カナダ 隠居生活

今まで世界をさまよい、2010年50歳、カナダにケアギバー 留学し、就職。2015年次女と念願の永住権獲得。

メキシコでじいちゃんが受けた不思議な治療

2013-03-31 08:00:36 | ケアギバーに関する事
 じいちゃんのメキシコ治療の話を聞くと、日本では受け入れられてないことが沢山あるのに気がつく。
腎機能の改善にタチオンという肝機能改善薬を点滴するという??案の定ぱっとした効果がなく終了。今度はオキシドールの点滴。私のせきとたんが長期に続いているのを心配してじいちゃんはメキシコへ治療につれてってやるとまで言ってくれたが、オキシドールの点滴?消毒薬としか認識していない。調べたら海外では歴史がそこそこあるようで酸化水素が体内に入ったときカタラーゼ(よくわからない)が白血球を刺激し細菌を排除するのを助ける。ビタミンC の点滴も血中では酸化水素に変化し同様の作用がある。日本では抗がん治療にコラーゲンとともに使われることがあるらしい。。この2つの点滴療法ははっきりした効果は出にくいかもしれない。なので保険適応外の美容整形外科とかでアンチエジングと言われ使われることがおおい.
日本は国が責任を持って国民に安心して提供できる治療以外は排除するというお国柄だ。

反面海外で効果ありとされる治療や薬が大変遅れるケースもある。
 長女は3歳のころより喘息を患ってきた。3歳まで風邪の時早く治るからと思い、抗生剤を安易に取りすぎだったかもしれない。免疫力を低下させたと勝手に思っている。しかし家族に喘息が多いし私も今、しつこい咳と痰に悩まされ、ようやく今日吸入器を買おうかなぁ、と思い始めたところだ。それぞれ体に弱いところがある。
 長女の場合、日本で抗アレルギー剤の吸入剤がまったく効果ないのに延々と処方されていた。小児科医は言わないが知っている。海外ではステロイドの吸入剤があり吸入し続ければ子供たちの症状が落ち着き元気に運動できること。しかし厚生省が認可していないからないのだ。無論私は知る由もなく、じゅうたんが悪いとか環境整備にお金をかけ発作を起こしては夜間救急に駆け込む日がよくあった。
 そこへ海外での仕事が決まり、子供たちと行くことになり、長女と呼吸器専門の小児科医に受診したら、速攻ステロイド吸入が処方され、2週間後に症状が落ち着き空気の悪いマニラでも元気にテニスやら水泳やら始めれるようになった。。日本の厚生省を大変恨みましたね。吸入薬は内服薬と違い副作用はなく、2~3年続け繰り返す発作が発祥しなくなり、長女の肺は回復した。鼻アレルギーはいまだ悩ませていると思うが、これは結構難しいね。

ケアギバー やめて帰国する日本人

2013-03-30 22:50:27 | ケアギバーに関する事
 またひとり同業者が帰国する。これで3人目かな知ってる限りでは。
 カナダ オーストラリア ニュージーランド アメリカあたりの海外をさまよっている若者が多いようだ。英語を学びながら働くコースみたいな高額な短期留学のあとが続かないのだろう。帰国してお金ためてまた海外にでて。。本来ナンの職業を自分の専門として生きていくのか??オープンワークをとった後もさてどうしよう。。とそのまま同業につく人も多いかもしれない。好きならいいが。
若いうちにみっちり専門職を身に着けておくべきだと本当に思う。語学はそのあとでいいじゃないか。日本である程度成功していなければ海外はもっと厳しいことになる。
 カナダだって学歴と経験がものを言う。無論語学力があればすばらしいが、語学力を生かして将来自分はどう社会の中で働き生きていくのかということだと思う。手に職をつけるのはすばらしいことだと今でも思う。資格があれば信用も高まり職は多い。その資格をどこで取るのだろう。日本?カナダ?どちらでもいい。しかし海外でインターナショナル学生になるとすると学費以外に生活費やら莫大なお金が必要となる。親がカナダで働いていればものすごく安いというかカナダ人と一緒だ。
 資格を取ってスペシャリストで働くことは誇りだし生きがいになるし仲間も増える。
 今度はカナダでその仲間を作る番だと思う。53歳もう元気に働ける時期はとっくに過ぎているが、仕事をゲットするとき年齢を聞くのはタブーなカナダでよかった。
 後は英語力をつけるだけだ。来月から週3日仕事の後に語学クラスに通うことにした。IELTSの授業を追加した。オンラインの専門学校に今年の9月あたりから入学できればいいなと思う。来年の夏は専門職に少しずつ無理にない程度に戻りたい。もちろんここのじいちゃんのお世話はできればライフ ワークにしたい。休暇を専門職日に当てたい。。え?休みないなぁ。。やばい。じいちゃんは5年は働いてくれとおととい言っていた。ふうむ。。。。58歳になるなぁ。


