ヒロシマ平和映画祭 Hiroshima Peace Film Festival

2013年12月、第5回開催!

今回は、過去上映作品のなかから、「今こそ、もう一度」な作品プラスαを上映予定。

ヒロシマ平和映画祭2013 12月に開催

2013年12月、第5回開催。 今年のテーマは「異郷の記憶」。 毎回50本近い作品を上映してきて第5回なので、今回は過去上映作品のなかから、「今こそ、もう一度」な作品を20本程度にプラスαな企画をしようともぞもぞしています。 一部プログラムの隠れテーマは「日本を取り戻す!」です(笑)。

ムサビ特別講演会のご案内

2009-05-28 13:51:31 | 関連イベント
この冬、
一緒に盛り上げていこうね、って話し合っている
もうひとつの映画祭、
『ダマー映画祭inヒロシマ』を先導する
部谷京子姐さんからのご案内です。

(フジイショウコ)

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武蔵野美術大学校友会主催
第27回特別講演会
部谷 京子
 「映画をデザインする」
 ー映画美術監督という仕事ー

 2009年7月4日(土)17:00~
 会場:武蔵野美術大学 鷹の台校(東京・小平市)
 定員:280名 入場無料

ただし、参加希望者は、
事前に校友会へのお申込が必要です。

WEBサイト
http://www.msb-net.jp/から「申込専用フォーム」で。
もしくは、事務局へE-mailでも可。

 受付期間:6月5日~6月22日必着。
 ※先着順のため、定員になり次第〆切。
 ※申込はお一人1回限り、2名様まで。
 ※受付完了の方には、招待状が届きます。


講演・校友会についてのお問い合わせは、
広報/中島さんまでどうぞ
msb-naka@musabi.ac.jp

●tel.0422-22-6407
●fax.0422-22-7612
●mail: msb@msb-net.jp

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 ー映画の美術監督という仕事は、俳優さんの肉体以外の
 映画に映るものすべてがその領域かもしれない。
 ベニヤ1枚、紙1枚が、セットとなって映像の中で本物
 になる映画の「マジック」を知った。「これぞ天職」と、
 映画の制作現場で働き始めた。
     「マイタウン広島」インタビュー記事より抜粋
 ―――――――――――――――――――――――――
 広島出身の 部谷京子さん。
 『ヒロシマ平和映画祭』の産みの母、
  三浦須満子元教諭の教え子である。

 深作欣二、黒澤明などの美術助手を経て
 周防正行監督「シコふんじゃった」(92年)で
 美術監督デビュー。
 その後のご活躍は
 皆さんの方がよーくご存知かも。
 
 日本の映画界で、なくてはならない存在、
 なのに、とても気さく。
 なのに、カープ好き。
 なのに、広島にちょくちょく戻ってきては
 8月「影絵展」、12月「ダマー」の活動中。 
 
 24時間ケイタイを話さない人。
 この人は、いったいいつ寝てるんじゃー

祝島から、スウェーデンから。

2009-05-28 11:29:07 | 関連イベント
ご案内です。

(事務局)

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「ぶんぶん通信no.1」上映会のご案内


 2010年春公開予定「ミツバチの羽音と地球の回転」の映画製作過程をいち
 早くお届けするビデオレター「ぶんぶん通信」。マスコミでは届かない声
 を伝えていきます。

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            持続可能な未来への意志
 原発建設に直面する山口県祝島と脱原発のスウェーデンの人々に出会った
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 希望の共有に向けて

 これからのエネルギーをどうするのか?
 今、私達は大きな課題を抱えています。
 この課題解決に取り組み、
 あきらめない人々にこの3年私は全国で
 出会い続けてきました。

 孤立から連帯へ、破壊から再生へ、
 転換の兆しがこの人たちの中に
 見えるように思えます。

 「持続可能」を実現するのは
 それを願う人々の意志です。

 撮影は試行錯誤連続です。
 その途中経過として
 今回「ぶんぶん通信no.1」を
 お届けすることにしました。

 厳しい現場からの報告ですが、それでも
 そこに希望が存在することを一緒に
 分かち合いたいと願っています。

      映画監督 鎌仲ひとみ

 
 ▼映画「ミツバチの羽音と地球の回転」HP▼
    http://888earth.net/index.html

≪上映情報≫
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「ぶんぶん通信 no.1 上映会 & 鎌仲ひとみ監督 お話会」
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■ 日時: 5月30日(土) 
      15:30  開場
      16:00  「ぶんぶん通信no.1」上映
      17:20  鎌仲ひとみ監督お話

