今日2月18日は、二十四節気で言えば、『雨水(うすい)』の季節。
冬の寒さも峠を越えて、天から降ってくるものは、雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころと言うことらしい。
先日の日曜日、自宅の近くの公園で、春を見つけました。
老人会の人が管理しているらしい花壇に、水仙やパンジーが咲き乱れていました。
可憐な水仙と、山に咲くすみれに比べてやけに立派な三色スミレ。
冬、地面にピッタリと張り付いていたロゼット葉も、地面から離れ始めていました。
これから、一斉に様々な植物の花が、百花繚乱する春が訪れるのが実感できました。
公園の水仙
受験指導に専念していたら、クリスマスも、年の暮れも、正月もいつしか過ぎてしまっている……、こんな年間サイクルが塾教師の生活なのかな?
私は、決してこの時期に風邪をひかなくなりました。
風邪などひいている閑はないからです。
また、風邪などひいて、教え子の受験生にうつしでもしたら、塾教師としては失格です。
1月からスタートした受験シーズンも、ようやく都立一般入試を残すのみとなりました。
こうして、受験シーズンを終える頃、私が積み残してきた時間が、その遅れを取り戻すかのように、私の体の中を、一気に過ぎ去っていくように感じます。
『受験生諸君!君たちに、受験が終わるまで、クリスマスも、大晦日も、正月もない。』
そう叱咤激励してきた塾教師の宿命として、自らもその呪縛に拘束されると言うことか。
パンジー
学習指導してきた、公立小学校の今年度の授業は先週で終わり、公立中学校の授業もあと1回を残すのみになりました。
受験シーズンを終える年度の終わりに、私は毎年一種の虚脱感に襲われます。
体が重く、頭の中も重い。
飛び始めた花粉も影響しているようですが、ここへ来て風邪気味の症状が、毎年私に訪れます。
「やはり、なんてことはない、花粉症かな。」
そうした状況を改善してくれるのは、これから咲き始める様々な草花であることは間違いないようです。
地下鉄入口脇に咲き始めた沈丁花
秋のモクセイに対して、春のジンチョウゲが、香りで季節を感じさせます
3月に入ったら、受験を終えた子供たちを中心に、恒例の春の山登りに出かけます。
子供たちは、山で爽快な汗をかき、春に向けて躍動し始める自然に触れて、そこから新たなエネルギーをもらうことでしょう。
子供たちは、その人生を季節に喩えるなら、まさに春に生きているのであり、春の自然と互いに共鳴し合うところがあるように思います。
さて、私も春山に登って、新たなエネルギーを補給せねばなりません。
そしてこれからスタートする受験指導を前に、新年度の受験生に向かって、エネルギーに満ちあふれた口調で、私はこう言うでしょう。
『受験生諸君! 君たちは、受験が終わるまで、春休みもゴールデンウイークも………』
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冬の寒さも峠を越えて、天から降ってくるものは、雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころと言うことらしい。
先日の日曜日、自宅の近くの公園で、春を見つけました。
老人会の人が管理しているらしい花壇に、水仙やパンジーが咲き乱れていました。
可憐な水仙と、山に咲くすみれに比べてやけに立派な三色スミレ。
冬、地面にピッタリと張り付いていたロゼット葉も、地面から離れ始めていました。
これから、一斉に様々な植物の花が、百花繚乱する春が訪れるのが実感できました。
公園の水仙
受験指導に専念していたら、クリスマスも、年の暮れも、正月もいつしか過ぎてしまっている……、こんな年間サイクルが塾教師の生活なのかな?
私は、決してこの時期に風邪をひかなくなりました。
風邪などひいている閑はないからです。
また、風邪などひいて、教え子の受験生にうつしでもしたら、塾教師としては失格です。
1月からスタートした受験シーズンも、ようやく都立一般入試を残すのみとなりました。
こうして、受験シーズンを終える頃、私が積み残してきた時間が、その遅れを取り戻すかのように、私の体の中を、一気に過ぎ去っていくように感じます。
『受験生諸君!君たちに、受験が終わるまで、クリスマスも、大晦日も、正月もない。』
そう叱咤激励してきた塾教師の宿命として、自らもその呪縛に拘束されると言うことか。
パンジー
学習指導してきた、公立小学校の今年度の授業は先週で終わり、公立中学校の授業もあと1回を残すのみになりました。
受験シーズンを終える年度の終わりに、私は毎年一種の虚脱感に襲われます。
体が重く、頭の中も重い。
飛び始めた花粉も影響しているようですが、ここへ来て風邪気味の症状が、毎年私に訪れます。
「やはり、なんてことはない、花粉症かな。」
そうした状況を改善してくれるのは、これから咲き始める様々な草花であることは間違いないようです。
地下鉄入口脇に咲き始めた沈丁花
秋のモクセイに対して、春のジンチョウゲが、香りで季節を感じさせます
3月に入ったら、受験を終えた子供たちを中心に、恒例の春の山登りに出かけます。
子供たちは、山で爽快な汗をかき、春に向けて躍動し始める自然に触れて、そこから新たなエネルギーをもらうことでしょう。
子供たちは、その人生を季節に喩えるなら、まさに春に生きているのであり、春の自然と互いに共鳴し合うところがあるように思います。
さて、私も春山に登って、新たなエネルギーを補給せねばなりません。
そしてこれからスタートする受験指導を前に、新年度の受験生に向かって、エネルギーに満ちあふれた口調で、私はこう言うでしょう。
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