ユーラシアの風~2010年・自転車による単独ユーラシア大陸横断記

2010年・自転車による単独ユーラシア大陸横断記

自転車乗りの目に映る中国

2010年05月15日 | 中国(1)天津→呼市
(河北省の一般庶民版)
・日本人であることが分かっても、そんなに嫌な顔をしない。
→不思議だ。逆に日本人のほうが中国人と分かると嫌な顔するんじゃないか。
→でも、テレビ見ると普通に半日ドラマやってたりする。

・日本円の紙幣をやたら見たがる。あわよくば交換したがる。
→しかし日本円は船で使い果たした。没有(メイヨー)を連発し、諦めさせる。

・爆竹大好き。なのは知ってたが、本場の規模を体験すると忘れられない。
→一発で一分以上鳴り続ける。仕掛けた本人も驚いて耳をふさいでいる。迷惑な話だ。

・痰を吐く。とにかく吐く。
→中年以上の人はえげつない。むしろしつこい。ただ、若い人はあまりしない。

・男女交際はおおっぴらで恥じらいがない。
→北京では夫の膝枕で昼寝するおばあちゃん、交差点の真ん中で抱き合う男女、長家口では手をつないで自転車に乗るカップル(危険)…

・日曜日だろうが関係ない。仕事も一つではない。
→飯屋の兄ちゃんは、食事を作ったかと思うと、客の車を洗い、翌朝は別の職場へ出て行った。

・英語は全然通じない。
→たまにテンションの高い奴が英語になりきらない英語で絡んでくる 笑
→でもバイバイ、オーケーとSorry, I can't understand Chinese(言い終わるころには苦笑い)は大体通じる。

・全体的に、他人のことはあまり構わない。
→けど、何か意思を伝えると、何とかしようと奔走してくれる。親切なんだか、不親切なんだか。

昼飯時に、一度インテリっぽい兄ちゃんがDo you like China?
と聞いてきた。すぐにYes, that's righit! と答えると、
とても嬉しそうにThank youと。
人間同士一対一で向き合えば、こんなもんなんだろう。
少なくとも、一人旅する日本人に、この国の人は(今のところ)
とても友好的だ。
それは金を払う払わないに関係ない。先の質問にNoと答える理由が特に見当たらなかった。



○昼食で絡んできた青年ウェイくん。
「重っ!お前おかしいんじゃねぇの!?」