「マッキーのつれづれ日記」

進学教室の主宰が、豊富な経験を基に、教育や受験必勝法を伝授。また、時事問題・趣味の山登り・美術鑑賞などについて綴る。

マッキーの散歩:稀に見る紅葉の当たり年…高尾山

2009年12月02日 | お散歩・お出かけ・遊び

11月22日(日)、午後から用事がありましたが、ちょっと体を動かすために山にも行きたい。

そんな条件を満たす山登りを考えると、自ずと高尾山という結論が導き出されます。

と言うことで、京王線高尾山口駅から出発して、琵琶滝コースで高尾山に登り、城山を経由して小仏峠から小仏バス停へ下る、一般所要時間3時間ほどのルートを選択し家を出ました。

高尾山口駅前は、時間が早かったのですが、見頃になった紅葉目当ての中高年登山者で混み合っていました。

駅を出るとすぐの川沿いの緑地帯で、八王子観光案内のテントが張られ、『100年に一度の素晴らしい紅葉だよ!』と言う触れ込みで、案内に熱が入っていました。



駅前の紅葉


高尾山では、薬王院・高尾山ケーブルカー駅・リフト駅周辺の紅葉が良いようです。

しかし、それらは登山ルートとは相容れない場所ですので、高尾山から一丁平そして城山と通る登山路に期待したほうが良いでしょう。



色も綺麗だが、モミジの葉の形態も魅力的です


“山全体が錦秋の”と形容するほどの紅葉ではないのですが、登山路の随所に、確かに今年は素晴らしい紅葉が見られました。


小春日和の空を背景に、モミジの紅葉が映えて、“秋燦”という言葉が浮かんできます。



すっかり冠雪した富士山



目に鮮やかなイロハモミジの紅葉


木々の冬支度のために落葉する直前に、葉の一生で最も艶やかに着飾って、そして潔く散っていく。

散り際の見事さ…紅葉した木々の美しさの前提として、散っていく運命を重ね合わせているように思います。



晩秋のススキ


ススキ…紅葉に対比して、なんと質素なモノトーンの世界だろうか。


できればもっと広葉樹林が増えればよいのですが、高尾山といえども植林された針葉樹林帯が多い。

そんな針葉樹を縫うようにつけられた登山道を選択して歩いていると、冬至に近い高度を落とした太陽からの陽を受けて、薄暗い樹林の中で燦然と輝くモミジの木を見かけました。





いちょうに代表される黄葉も、心和ませる。

今年は、秩父山系のカラマツのオレンジに近い黄色に色づいた黄葉に感動しました。

黄葉した木々は、太陽が当たったときに、鮮やかな色合いを際立たせます。







太陽の光を透過した紅葉したモミジ


モミジの紅葉が最も美しいのは、順光ではなく逆光で眺めたときのように思います。

すなわち、モミジの木の下に入り、青空を背景に紅葉を仰ぎ見るときの美しさです。


半日の山登りでしたが、早起きの甲斐があり、高尾山の紅葉を楽しみ、その美しさを、“心とカメラ”に収めることができました。





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