ユーラシアの風~2010年・自転車による単独ユーラシア大陸横断記

2010年・自転車による単独ユーラシア大陸横断記

休業日

2010年05月18日 | 中国(1)天津→呼市
朝から突風(しかも向かい風)吹き荒れるモンゴルの大地。
そして異様に寒い。晴れてると思ってたら突然雨が降り出す。
…こんな日は戦線離脱!
よくよく考えてみれば、長城に登った日以来、まともに風呂に入っていない。

昼過ぎに何とかたどり着いた烏蘭察布市・集寧の街は、大学があるせいか、
ネットカフェや安宿ばかり。
その中の、とある招待所にチェックイン。
隣には「洗浴」という期待が高まる看板。銭湯!?

…しかし、実際は風呂ではなく、シャワー屋さん。中国ではこれが一般的らしい。
ただ、個室だったのは嬉しい。ついでに洗濯もする。
そして自分の汚れのひどさに閉口。
シャツやズボンを浸けておいたタライの水が真っ黒に。
日本を自転車で旅していても、ここまでにはならないと思う。
汗と垢だけじゃない。乾燥地帯ゆえの砂埃と、精製が荒い燃料から出る
排気ガスのススだろうか。
料金は30分150円。

次にネットカフェに行く。
周囲の人に助けられながら何とか使える状態に。
しかし、ブログのアップだけがうまくいかない。
料金は1時間30円。

そしてご飯を食べる。
中国は一人前が日本の二人前くらいある。お腹一杯になるまで食べても、
庶民的な食堂なら300円を超えることはない。

そういえば昨日なんて一泊二食付き(但し風呂なし・青空トイレ)750円だった。
ここでは日本人というだけで金持ちになってしまう。
そして、広大な国土に走るべき道はどこまでも続く。
概して大食いなサイクリストにとってはほとんどパラダイスのような地だ。
物価の違いというものを改めて実感する。



○ある朝の朝食。食いきれるか!と思いながら、
日本人の性…残したくないと食べ切る。



○何かお祭り。多分道路工事の完成式典。
この後周辺道路は国道含め全て通行止め。
(自転車はお咎めなし)間もなく公安関係の車列とすれ違った。
影響で反対車線のトラックは何キロも先まで大渋滞。

…やること起こることが、いちいち半端じゃない。