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台風18号は、強い勢力を維持したまま、連休の日本を縦断しました。強い風と雨により、広範囲に災害が起きました。東京も、18日(敬老の日)に日付が換わった頃から風雨が激しくなり、早朝まで風が強かったのですが、やがて風も止み、台風一過の晴天となりました。
そこで、久しぶりに新宿御苑にお弁当を持って出かけました。気温も日差しも夏に戻ったような天候となりました。本当は、秋を見つけに出かけたのですが、自宅近隣では鳴き止んでいるミンミンゼミやツクツクボウシが鳴いていて、汗ばむ夏を味わいました。
このように暑い日ですが、植物は季節の移ろいを敏感に察知して、秋の花がそこかしこに咲いていました。秋の七草の一つ、萩の花が青空に映えて咲いていました。また、ヒガンバナ(曼珠沙華)の花も、ちょっと日陰になった所で咲いていました。
昨年は、奥武蔵の山を歩き、帰りに有名な巾着田のヒガンバナを観賞しました。その規模には圧倒されますが、田舎のさりげない場所に、人知れず咲いているヒガンバナの方が、風情があるかもしれません。
台風の影響もありますが、落ち葉が多数落ちていました。その一枚に、下の画像のように、目と口の穴を開て娘にあげました。気に入って、家までずっと持って帰ってきました。あとわずかで、紅葉・落ち葉の季節も、駆け足でやってきます。
鈴懸の木のプロムナードは、画像のようにまだ夏の装いで、葉が鬱蒼と茂っています。しかし、しばらくすると急激に落ち葉となり、葉の無い冬枯れた姿となります。並木の下に設置されたベンチに、季節を問わずその景観を楽しむ人が座っています。この場所は、第三の男の映画の画像を連想する光景を見られるのも間近です。茶色に枯れていく木々の葉も、とても綺麗だと私は思います。
黄色い実をいっぱい付けた木がありました。マルバチシャノキと言う名の木でした。実はバナナのような香りがし、食べることができるそうです。ちなみに、レタスの和名が チシャ(萵苣)で、若葉も食用になりレタスの味がすることから、その名前が付けられたそうです。
レタスは西洋野菜だから、比較的新しい野菜のはずだが? 調べてみると、日本の多くの地域では、古くから掻き萵苣(カキヂシャ)が食用利用され、1697年に出版の『農業全書』にも栽培や品種、調理法などが記されているとのこと。
草の葉を食料にするのは一般的ですが、人間は木の葉をサルのように食べることがあります。タラの芽のように、まだ開かない芽を食べます。山椒のように薬味として利用します。また、春の山菜採りの時に、私自身が採ってくるハナイカダの葉は、癖もなく様々な料理が可能です。菜飯にしても美味しく頂けます。マルバチシャノキの若い葉も、チシャ(萵苣)のように食べられることを知って、食用にしてきたのでしょう。
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