ヒロシマ平和映画祭 Hiroshima Peace Film Festival

2013年12月、第5回開催!

今回は、過去上映作品のなかから、「今こそ、もう一度」な作品プラスαを上映予定。

ヒロシマ平和映画祭2013 12月に開催

2013年12月、第5回開催。 今年のテーマは「異郷の記憶」。 毎回50本近い作品を上映してきて第5回なので、今回は過去上映作品のなかから、「今こそ、もう一度」な作品を20本程度にプラスαな企画をしようともぞもぞしています。 一部プログラムの隠れテーマは「日本を取り戻す!」です(笑)。

第二回ひろしま映画講座+祝島リスペクト(ぱふぱふ)

2009-10-31 15:32:47 | 主催イベント
ひろしま映画講座に関してのこの記事は、さきに掲載しましたが、
講座終了後、一時間をメドに緊急番組をらじおぱふぱふで生放送することを、
決定いたしましたので、再掲いたします。

生放送は、HPFFひろしま映画講座チーム有志とシャリバリ地下大学共同となります。
田名埠頭/祝島をめぐる状況に関してです。
私たちは本気で怒り、また、憂慮しております。

人としての信義を平気で破る中国電力(および従業員、関係者)に対して、
強い抗議を表明すると同時に、
厳しい状況のなかでたたかう祝島の方々に対して、
敬意と連帯を表明いたします。

生存権、生活権を侵す犯罪的行為であるにもかかわらず、
企業、法、行政が、それを放置するどころか、
その法自体が、他者の生存権を侵す側にのみ利用されるのであれば、
そのことに対しても、抗議をおこないます。
これら、仮にも「平和」の文字を冠する映画祭を運営する者として、
人として課される務めであると考えます。

(HPFF事務局CHO/シャリバリ地下大学学長
   /サムソン@しにものがかり/ウンベルト@らじおぱふぱふ)

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映画祭直前になってきていますが、
ひろしま映画講座の第二回、案内です。
今回は、HPFF2009では、諸般の事情で上映できなかった作品にも
ふんだんにふれつつ、になるかと思います。

よろしくお願いいたします。

*画像は、「無職と平和」(12月6日)で上映予定の『犬と狼のあいだ』より。
原爆ドームの膨大な写真を積み重ねた『20万の亡霊』のジャン・ガブリエル・ペリオ監督の、
初フィクション(短編)。「フランス・シューカツ地獄」とでもいいたい状況に切り込む。

(事務局CHO)

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第二回ひろしま映画講座

「死者/人間ならざるものの映画史」

日時
11月1日(日)13時~19時

会場
ひろしま女性学研究所(すぺーすf)1F

概要
「ひろしま映画講座」は、ヒロシマ平和映画祭のガイドであることをめざします。
同時に、今回の映画祭からはこぼれおちてしまったものをすくいあげる試みに
なるかと思います。
前2回の内容も踏まえつつ、ヒロシマ平和映画祭2009で上映予定の作品とその周辺を、
映像を使いながらレクチャーいたします。
長時間の「講座」になりますが、あまり堅苦しくならずに、わいわいとした対話
の場にもなればと考えております。

今回の映画講座は、11月22日(日曜日)、23日(月曜日)に開催される
シンポジウム「新たな戦争を越えるために ──アメリカ、オキナワ、ヒロシマ
の現在/映像による平和の追求」、「核の時代のイメージ、イメージの政治」、
12月6日(日曜日)の爆音上映会「無職の平和」に関連した内容について、
ヒロシマ平和映画祭実行委員の4人が報告いたします。
お忙しい時期とは存じますが、よろしくご参集お願いいたします。

プログラム
イントロダクション(東 琢磨) 
「アメリカ、オキナワ、ヒロシマの現在」(柿木伸之)
「無職の映画史-犯罪者からゾンビへ」(行友太郎)
「アメリカンヒーローとゾンビ」(上村 崇)

参加費
1000円(2009人の会会員の方は無料。その旨お申し付けください)

*お茶、お菓子、軽食はこちらでも用意します。

早川由美子監督@高江

2009-10-30 12:16:39 | 日記
『ブライアンとその仲間たち』の早川監督が、
沖縄の高江を訪れた様子が彼女のブログにアップされています。
http://brianandco.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/20091015-16-9b5.html

詳細な文章とふんだんな写真で、臨場感たっぷり。
11月22日に、HPFF2009に登場の比嘉真人さん、阿部小凉さんも登場します。
予習用(?)にもどうぞ。
阿部さんとの議論も興味深いです。

祝島でも高江でも、多数派がブイブイ言わせている状況をなんとかせねば、と、
早川さんのブログを読みながらあらためて考えた次第です。

(事務局CHO)


