キャンプ

海はないが、だだっ広い湖があちこちにある。先週ケアしているおばあちゃんと家族と娘と家族がレントしている湖のキャンプサイトに4日間滞在した。この湖はファーストネーションの人たちにカナダ政府が返却したそうである。そこでビジネスを開始。湖のほとりの土地を年間1500ドルで貸している。２０の場所から始まって今は150あるそうだ。公衆のトイレ、シャワーもあるがきれいだ。借りてる土地ににキャンピングカーを置いて、バーベーキュー、キャンプファイヤー、外のキッチンと施設は十分。キャンピングカーはシャワー、トイレ、冷蔵庫、電子レンジベットソファなんでもあり。十分長期滞在できる。ほとんどがボートを持っていて湖での釣りを楽しんでいる。都市から2時間離れたこの地に、週末になるたび遊びに出かけるサラリーマン、家族ら。クオリティオブライフ。人生を楽しんでいる人々だ。
リスが毎日遊びに来てて、娘がエズけしてしまった。

インディアンとはもう呼ばれない。アメリカ大陸を発見したコロンブスがインドと間違って先住民族をインディアンと呼んだことから始まっているので、今はファーストネーション先住民族と呼ばれる。カナダには沢山のインド人が移民しているからインディアンというと、どっちの？イーストインデアン？東の？と聞きなおすこともある。

博世の愛した数式

　学校の本棚で見つけた単行本。映画化されてたかなぁ？今の仕事に似てるかも。。と久しぶりに日本語の本をゆっくり読んでみた。
　博士の記憶は１８０分しか持たない。数学のすばらしい能力を持っていながらも事故で頭を打ってから記憶が３０年前からとまってしまったところへ派遣された家政婦の話。忘れてはならないことを小さなメモ用紙に書いて体中に貼り付けている。
　認知症の私の母に似ているではないか。。母のしっかりした記憶はいつまでなのだろう？？母の子供の頃、貧乏な子沢山農家の長女ででアル中？の父に苦労した話や、洋裁が母の人生を切り開いてくれたこと。写真見合いの父へお嫁入りした日に始めて実物にあったこと。これらの話は鮮明に覚えているようだ。きっと繰り返し思い出すことともう思い出したくないとふたを閉めてしまった記憶と色々あるのだろう。内観療法ではないが今度あったときにゆっくり話を聞いてどこまで覚えているのか、、話を聞いてみたい。
　私が今でも母を誇らしく思えたシーンがある。母が７５歳の秋に生まれ故郷の小学校の閉校式があり、半年以上も前から楽しみして着て行く服を手作りしてたのを思い出す。黒のロングスカートに青紫のジャケットよく似合ってとても７５歳とは思えないほど若々しかった。私は仕事を休んで子供たち母の故郷に同行した。
　母の元実家のあったところに出向き、昔はここに馬小屋があってね。。と今は何もない平地を懐かしそうに見ていた。
食べることにままならない貧しい一家だったようで、今の成功の姿を同級生や恩師に見てもらい母は満足げであった。帰ってきたとき一仕事終えたような安心した母の姿があった。
　母は自立した女性で今でも一人暮らしをし、ディケアに通いながら気ままな人生を送っている。

私はいつも移動している人生だから、電話での母の初めの質問は｛ところで今どこにいるの？｝同じ質問を３０分の通話で４回はされる。。人間の記憶とは、どんな仕組みになっているのだろう。自分が質問したことも忘れる日が私にもくるのかもしれない。特に強いストレス状態に陥ると記憶回路は怪しくなる。ストレスの原因のほうばかりあれこれ考え始め、割りきりができなくなる。
　私も最近は紙に書いていないと物忘れが多くなってきている。重要なPINナンバーがしばらく使ってなかったらすっと出てこなくてショックだった。。数字、、やばいなぁ。。

　

ワークビザ

やっとワークビザが着た。オンラインで申請し一ヶ月半待った。２月に友人は１０日で出たのに現在はもっと伸びている。なぜだろう。。と皆で考える。カナダの夏休みは１～２ヶ月とる。そのため作業が遅れているのだろう。移民が増えてきてるので、のばして調整先送りしている。などなど思っている。ともかく、でてきたが、、証明書をよーく見るとファイルナンバーがない！申請に手伝ってもらったカナダ人に聞くと、？？？問題ないと思うわよ。でも今夏休み中だから変更するとなるともっと時間かかるわよ。。そんな国である。政府はのんびりしてる。
　仕事を昨年の１２月に失い、７ヶ月も棒に振ってしまった。これで移民申請は来年の９月まだ１年以上ある。
しかし、仕事を変えなければ次女とこうして今生活することはできないし、給料安いが今の自分に無理ない仕事だし。プラスの面が盛りだくさんだ。
　昨年の４月はシアトルに行って申請したが現在は変わったそうで、書類を送付するだけ。ただ待ち時間だけが延びている。観光ビザで入ってくるので、生活費はもっとかかってくるだろう。
　今までビザに苦労せず仕事してきたから。。本当に大変。日本にいる外国人の皆さんも同じ思いであろう。日本はもっときついだろう。私のような２年間働いて申請できます見たいなシステムはないから、簡単なのは日本人と結婚することぐらいしかない。

　

ESL

昨日今日と３０度以上となりとても暑い日が続いている。私たちは涼しい地下室に住んでいるので良く眠れている。昨日は友人宅におじゃましたのはいいけど、汗だくになってよく眠れなかった。今日帰ってきてほっとした。
娘のESLが決まった。結局インターナショナル学生用の英語コースなので２ヶ月で１８００㌦である。月曜から金曜まで朝８時から１２時まで行われる。１５歳の娘は特別に入れてもらった。と言うのは大学内のESLで１７歳以上のみのところ試験を受けてなんとか入れてもらった。９月からの中学３年生活に役立つと良いな。。