3年前に老人ホームに入った母。杖から今は車いすになり、認知症も結構進んだ。しかし 会話はまだできる。自分からいろんなストーリーを頭に巡らし会話してくる。昨日の母によると(毎回内容が変わるので)みんなと一緒に会社で寝泊まりしてて、給料もらってる。子供たちが家にいる。食事も出るし待遇がいい。同室には4人いて、みんなで今度給料出たら、いっしょに枕を買おうかと話したり、楽しいと。みんな平等に扱ってくれるのでうれしい。
時々、悲しかった話も出るが、最後のおちはそれでよかったんだと。思えば母はいつもそういう風に気持ちを切り替えて生きてきた人なんだなって。人間長ーく生きてると、苦しかったことや悲しかったこともいっぱいあって、不思議に楽しかった思い出もあるはずなのに悲しかったことのほうがよく思い出される。終わったこと過去は変えられないから、それを 結果的にはよかったんだと変えてしまい、執着しないようにするという考え方かな。
週に一回の電話は詰め所に迷惑かもしれないけど、続けるよ。
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