「マッキーのつれづれ日記」

進学教室の主宰が、豊富な経験を基に、教育や受験必勝法を伝授。また、時事問題・趣味の山登り・美術鑑賞などについて綴る。

マッキーの教室:『生徒と教師の熱い思いの講習会』と『寒々とした冬の佇まいの山々』

2008年12月30日 | 教室の風景
皆さんの人生の中で、受験生の時期を振り返ると、その成否は別として、ずしりと重い(思い)ものを感じるのではないでしょうか。

「決して、歌の文句ではないが、砂を噛むような味気なさ、だけではないはず。」


完全に燃焼できた人
この時期いろいろと思い悩んだ人
『春の来ない冬はない』と固く信じた人
東の空が白々と明るんでくるまで机に向かった人
挫折を味わった人
合格発表の時に春の陽光を一身に浴びるように感じた人
あの時が人生の岐路だったと感じる人……。


振り返れば、その人の人生の中に、そうした様々な思いを心に刻み、人生に陰影を与えてくれる試練だったのではないでしょうか。



小学生の講習会風景


私の教室では、昨日29日で冬期講習前半を終了し、今日30日から元旦を除いて正月特訓が行われています。

今4時過ぎに、第一回目の授業が終了しました。

受験生という経験は、一生に何回もないものですが、それに付き合う塾の教師は、毎年正月を返上して指導に当たることになります。


「合格発表日に、君たちの正月も春もやって来るのだ!」

生徒に対する厳しい激励の言葉は、反作用として教えている教師に、同様に響いてきます。

いよいよこの時期になると、教室の中には、濃密な時間が流れています。

こうして、私の年の暮れは過ぎていきます。



楽しいお弁当タイム!


年の暮れ12月23日、今年22回目にして最後の山登りをしました。

その時の話を、少ししましょう。

中央線上野原駅バス停で、山菜師匠Y氏と待ち合わせ、秋山釣場から鳥居立北尾根~長尾北尾根の周遊山登りに出かけました。

鳥居立(1047m)・長尾(1107m)とも、道志の山並みの一つのピークです。

それらのピークには、それぞれ北側に尾根がついていて、秋山釣り場に至ることが出来ます。

登山地図には登山路としては載っていませんが、比較的はっきりとした踏み後があり、登り口さえ間違えなければ、この周遊コースを楽しむことが出来ます。

ただ、正式な登山路ではないので、ちょっとした藪こきもあります。



頂上付近では冬山の景色に変わっていました


21日と22日は、最高気温が20度近くになり、この季節としてはとても温かかったのですが、22日夕刻から東京地方は雨となりました。

頂上に近づくと辺りは雪景色となり、昨日の雨が、山では雪に変わっていたのが分かりました。

麓から登山路途中までは、枯れ葉を踏む晩秋の山の雰囲気であったのが、やがて寒々とした冬の佇まいに変わっていきました。






道無き道をルートファインディングするY氏


今回の山登りでも、登りも下りも一人の登山者とも会わない、静かな山々でした。

なに?今回も?

そうなんです!

Y氏との山登りでは、熊やイノシシに合う確立より、人間に合う確立の方が少ない!

すなわち、尾根伝いに『けもの道』のようなルートを通って、尾根のピークまで登る…そんな山登りなのですから!

しかし、晩秋と冬の山の楽しさと、悪ガキになってアドベンチャーをしている気分を味わった、今回の山登りでした。



麓近くに降りてくると晩秋の山に




人気投票に、応援のクリックをお願いします


にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
人気投票に、応援のクリックをお願いします



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« マッキーの教室:学力を鍛え... | トップ | マッキーの随想:今年も大晦... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

教室の風景」カテゴリの最新記事