ヒロシマ平和映画祭 Hiroshima Peace Film Festival

2013年12月、第5回開催!

今回は、過去上映作品のなかから、「今こそ、もう一度」な作品プラスαを上映予定。

ミハルコフ兄弟

2011-07-06 06:39:46 | 日記
『戦火のナージャ』を観なきゃと思い、
そういえば、ニキータ・ミハルコフといえば、
高校時代に『機械じかけのピアノのための未完成の戯曲』
を観たんだよなと思い出した。

本棚からなんと当時のパンフが。
「ソビエト映画/1977年」
「1980年12月20日発行」

ふうん。
『太陽に灼かれて』は、たしかヘラルドさんだったか。
当時、音楽関係の仕事をしていたが、ライターもしていて、
本業でも副業でも映画の販促の相談に乗ったりしていてよく試写に行ってた。

この時には、あの『機械じかけの~』の監督の作品だと認識していて、
それがスターリンの粛正を描いたのかーと思いつつ観に行って、
途中までは「あ、『機械じかけ』ぽいなあ」と、
あの独特なテンポや色気はいいねとかと観ていて、
とんでもない展開になり(そうなるだろうとは思いつつも)、
涙腺が完全に崩壊したのだった。

担当の方は、その後にテレビにも出たりするようになった、
やり手の女性宣伝担当の方だったけど、この人がまた、意地が悪く、
ボロボロで出てきた私を見つけ、にやにやと「どうでした~?」ときて、
バツが悪かったなー。

まだ、「この映画、泣けまーす」みたいなバカな宣伝をやっていなかったし、
映画の宣伝担当もしっかりしていたので、試写会に行くのも楽しかった。
2000年を越えたぐらいからか。
宣伝文句が滅茶苦茶になって、試写に行くのが時間の無駄に感じ始めたのだった。

いやはや。
ところで、ニキータの兄貴がアンドレイ・ミハルコフ・コンチャロフスキー。
この人の『シベリアーダ』(1978年、199分)という、やはり「ソビエト映画」。
『機械じかけ』パンフでは『シベリアの詩』と仮邦題で表記されている。
すごそう。
日本劇場未公開のようだけど、DVDが出ているのか。
ニキータも出ている。
観てみたいな。

(事務局CHO)


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