金曜日は日本食

2013-03-30 03:35:35 | ケアギバーに関する事
 今日もへとへと慢パイ働いた。家の中の事を一切任され自分で段取りすると、次から次へとやることが頭をかすめる。同時に2~3のことがすすんでいることはよくあって。運が悪いと忘れてやりっぱなしで終了する。しかし金曜は日本食好きなものを作って食べれる日。洗濯掃除アイロンかけながら料理の段取りを考え始める。。。肉じゃが。。すしめし。。えび。。れんこん。。たまご。。デザート。。抹茶アイス。。サラダトマトとオリーブ。。毎回 カナダ人は知らないだろうという野菜など料理し話題にする。今回はレンコン。。
レンコンの英語が出てこない。。。2時間考えてようやく出た ロータス!!のルート根だよって。味がいまいちだったなぁ。肉じゃがはうけがいい。;次回はこんにゃくかな、大根あったらおでんしてみよう。つくね。。チキンミンチが必要だ。材料がそろえばいいけど。
 巻き寿司も少しずつ上手になってきたかな?じいちゃんのりをこの葉っぱはなんだ?って、海草だよっていったら???沢山の種類があってね。。食べ物の話題は楽しい。

ファイナル ファンタジー

2013-03-25 08:14:00 | 日記
 25年前からあったゲーム。時代とともに変化したようだ。何で今じきこれ?ということだが、ゲームはまったくしていないが、映画の英語が簡単でわかりやすいと思ってみてたら、うつくしいBGM に引っかかった。ピアノで弾いてみたいと思う曲が結構ある。
 http://www.youtube.com/watch?v=JfmupLRxxM8 今のマイブームはノエルのテーマ(ファイナルファンタジー13-2)You Tube
を見ると日本のみならず海外でもオーケストラが演奏してて、いやぁただのゲーム音楽ではない。壮大だ。出会えてよかった。

国境のない医師団 MSF

2013-03-21 23:25:16 | 日記
 日本でも毎月寄付していたがウエブサイトにMSF Canadaを見つけ毎月15ドル寄付することにした。ニュースレターが来るので英文を読むのにお勉強にもなるし。
 MSFはフランスの医師が5人集まり、赤十字の医療援助では活動に幅が広がらす限界がある。何か始めようと知恵を絞り始まった。この集団に出会ったのは29歳。会社の次長にくっついて小型飛行機に乗ってケニアの東部、ソマリア国境近くの難民キャンプを訪れたときだった。飛行機で一緒になったフランス人医師。いろいろ話を聞いて、緊急事態が発生し要請されると勤務している病院を数ヶ月休んでやってきるという。24時間以内に出発可能で所属先の病院も承諾している。これがわが国日本にはありえない。外務省が緊急援助隊なるものを行っているが、協力的な病院はほとんどないかもしれない少なくとも私の時代は人手不足で行くんならやめてほしいみたいな。。
 難民キャンプは暑い砂漠の中にあった。MSFの看護師、医師、マネージャーら5~6名いたと思う。気になったのは若い看護師の挑発的な服装。フランス人にとって普通かもしれないが、モスリムのソマリア人にとってちょっと刺激的だ。短パンに胸の大きく開いたTシャツ。いただけない。
 難民キャンプを目指し何十キロと歩いてきた人々。ついたとたん息絶える人もいる。熱い砂漠の中にオアシスのようにMSFは根を張っていた。しかし話によると、緊急時はいいが難民キャンプも数ヶ月を超えると今度は人々をいかに自立させていくのか、、え?パスポートないのにどうやって?と思うが結局自国に帰れないしかといって自由にケニアにもはいれなし、ほかの国に移住ということになる。カナダにも沢山ソマリア人がいる。エチオピア人もいる。。内戦が生んだ悲劇の民族たち。家族ばらばらになっている人も多いだろう。そんな人々を受け入れられるカナダの器が好きだ。現に娘が通っていた学校にシリアから移民した子供がいた。

 いつかはMSFに参加しまた援助の道に戻りたいものだ。それまで健康と気持ちの若さ??を保たなければ。。。。のんびりビーチは数週間で飽きるだろう。この性格ではね。