■ 場所: 西区民文化センター 2階スタジオ
      (広島市西区横川新町6-1 TEL082-234-1960)

■ チケット : 大人 前売り 1,000円/当日1,200円
         中高生 前売り・当日共 500円 (小学生以下無料)

■ 主催 : 六ヶ所村ラプソディー上映会実行委員会

■ 問合先 : 082-892-3386(増田)

<チラシ表>
http://eeknow.jp/fspl/fspl.cgi/470J/chirashiSankakenTsuika3.pdf
 
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≪上映情報≫
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「すおうにうかぶあおいしま~祝島のそらとうみをおもう上映会~」
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■日にち:5月30日(土)

■開場:19:00  上映開演19:30 トークセッション20:45~

■料金 1200円+1order

■ゲスト:鎌仲ひとみ監督(「ヒバクシャ-世界の終りに」)
     青原さとし監督(「藝州かやぶき紀行」)

■場所:音楽喫茶 ヲルガン座(広島市中区十日市町1丁目4-32 森本ビル2F)

■連絡・予約先:山戸(090-8245‐2784)、古賀(090-7726-5876)
       席に限りがございますので、予約されてのご来場をお勧めしております。

※上映後は鎌仲監督や青原さとし監督などのゲストによるトークセッションもあります。

音楽喫茶 ヲルガン座
http://www.organ-za.com/
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≪上映情報≫
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  マイ箸ランチ&ぶんぶん通信no.1上映会 in 尾道
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■日時・場所:6月1日(月)
       11時半~マイ箸ランチ(尾道駅付近のお店を予定)
       13時~ ぶんぶん通信上映(約70分)(れいこう堂・JR尾道駅
裏)

■参加費:ランチ実費
     上映会500円

■お問合せ:090-5265-3855(安藤)
 


『バマコ』

2009-05-27 05:12:43 | 日記

鵜飼哲(監修)『スピヴァク、日本で語る』、みすず書房
という本を必要があって読んでいる。

このなかで、インド人でアメリカの大学で教えるガヤトリ・スピヴァクが熱く薦めるのが、フランス/マリ映画『バマコ』(アブデラマン・シサコ監督、2007年)だ。
監督はモーリタニア出身で、マリやフランスで活動する人。
バマコとは、マリの街の名前で、ここは音楽ファンには「バンバラ・ブルーズ」といわれる強烈な歌で知られるところ。
で、その歌が非常に効果的に、グローバリゼーションに抗するように使われているとのことなので。
ぜひ、見てみたいと思ったら、鵜飼さんが課してくださった。
英語字幕がついているので非常に助かると同時に素晴らしい映画だった。

(ひがし)

http://japan.unifrance.org/映画/27437/bamako-仮題:バマコ
http://www.jca.apc.org/gendai/20-21/2008/mauritania.html

日本語字幕版もあるようで、ちょっとみなさんにも見てほしいなと。

5/27、19時より。

2009-05-27 04:40:46 | 主催イベント
5/27(水)、19時より。
ひろしま女性学研究所にて。

東(あずま)美恵子監督、歓迎会および新作制作激励会
前作『ユリ』上映。

東美恵子監督は、京都出身、金沢美術工芸大学を経て、ミュンヘン・テレビ/映画大学へ。
前作『ユリ』で、ドイツでいくつかの賞を受賞。
そこからえたドイツ国家からの制作費で、この夏に広島で映画を撮影されます。

また、今日の集まりには、今フランスから来ているバチスト・ベセット監督も参加されます。

よろしければ、どうぞ。

(事務局)

本の宣伝

2009-05-27 04:32:01 | はじめまして!
さて、個人的にも、物書きのシゴトがけっこう忙しいのです。
ま、この手のシゴトは、もともとがワーキングプアです(笑)。
そのうえ、今年は、毎月のように、単著ではないにしろ、編著や共著の本が出るというちょっとキビシい状況。
で、いろいろなところに出かけて喋らないといけません。これも仕事です。
だいたいが東京にある出版社からになりますが、「メイド・イン・ヒロシマ」本にも力を入れていきたいとも考えています。

先週は、東京の老舗大手から出る共著の再校ゲラをあげて、ひと安心。
再校ゲラというのは、本になる前の2回目のチェックのこと。
6月初めに出ます。
映画祭でも上映したいと考えている琴仙姫(クム・ソニ)さんによる、沖縄などのアーティストたちの映像記録約3時間のDVD付き、で、なんと3100円!
李静和(編)『残傷の音 「アジア、政治、アートの未来」へ』、岩波書店
です。