インターネットラジオぱふぱふで上映作品紹介スタート

2009-10-29 06:18:25 | 女もつらいよ~ラジオ開局篇
実行委員で、ラジオぱふぱふスタッフのウンベルト・坪原です。

ラジオぱふぱふでは、HPFF実行委員による上映作品紹介をスタートしました。
それぞれが作品を選んだ経緯や思い入れを語っています。

第一弾は「テーマ01 アメリカ、オキナワ、ヒロシマ (対談:青原代表×東事務局長)」です。
(司会進行は藤井副代表、兼、ぱふぱふキョクチョー)

代表と事務局長が、主に、
オープニング作品の『ヒロシマ1966』や『アメリカ 戦争をする国の人々』などを巡って、縦横無尽に対談しています。

従来とは違った視点でヒロシマ映画史が辿れたりするなど、
繰り出す言葉は深いですが、時に笑えるものにもなっています。

以下のURLをクリックした上で、
記事に貼り付けられた簡易MP3プレーヤーの、再生ボタンをクリックしてみてください。
http://puf-puf.radilog.net/article/465315.html

楽しんでお聞き頂ければ幸いです。

インターネットラジオ Radio PUF★PUF
http://puf-puf.radilog.net/

やられた…(笑)。沖縄より。

2009-10-29 03:05:53 | この映画祭は・・・。
沖縄の友人より。
広島が初上映のはずだったのに(笑)。
『ONE SHOT ONE KILL』、こちらは、12月5日から11日まで、横川シネマにて。
同じく藤本監督の『アメリカ 戦争をする国の人びと』は、11月21日、広島市大にて一回限り!

*画像は『ONE SHOT ONE KILL』より。

(事務局CHO)

※※※転送歓迎※※※
11月7日(土)14時~:
辺野古で、藤本監督の新しい映画『ONE SHOT ONE KILL』を全国初公開。
☆★☆鑑賞無料☆★☆

11月8(日)14時~:
宜野湾海浜公園、「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」

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『ヒロシマ1966』について。(その3+『河』)

2009-10-28 15:59:27 | 主催イベント
『ヒロシマ1966』、『河 あの裏切りが重く』についての、
「中国新聞」記事がネットでも読めるようになりました。
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/mediacenter/article.php?story=2009102611485835_ja

『河』の森監督、東京国立近代美術館フィルムセンターのとちぎさんらへの
インタビューも交えた読み応えのある記事です。
ぜひ、ご一読のほど。

(事務局CHO)

雑誌掲載。

2009-10-28 14:36:00 | この映画祭は・・・。
ぼちぼち配布される、広島文化財団のフリーペーパー、
『To You』の初めの方で割りと大きく記事になっています。
主要上映作品を、かなりの本数、出してくださっています。

もう店頭に並んでいる、情報誌(主に女性向けにリニューアルされたとのこと)
『WINK』では、変なおっさんふたりのカラー写真込みで紹介。
こちらでは、似島企画が「泊まりがけでがっつり平和を考える」というキャッチで、
ややフィーチャーされています。

広島ローカルですが、ご覧になれる方があれば、ぜひ。

あ、10月24日付の「中国新聞」では、『ヒロシマ1966』『河 あの裏切りが重く』について、
大きくとりあげられています。

期間も長く、上映作品もパワフルで多数、テーマも多岐にわたりますので、
いろんなメディアがどこに注目してくださるかも楽しみです。

(事務局CHO)

【緊急】「祝島女子トーク」ぱふぱふで放送中!

2009-10-27 18:20:30 | 女もつらいよ~ラジオ開局篇
Radio PUF★PUFでは、「ノーニュークスリレー」賛同企画として、現在、『祝島女子トーク』を急遽、再放送しています。「祝島が好きだから、私たちはこう思う」という視点に立つトーク番組です。

今回の再放送は、祝島(田名埠頭)が緊急事態だという知らせを受けてのものです。地元住民の合意がないにもかかわらず、田ノ浦の埋め立て工事に伴って、ブイ(灯浮標)が移動されたそうです。このことは、原発建設に一歩近づいたことを意味します。つまり、祝島周辺の海や海岸が、一企業のものになるということでもあります。

以下のURLをクリックした上で、トップページ左上にあるプレーヤーの再生ボタンをクリックして頂ければ、配信中の番組を聞くことができます。
http://puf-puf.radilog.net/

祝島を愛する御婦人たちによる対話をどうか聞いてみてください。

特別番組 『祝島女子トーク』
■放送日時■
10月27日(火)13時~深夜まで繰り返し放送
■出演■
纐纈あや(映画監督/「祝の島」)
       ×
ゴトウイズミ (ミュージシャン/ノーニュークスリレー発起人/ヲルガン座店主)
       ×
山戸明子 (「上関原発を考える広島の20代の会」)

聞き手  藤井尚子 (フリーアナウンサー)

※10月12日(祝・月)21時ごろ~深夜  ヲルガン座(広島市)にて収録

(ウンベルト・坪原)

