先日、満員御礼となりました横川シネマでの先行上映会&纐纈あや監督・ゴトウイズミさん・二階堂和美さん・山戸明子さんのトークイベントに続き、
昨日19日から、『祝(ほうり)の島』が公開されています。
1日遅れのブログへの転載/ご案内となり
、
大へん申し訳ございませんーー! 平に、御詫び申し上げます。
昨日ご参加下さいました皆様、本当にありがとうございました。
こちらのご案内も、どうぞご覧下さい。
⇒ http://yokogawa-cine.jugem.jp/?cid=4
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上関は原子力発電所の建設問題で揺れていますが、この映画では、祝島の人々の
生活風景が丹念に映し出されています。
映画の上映にともない、広島でこの映画を私たちの日常生活とどのようにつなげ
ていくことができるのか、19日からの1週間日替わりゲストを迎えて「つなぐ
言葉」を紡ぎ出していきたいと考えています。
みなさまのご参加をお待ちしています。
また、トークに参加していただくみなさま、どうかよろしくお願いいたします。
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シャリバリ地下大学夜間部横川シネマ校舎
映画『祝の島』公開記念トークイベント
◆「みる」から「つなぐ」へ- 映画と日常をつなぐ七日間◆
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●日程●
6/19(土) ~ 25(金)
上映終了後にトークイベントを開催!!
6/20(日)~6/25(金)は、18:30~(107分)の上映終了後、開催します。
個別のイベントプログラムは、下記をご参照ください。
●料金●
映画を鑑賞された方は無料です(入場料に含みます)。
トークイベントのみ参加の方は、ご入場の際 500円いただきます。
祝島物産品特設コーナー
(祝島のびわ茶入り/ひじき入りスペシャル・クッキーも登場・ご好評を頂いています)、
祝島写真展示もあります。
●上映場所●
横川シネマ
http://yokogawa-cine.jugem.jp/
(アクセス http://yokogawa-cine.jugem.jp/?cid=7)
●映画『祝の島』ホームページ
http://www.hourinoshima.com/
●主催●
ヒロシマ平和映画祭 シャリバリ地下大学 横川シネマ
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●趣旨●
「みる」から「つなぐ」へ- 映画と日常をつなぐ七日間
瀬戸内海周防灘に浮かぶ島、祝島。上関で原子力発電所の建設計画が持ち上がり
、28年が経ちます。建設計画反対運動は、現在さまざまな広がりをみせてきてい
ます。「祝島」が語られるとき、原子力発電所の建設計画への反対運動や豊かな
自然の保護という側面から語られることが多いように思えます。しかし祝島には
日々の暮らしがあります。そこで生活している人々がいます。原子力発電所建設
計画の問題も豊かな自然も、祝島の日々の暮らしと密接に関わったものであるは
ずです。ただ、祝島に暮らしていなければ、そうした「日々の暮らし」という眼
差しを忘れてしまいがちです。
祝島と広島は瀬戸内海でつながっています。そして祝島と同じように、広島に暮
らす私たちにも日々の生活があります。このトークイベントは、映画『祝の島』
に描き出される日常生活を広島に暮らす私たちが受け取り、瀬戸内海の潮流のよ
うに祝島と広島を「つなぐ言葉」を紡ぐ7日間として企画されました。
それぞれの関心を持ちながら、広島で暮らす方々にスピーカーとして映画『祝の島』
を「どう観たか」語ってもらい、みなさまとともに祝島と広島をつなぐ言葉を紡ぎ出す
ことができれば幸いです。
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■19日(土曜日)14:00~15:50 シンポジウム「広島と祝島をつなぐ」
私たちが広島で映画『祝の島』をどう受けとめるのか。祝島を故郷にもつ山戸さ
ん、数々の現場でドキュメンタリー映画を撮ってこられた青原さん、瀬戸内の自
然保護に携わってこられた高島さん、大学卒論で上関の問題を研究された脇山さん
に語ってもらいます。こうした語らいを、広島にこの映画を迎え入れた横川シネマ
の溝口さんの想いとつなぎ合わせて、映画を観られたみなさんと語り合いたいと
思います。
*トークイベント終了後、ハルコ率いる”ブイブイ数え歌”のパフォーマンスあ
り!!
