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カナダ 隠居生活

今まで世界をさまよい、2010年50歳、カナダにケアギバー 留学し、就職。2015年次女と念願の永住権獲得。

カナダの老人施設

2017-07-16 11:47:27 | 日記

カナダの老人施設は結構日本に似ている。日本がまねしたのかな?政府が行ってるところは数年待ちなので個人経営のホームがあちこちに立っているが、高額だ。 お金があれば、高級マンションのようなお部屋で、普通は一階にレストランやソファールーム、美容室があって。毎日様々な行事がある。

行事の内容はエクソサイズ、クイズ、音楽の会、歌の会、映画の会、編み物など手芸の会、お話の会、お酒やアイスクリームが出るハッピーアワー、買い物のためにバスの送迎、ハイキング、ビーチに出かけたり。。母の日、父の日のスペシャルディナー、学生や子供たちが訪問しダンスや歌を披露、ボランティアやプロによるミュージカルなどなど 様々である。 これは 施設の中でも最高のほうに近いと思う。

認知症などケアが必要になったら、その中に病棟があるので、うちの母のように食事から、排せつ、入浴、着替えなど全介助になるフロアーに移動することになる。

気になるお値段だが。。。マンションの一室を購入するのに、最低2千万円。そして食事代が夕食1回で1300円。昼食がその半分。管理費電気水道関係含め毎月3万円ほどで食事も含め毎月8万位。 そう結構かかるのである。 そう思うと、自宅を持っててそれを売ってシニアホームのマンションを買う。毎月最低でも10万は年金など支払えれる収入源が必要だ。

一方 政府の施設は収入によるのでずーと入居しやすいが、たくさんのペーパーワークが必要で、数年待たされる。うちの母は日本であるが政府認定の施設に入ったので毎月5万の母の年金で支払える。カナダも同じような仕組みのようだ。

私はカナダで自分の家はないし、日本から受け取れる年金は6万円といわれたし老後は暮らせないともうわかっている。 どんなふうになってしまうのかなぁ。。。

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母との電話

2017-07-16 11:14:39 | 日記

3年前に老人ホームに入った母。杖から今は車いすになり、認知症も結構進んだ。しかし 会話はまだできる。自分からいろんなストーリーを頭に巡らし会話してくる。昨日の母によると(毎回内容が変わるので)みんなと一緒に会社で寝泊まりしてて、給料もらってる。子供たちが家にいる。食事も出るし待遇がいい。同室には4人いて、みんなで今度給料出たら、いっしょに枕を買おうかと話したり、楽しいと。みんな平等に扱ってくれるのでうれしい。

時々、悲しかった話も出るが、最後のおちはそれでよかったんだと。思えば母はいつもそういう風に気持ちを切り替えて生きてきた人なんだなって。人間長ーく生きてると、苦しかったことや悲しかったこともいっぱいあって、不思議に楽しかった思い出もあるはずなのに悲しかったことのほうがよく思い出される。終わったこと過去は変えられないから、それを 結果的にはよかったんだと変えてしまい、執着しないようにするという考え方かな。

週に一回の電話は詰め所に迷惑かもしれないけど、続けるよ。

 

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