昨日は、友人と二人での共著で、ひろしま女性学研究所から出る本の初校をほぼ終了。
先に使った言葉でいうと、「単著」というのはひとりで書いてひとりの名前で出ます。
「編著」というのは、内容の方向性は決めて何人かの人に頼んで書いてもらって「編む」。
編者と編集者は別の人がやることが多くて、この場合、「編んだ」責任を取る人が編者、実務をおこなう人が編集者です。
「共著」という場合は、そうした責任者が他にいて、何人かで参加したものの場合。
また、ふたりで書いたものも共著。この本はそれ。
東琢磨+行友太郎(共著)『フードジョッキー 理論と実践』、ひろしま女性学研究所、6月末頃刊行予定、です。

で、地元出身で大学も就職もいったん広島でして、その後に東京に出てがんばっている若い女性のイラストレーターさんに、彼女にとっては初の装丁の仕事もお願いするという展開。
なかなかいい感じになりそうです。
米丸ゆみさん
http://yumiyonemaru.web.fc2.com/index.html

このサイトの感じとはちょっと違ってパワフルです。

*新しい本のカヴァー案を掲げる行友、高雄両氏。

(東琢磨)


『オレの心は負けてない』

2009-05-27 04:17:36 | 主催イベント
昨日26日は、『オレの心は負けてない』
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/7486/eiga/index.html

試写会をおこないました!
安海龍監督とは、一度お会いしましたが、韓国の写真家です。
編集の田中藍子さんは、2007年の映画祭に来てくださった比嘉豊光さんが宮古の女性だけの祭祀を撮ったものを計6時間にまとめた『ナナムイ』の編集もされています。
で、元従軍慰安婦のおばあさんのドキュメンタリーです。
圧倒的なパワー(怒り、笑い、泣き、歌い…)な宋神道さんに、笑わされ、泣かされ…、でした。

この国際平和文化都市では、まだ上映されていなかったことが発覚したので、こちらの映画祭で必ずやります。

(事務局・ひがし)


持つべきものは…。

2009-05-26 02:21:44 | 日記
友人が労作を出版した。
で、みんなで東京に集まってマジメにシンポなんかやったあとに、お祝いのパーティをしようということに。
で、いくつか感心したことが。

まず、さささっと候補の店がURLでリストアップ。
これをやる人にも、ネットにも感心。
次に、他の人たちが経験に基づいて、ざざざっと点検。
ここがいいかなと思ったら、今度は念のため、違う街もチェック。
即座にその街に詳しい友人がまたリストアップ。
さらに、高給与の友人がこれこれ以上の場合は、こっちが負担しますよと。

で、とりあえず、ワタクシはなんとか東京まで行けばいいみたいです。

いやはや、頼りになります。
持つべきものは友なり。

(ひがし)


男の旅は一人旅…、そして、福岡/博多

2009-05-26 02:18:51 | 日記
所用で福岡に行ってきた。
最近というか、広島に戻ってからよく行く土地のひとつとなっている。
沖縄に行くにも便利。
一日一便しかない広島空港よりも、一時間に一便ペースであり安くなり、アクセスも便利な福岡空港経由(というか博多経由)の方が楽しい。

で、悩むのが、福岡というべきなのか博多なのか、だ。
一緒に飲んだ地元出身の某新聞社の若い記者さんのわかりやすい解説による。
東側=博多=町人・商人の街、西側=福岡=武家の街。
これが、那珂川によってわかれている。
その境界にあるのが中州(中洲)ということなんだそうだ。
中洲はまさにボーダーランドという感じだが、川好きの私にはなかなか魅力的だ。

はてさて、もう少し一人旅を続けてみようかな。

(ひがし/メタボーグ001一番星)


6/13ゆんたく高江@東京

2009-05-23 02:25:57 | 関連イベント
案内いただきました。

(事務局)


***********************以下、転送・転載大歓迎!!***********************
 
高江は、沖縄県北部地域の山原(やんばる)に位置する小さな集落です。
豊かな森に囲まれ、ヤンバルクイナなどの稀少動物が人々と共に暮らしています。
しかし、この高江で今、米軍のヘリパッド(ヘリコプター離着陸帯)の建設計画が進められています。
暮らしや自然にヘリパッドが与えるダメージは計り知れません。
高江では、ヘリパッド建設に抵抗する座り込みが一日も欠かすことなく続いています。
 
高江が抱えている問題を一人でも多くの人に知ってもらいたい!
その思いから「ゆんたく高江」は始まりました。
今年も高江の人々を招き、この問題についてゆんたく(おしゃべり)する場を作ります。
友達や家族といっしょに、気軽に遊びにきてください!
 
