      体が動く限り、ある程度の範囲の中で仕事をする、雇用してあげる社会にしたほうが何かとメリットが

     あると思う。年を取っただけ経験や貴重な意見を出せる。年寄りを巧く活用するということ。

      どこかの球団の現場を引退した名誉職の人間が、公の場所でトップシークレットのことをしゃべっては

     いけない。あくまでもご意見番で、誰からも見えないところで静かに支えていてあげていないと・・・

 

      精神的に支えあえるオープンな環境を共有する努力、意識を作っていきたい。

     どんな時代でも、モノに頼りすぎないで、心を配りあえる気配りが一番大事なのかもしれない。

     われわれ日本人は、特に密な共同体の中で明文化しなくても、脈々と受け継がれた共同意識、

     共同幻想のもとで、素晴らしい文化社会を築きあげてきた。