ヒロシマ平和映画祭 Hiroshima Peace Film Festival

2013年12月、第5回開催!

今回は、過去上映作品のなかから、「今こそ、もう一度」な作品プラスαを上映予定。

ヒロシマ平和映画祭2013 12月に開催

2013年12月、第5回開催。 今年のテーマは「異郷の記憶」。 毎回50本近い作品を上映してきて第5回なので、今回は過去上映作品のなかから、「今こそ、もう一度」な作品を20本程度にプラスαな企画をしようともぞもぞしています。 一部プログラムの隠れテーマは「日本を取り戻す!」です(笑)。

キム・ミレ監督『外泊(ウェバク)』(Kim Mire "Weabak")上映in広島決定!

2011-01-13 19:15:10 | 共催イベント
【速報!】
広島市立大学社会連携プロジェクト研究「ヒロシマと世界をつないで平和を探究する映像文化の形成」事業  表現の臨界点(クリティカル・ポイント)
──広島の現在と赤狩り、安保、沖縄──

表現と政治の危機にある広島。その現在を世界史的に照射し、文化の想像力を問う映画上映、シンポジウムなどの連続企画!!

前回お知らせしましたこの連続企画(1月28日広島市留学生会館、2月5日広島市立大学講堂小ホール、2月13日横川シネマ)に、さらにもう1つの企画:キム・ミレ監督の『外泊(ウェバク)』(Kim Mire: "Weabak")上映が決定しました!    (エンヤートット)

【上映後、監督キム・ミレさんのトークがあります!】
                                         


【企画II】
表現の臨界点(クリティカル・ポイント)──広島の現在と赤狩り、安保、沖縄II
東アジアで女性として生きること、働くことを考える映画上映会

上映作品:キム・ミレ監督『外泊』(韓国/2009年/73分:Kim Mire: “Weabak”)

作品紹介:2007年6月30日夜、500人の女性労働者たちが韓国ワールドカップ競技場にあるホームエバー・ハイパーマーケットのカウンターを占拠した。翌7月1日「非正規職保護法」施行。ホームエバーを経営するイーランドグループは、レジ係の外注化や新賃金体系で、差別を固定化しようとしていた。非正規、正規の女性労働者たちはその差別的扱いに怒り、立ち上がったのだ。『外泊(ウェバク)』は、510日間続いた女性労働者たちの闘いを描く。女性たちはマーケットに毛布を敷きつめ、家を離れ、「外泊(泊まり込み)」を始めた。食料を持ち寄り調理し、互いの思いを語り合う。歌い、踊り、泣き、笑い、労働闘争はいつしか家族的役割からの解放の場を生み出す。

日時:2011年2月1日(火)19:00~21:30
会場:ひろしま女性学研究所1階すぺーすf(広島市中区白島北町16-25/Tel.: 082-211-0266)
入場料:一般1000円/学生・生徒無料
上映後、監督キム・ミレ(金 美禮)さんのトークあり。

会場への行き方(検索例:グーグル地図検索)
(次の地図検索Webサイトで、空白の長方形欄に「住所(番地まで)」を入力し、ご検索下さい)
http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&tab=wl

最寄り駅:アストラムライン「白島(はくしま)」駅 

イトー・ターリさん(『ひとつの応答in原爆ドーム前』 横川シネマ新春特別上映)

2011-01-01 13:55:46 | 共催イベント
横川シネマ新春特別上映
ドキュメンタリー映画
『イトー・ターリ パフォーマンス  ひとつの応答in原爆ドーム前』に関連して

Tari Ito(イトー・ターリ)さん Performance Artist/Feminist のホームページ
News「パフォーマンス”ひとつの応答”シリーズ」欄
http://itotari.com/news-1.html

               (エンヤートット)

あけましておめでとうございます。新年早々のご案内!

2011-01-01 01:39:50 | 共催イベント
東琢磨です。

あけましておめでとうございます。

今年は年末開催予定で映画祭を行いますが、1月末から三週間、
毎週末にまずは上映イベントをおこないます。
近日、ご案内さしあげます。

で、2日より、以下の作品の上映が決定しました。
劇場での公開は初となります。

よろしくお願いいたします。



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横川シネマ新春特別上映
ドキュメンタリー映画
『イトー・ターリ パフォーマンス  ひとつの応答in原爆ドーム前』

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2011年1月2日(日)~7日(土)
(2010年 DV 62分 撮影・編集 青原さとし)
11:40~12:50
13:00~14:10
料金 当日一般1300円 
横川シネマ!! 
住所:733-0011  広島市西区横川町3-1-12 横川商店街
ビルA棟1階
電話&ファックス:082-231-1001
メールアドレス:cinema-st@mx41.tiki.ne.jp
ホームページ http://yokogawa-cine.jugem.jp/


■解説■
2009年12月3日、ヒロシマの原爆ドーム前が、
つかのまオキナワ、カンコクと共鳴する空間となった。
イトー・ターリによる今も絶え間なく増え続ける性暴力被害者への
鬼気迫る「弔い」ともいえるパフォーマンスの記録である。
ヒロシマ平和映画祭2009実行委が開催した。

■「ひとつの応答」とは■
パフォーマンスは「居るのに居ないものとして扱われてきた
性暴力被害者の人々の存在」をテーマにしています。
ここで言う性暴力は軍事下において引き起こされたものを指しています。
性暴力被害者とは満州事変、日中戦争など戦線が拡大した1930年
代後半から、日本が敗戦をむかえた1945年の間、旧日本軍が作った「慰安所」に
強制連行された女性たちのことであり、
また、敗戦後、米国の占領下におかれ、1972年日本へ復帰した沖縄において、
今日まで、米軍基地に所属する兵士によって強姦された無数の人たちのことです。
 日本軍が組織的に起こした犯罪行為と米兵が起こした犯罪ではその意 味は大きく異なります。
しかし、戦争というものが人を狂気に導き、占領した兵隊たちが手当たり次第、多くの女性、
子どもに性的暴力を加えた事実は両者とも異なるものではないのです。
そして、日本軍「慰安婦」の問題を解決しないでいることは、日常生活のなかで
起こっているDVや米兵による性暴力事件の多発を許す起因にもなっていると言っても
過言ではありません。人権意識の希薄な日本の文化が存在して、その社会で生きていることに
自覚的でありたい、それが私のパフォーマンスをやる動機です。
そして、この1月2日にまたハルモニが亡くなりました。
一刻も早い日本政府による謝罪と補償の実行を働きかけることがパフォーマンスの目的です。

2010年
1月   イトー・ターリ

■イトー・ターリ■
1973年から身体表現に関わり始め、1982から1986年にオランダに滞在した後から、
パフォーマンスアートに移行した。東京をベースに、国際パフォーマンスフェスティバル、
国際美術展に多数参加し、またギャラリーでの個展も行ってきている。
ゴム、鉄板、鏡、アルミなどの素材を駆使し、ビデオ、CG映像なども折り混ぜて行われる行為は、
身体、セクシュアリティなどをテーマとするマルチメディアパフォーマンスである。
1987 『表皮とかたまり』 1991 わたしはここにいる』 
1992『フェイス』 
1995『ディスタントスキンシップ』
1996『自画像96』 1998『わたしを生きること』 
2001『恐れはどこにある』 
2003『狂った身体』 
2004『恐れはどこにあるー反戦編ーvol.1,2』『虹色の人々』 
2005『Meditating
Body』
2006『あなたをわすれない』