カナダ 隠居生活

今まで世界をさまよい、2010年50歳、カナダにケアギバー 留学し、就職。2015年次女と念願の永住権獲得。

トラウマ脱出

2011-10-26 01:04:12 | 日記
 昨日、インドネシアに住んでた頃のCDを見つけパソコンで見てみた。正直いろんなことがあって、あまり見たくなく帰国してから6年間放置しておいた。心の奥底に閉じ込めていた。
 見てみると写真から楽しい思い出ばかりぽんぽん飛び出し、苦しかったことが小さくなって行くのがわかった。動画では小学生だった子供たちがかわいい声で私の問いかけに返答している。猫の黒、プルーもちいさくてかわいい。その時は気がつかなかったが今こうしてみると、楽しい時もたくさんあったのだ。

 仕事は当時の自分にはハードで写真の私は随分やせている。食べても食べても太れない時期があった。任期終了し帰国当日、空港に向かう車の中で、電話片手にずっと仕事、荷物も中途半端なままインドネシアを後にした。
 帰国後、本部に報告を終え帰郷し、ほっとしたのもつかの間。今度はからの巣症候群?何日も仕事の夢を見はじめ、終わってしまったことを思い出しあの時あの判断でよかったのかと自分を苦しめていた。
 また私は内観してるのかもしれないが、インドネシアの仕事をなぜ苦労してしまったのか?と現在の自分が6年前の自分を見つめている。すると、共依存的な自分、NOといえない、NOといったら後悔する自分がいた。人間同士お互いを尊重してよい距離感が必要である。共依存はそれをなくし、あるとき手のひらを返したようにコミュニケーションをくずしてしまうことがある。
 カナダにいるとその辺がうまく作用して心地よい距離感がある。多民族国家だからか、お互いの違いを尊重することが共依存をさけれるようになっている様だ。