3月21日・春分の日、東京で桜の開花が発表されました。無論、それはソメイヨシノの標本木の開花ということです。数日前の日曜日、近隣の散歩に出かけた私でしたが、途中で考えが変わり、新宿御苑に急遽出かけました。その御苑の様子を今日は画像で紹介します。ただ、桜の開花が発表され春分の日ともなると、数日前の季節感が時期外れになってしまうほど、季節の移り変わりは早いと感じます。
御苑の新宿門近くのハクモクレンが満開でした。代々木公園にも、ハクモクレンの素晴らしい木があります。純白の花が青空に映えて見応えがあります。下の画像は、ハチジョウキブシの枝垂れる穂状花序です。
園内には、早咲きの桜がいたるところで花を咲かせていました。十月桜も、二度目の花を咲かせていました。自宅の近隣でも、現在フユザキオオシマザクラの白い花が見頃です。桜の画像の一番下が、カンヒザクラです。
黄色い花を咲かせるロウバイ・マンサクが終わり、現在下の画像のサンシュユが満開でした。プラタナス並木は、まだ冬枯れた姿です。彩りが綺麗な椿も、まだまだ咲いています。
下の画像は、ミツマタの花です。山を歩いていると、ミツマタの木が自生しているのを見かけます。その下の画像は、トサミズキとジャノメエリカの花です。
いよいよ、ソメイヨシノが開花し、百花繚乱の本格的な春の到来を感じます。河の土手に、土筆が出ていました。様々な植物や動物が、多様な生態で活動を始めます。