ぜひみなさんも歌ってください。
○スピーカー○
山戸明子(祝島出身・広島在住、派遣社員)
青原さとし(ドキュメンタリー作家)
高島美登里(「長島の自然を守る会」代表)
脇山都(広島市立大学卒業生)
溝口徹(横川シネマ)
○MC(司会)○
上村崇
(ヒロシマ平和映画祭実行委員/シャリバリ地下大学)
行友太郎
(シャリバリ地下大学学長/ヒロシマ平和映画祭実行委員)
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■20日(日曜日) 20:20~20:50 「海と土をつなぐ」
食べること、食べ物をつくることは日々の暮らしのなかで本質的なことです。三
原で有機農法に携わっておられる坂本さんを迎え、食べ物をつくること、海と土
というテーマでお話しいただきます。
○スピーカー○
坂本圭子(耕太郎)(農業)
○MC○
行友太郎
山戸明子
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■21日(月曜日) 20:20~20:50 「釣り人へとつなぐ」
祝島も広島も海でつながっています。今回は無類の釣り好きである大歳さんと釣
り好きが祝島の風景を観てなにを感じたのかということを語っていただきます。
○スピーカー○
大歳(釣り人)
○MC○
上村崇
青原さとし
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■22日(火曜日) 20:20~20:50 「身体へとつなぐ」
祝島は祭りの島でもあります。祭りは単なるイベントではなく豊かな自然や神々
と一体化する儀式です。広島で劇場という空間に囚われることなく、さまざまな
場所でパフォーマンスしてこられた大槻さんがこの映画をみてどのように感じら
れたのか。祝島をめぐる事象とイメージの広がりについて語っていただきます。
○スピーカー○
大槻オサム
○MC○
上村崇
青原さとし
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■23日(水曜日) 20:20~20:50 「ジェンダーへとつなぐ」
日々の暮らしのなかにはジェンダーの問題も織り込まれています。岩国米兵によ
る少女暴行事件から、呉-広島-岩国という軍事三角地帯という地理的/政治的
な図式を指摘された高雄さんは長年広島で女性運動に携わって来られました。瀬
戸内の三角地帯に上関原発建設を重ねあわせながら、ジェンダーについて語って
いただきます。
○スピーカー○
高雄きくえ
○MC○
上村崇
柿木伸之(広島市立大学教員)
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■24日(木曜日) 20:20~20:50 「アートへとつなぐ」
アートは鑑賞する作品であるだけではなく、表現活動そのものでもあります。中
国から日本に渡ってこられ、基地に関する問題を作品として表現されている范さ
んから「祝島」はどのように見えたのか。范さんのアーティストとしての経歴と
ともにアートと祝島を関連づけて語っていただきます。
○スピーカー○
范叔如(アーティスト)
○MC○
上村崇
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■25日(金曜日) 20:20~20:50 「広島から祝島へ」
7日間の語らいの最後は、これまで紡がれてきた言葉をてがかりに、広島から祝
島へ応答する言葉は何かということを考えていきたいと思います。広島でさまざ
まな活動に関わってこられた塩出さんと増田さんとともに、映画『祝の島』を観
たうえで祝島にどんな言葉を投げかけることができるのか、考えていきたいと思
います。
○スピーカー○
塩出香織(学生)
増田千代子(ボイス・オブ・ヒロシマ)
○MC○
上村崇
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どうぞよろしくお願いします!
このトークは一部、「らじお☆ぱふぱふ/Radio PUF☆PUF」にもアップ、放送される予定です。(放送されない日もあります)
http://puf-puf.radilog.net/
(マリーン)