東奔西走:西走篇(1)琵琶湖のほとりのヒロシマ『Park City』

2009-10-27 01:15:07 | 日記
サウナでぐっすり寝た私は、7時頃には目覚め、8時過ぎの新幹線でふたたび西へ。
京都や大阪にはけっこう詳しくなっているが、琵琶湖のほとりは初めて。
以前、比叡山の上から見下ろしたぐらいだ。
JRで石山まで行ってしまい、そこでひと休みして、京阪で石場駅へ。

琵琶湖のほとりでは、やはりお世話になった写真家の笹岡啓子さんが、
彼女の写真シリーズ「Park City」をそのままタイトルにした演劇に参加するのを観る。
大ホールの舞台のうえに客席がステージを見下ろすように組まれ、
客席にはひとつずつ小さなモニターが置かれた斬新な舞台。
笹岡さんは、スライドプロジェクターのオペレーターとしてステージの真ん中に位置し、
その周りで芝居が進行する。

非常におもしろい舞台なのだが、お芝居としてはちょっとまだ練られていないというか。
装置としての演劇と、身体/言葉としての演劇が、うまく噛み合っていないような気がした。
脚本・演出というよりも芸術総監督というべきポジションにあたる松田正隆さんとも話をしたが、
もっと練ることですごいことになりそうな予感はする。

それにしても、大津の、琵琶湖の周りは、中世のあとに高度経済成長がきて、
時間が折り重なって止まっているかのよう。
不思議な感覚に襲われる。
時間や経験の種類は異なるのだろうけど、大牟田を思い出したり。

会場で一緒になったD記者と駅前で少し飲む。
ふなずしには、アタマを潰したものも付いて美味。
へしこでご飯を食い、D記者は琵琶湖湖畔を彷徨うことにして、私はより西に向かう。

(ひがし)

東奔西走:東奔篇

2009-10-27 00:49:49 | 日記
映画祭の準備で忙しいところだが、いくつか義理や頼まれた仕事を組み合わせての旅に出てきた。
ついでに、旧知の友人たちにも会うことができた。

まず、ほぼ徹夜の状態で早朝のバスに乗り、京都は北山辺り。
以前にお世話になった編集者の方に会う。
「金閣寺と銀閣寺、生物多様性が高いのはどっち?」といった話題で盛り上がる。

その後、深夜バスに乗って、東京へ。
公衆無線LANが使えるファストフード店で数時間、シゴト。
午後から神保町で、お世話になった装丁家さんの展覧会に顔を出した後、
吉祥寺の某大学で講義。
「記憶と音楽」という題目で、私が最近書いた文章を読み進めながら、
アフリカはカボヴェルデの音楽、サルサ、美空ひばり「一本の鉛筆」、ブラック・ミュージックなどを聞かせる。
姉貴分や友人たちと食事。

その夜は、深夜バスで京都に戻る予定だったがトラブル発生。
新宿駅で荷物を預けていたコインロッカーがある通路が11時には閉鎖されていて荷物が出せず(!)。
ワタクシは20年も新宿界隈に住んでいたが、「え?」という感じ。
もう、新宿はホームではないということか、はたまた、少しは休めということか。
後者と解釈して、別れたばかりの友人をふたたび呼び出し、彼女の終電まで飲んで、
ファストフード店で少し仕事をした後、ワタクシは(いつもの)サウナに。
明日は午後二時までに琵琶湖のほとりに行かねば。

(ひがし)

似島企画途中経過(3)番外編

2009-10-21 03:32:05 | 日記
しまったー。
上映作品の時間を勘違いしていた…。

不確定な要素が多いうえに、いろいろなものが複合していき、
パズルのようになってくる。
さらに、こちらの判断能力も低下してくる…。

もう一度、そこであらゆる可能性を考えてみる。

なんだか、この繰り返し。

最小限の予算で最大限の力・効果を引き出すにはどうするか?
最大限とは、しかし、カネとか集客のそれではない。
参加した人にしっかりとしたものが残り、次に続くということだ。
そのことを目指して、それがおもしろいからやっている。

ちょっと前に、この土地であった大がかりなイベントの、
予算配分の話を聞いた。
なーんも残らなかった、一応、文化的イベントだ。
某省庁からの助成金が、今の私たちの映画祭の予算よりも、
0がふたつ多く降りて、その半額が某大手広告代理店にもっていかれたそう。
そんなもんだろうと思っていたが、想像以上だ。

某電力会社のやつは、漁師さんたちに向かって、
「第一次産業では食っていけないでしょう」と、言い放ったそうだ。
くだらん。大企業にすがらないと生きていけないやつが何を言うか。

話を戻す(笑)。
似島企画担当のDDAねーさんにいわせると「みんな、欲張りだから」。
物欲ではなく、いろんなことをやろうとするということだ。
ま、彼女もそうなんだが。
この「欲」がどういうものかによって、生き方は大きく変わる。
そんな単純なことをあらためて思う昨今だ。

画像は、つづけて、祝島より。共闘する漁船とシーカヤック。
撮影Tojo  現在、制作中の映画『ミツバチの羽音と地球の回転』
 (鎌仲ひとみ監督/20010年完成予定)より

(事務局CHO)