第2回ゆんたく高江
2009年6月13日(土) 13:00~20:00
東京都渋谷区千駄ヶ谷区民会館(JR 原宿駅竹下口から徒歩7分、渋谷区神宮前1-1-10)
参加費無料!(カンパ大歓迎)

webサイト→ http://helipad-verybad.org/

●ライブ
知久寿焼(fromパスカルズ/ex.たま)
寿[KOTOBUKI]
南アイ(唄と三線)
サダ+さっちゃん(fromサダ&モンゴロイド・スポッティング/花フェノ)
ラビラビ

●ゆんたく(おしゃべり)
 ヘリパッドいらない住民の会(from高江) 
 安次嶺現達さん(住民の会共同代表)ほか

●高江を知るDVD最新バージョンの上映
●高江の写真・絵・資料展
●カフェ&キッズコーナー
●高江支援グッズ物販コーナー
●つくってみよう!月桃ムーチーワークショップ
●他、各団体出店

【問い合わせ】
電話 090-1944-4336(第2回ゆんたく高江実行委)
メール yuntakutakae(@)yahoo.co.jp ←カッコ内を半角@に変えて下さい☆

【賛同人・賛同団体・カンパ募集中!】
このイベントは皆さんからのカンパで成り立ってます。
なにとぞ熱いカンパを~!

カンパ振込先
●郵便振込
記号10030 番号16103691
口座名 ゆんたく高江実行委員会
(振込用紙に、氏名・団体名のチラシ等への掲載の可否をお書き添え下さい)  
個人1口1000円、団体1口2000円

【ボランティアスタッフ募集中】
この企画では当日のボランティアスタッフを募集しています。 
いっしょにイベント楽しみましょう!気軽にご連絡ください!


「環境にやさしい」、または動物愛護について

2009-05-18 13:31:26 | 日記
ウンベルト・坪原です。

所用で、奈良に出かけました。
せっかくなので、興福寺の五重塔や東大寺を訪ね、
我が国の伝統文化に浸り、悠久の歴史の「気」に触れて参りました。
神社仏閣とはいいものです。

境内には鹿がたくさんいて、
観光客のえさでとても肥えていて、
穏やかな表情をしています。

奈良のバスの中では、
「地球環境にやさしいバスです。」というステッカーが窓ガラスに貼られていました。

私は、残酷とは何かということを考えざるを得ません。

先日、朝日新聞で、「30代の自殺過去最多 若い世代増加 08年警察庁統計」という記事が掲載されていましたが、
同記事によると、その背景として、不況を背景にした雇用問題や職場のストレスの影響があるようです。

昨今の不況を背景に、
労働者には、派遣切りを行い、また、転勤か解雇か、配置転換か死かを迫るような企業が、
毎日のように、メディアでは、「環境にやさしい」と謳う製品を広告しているのです。
湯浅誠さんも言っていますが、日本の企業は、環境にはやさしいが、人間には、とても冷たいようです。

奈良の鹿は太っていますが、
えさやりを禁止している宮島の鹿はやせています。
動物愛護の観点から、
鹿を救おうという運動も耳にします。
捕鯨やイルカ捕獲に対する過激な抗議運動もよくニュースに流れます。
そういった運動に、
私は、人間よりも動物のほうが大事なのかという若干の疑問を持っています。

動物愛護には大層熱心である一方で、
イスラエルのガザ攻撃といったような、
人間の大量殺戮には無関心であるように見えるからです。

知能が高いから、あるいは、かわいいから保護しろという発想にも
私はファシズムを感じます。

愛情にしても、ペットとしての愛に過ぎません。

昨年、札幌市で「国際プレカリアート映画祭」が開催されたそうです。
プレカリアートとは、「不安定な労働者」をさす造語です。

近年、秋葉原事件など無差別殺傷事件が連続して発生していますが、
犯人も不安定を強いられた人でした。
私は、不安や不信を基盤とする社会ではなく、
内発と信頼を基盤にする社会を望むものです。

映画祭試写でも一同に衝撃を与えていましたが、
短編『犬と狼のあいだ』は必見です。
『二十万の亡霊』のジャン・ガブリエル・ペリオ監督の新作です。

人間を壊すと何が起きるか、
ロベール・ブレッソンの『ラルジャン』を思わせます。