ObamaケアでさっそくITシステムが不調のようです。
さて、先週もなかなか忙しかったです。課題も2件納期でした。
ひとつは、事例問題です(クライアントのコンサルティング契約書を作成する。)。自分は弁護士のアソシエイト。クライアントは米中間の国際取引で、相手と交渉がまとまらずに口頭合意だけで仕事をしていたが、いよいよ報酬を払ってくれそうにないと不安になったので契約書を締結したいとの状況設定。
もうひとつも事例問題。シュリンクラップ契約のSWをクライアント(消費者または自営業)が使用していたところ、PCデータ破損の損害を受けた。しかし、そもそもパッケージをあけたのはSWを売ったリセラーで、ライセンシーたるクライアントはパッケージを開けておらず、適用される契約条件を知らなかったという状況設定。アソシエイトとして、関連するような判例を探し、ケースブリーフを4件作成するというものでした。
この前に提出した課題も、事例問題で中国で合弁会社を作成するためのタームシートでしたし、こちらの課題は実践的なものがいまのところ多いです。
はやくも中間テスト、中間課題、期末テスト準備、MPRE、NYBARのオンライン授業…、と予習・復習以外にもいろいろと周りもあわただしくなってきました。単位が一つも落とせないので、気合を入れなおしたいと思います。。。
ホントははやく免許を取ったり髪を切ったりしなきゃいけないのですが、行けずじまいです。
髪を切るところは、近所にもあるのですが、あきらかに黒人さん向けでコーンローしかやってくれなさそうなお店なので、躊躇しています。
コーンローにしたら就業規則にひっかかりますでしょうか。
SCOTUS傍聴
せっかくDCにいるので、SCOTUSの見学に行ってきました。
SCOTUSというのはthe Supreme Court Of The United Statesの頭文字をとったもので、いわゆる最高裁です。
(ちなみにSupreme Court=最高裁と訳すのは必ずしも正しくなく、NY州の裁判所はSupreme Courtは原審だったりします。NY州の場合は最高裁はCourt of Appealsです)
私が訪問した日は最初のケースが朝の10時から、二つ目が11時からだったのですが、一般人向けの傍聴席(先着約50名…関係者などで席が埋まると一般向けは減るらしいです)を取るには早くいかなければならないというアドバイスを受けて、早朝に出発。
人気のない暗い道(しかも雰囲気があまりよくないUnion Stationあたり)を歩くのはクラスメートと一緒でもほんの少し怖かったですが、朝の6:40には最高裁前につきました。
警備員が整理券を配っていきます。
が、
おどろくことにすでに45番。
10分前についた友人は20番半ばで、少し後についた友人は50番以降となっていました。
ちなみにこの整理券で席が確保されるわけではなく、裁判所内に入るための番号になっています。
したがって、開廷時間が近くになると裁判所内でまた先着で並ぶことになりまして、ここで競争に敗れると下手すると傍聴できません。
裁判所内に入ると、カフェやお土産コーナーがありますので、所定の時間まで時間をつぶすことになります。
そのほか、廊下には過去の最高裁判事の肖像画が飾ってあったりします。
注意点はセキュリティーチェックでして、基本的には法廷内にはペンと紙またはノートしか持参できません。電子機器、上着、カバンといったものは当然NGです。厄介なのがアメリカで遭遇しがちな恣意的な?・適当な?チェックでして、ひとによって同じものを持っていてもOKだったり、NGにされたりします。
かくいう私も最初の警備員にOKといわれたノートのカバーを二人目の警備員に外せと指示されまして、わざわざロッカーまで戻る羽目になりました。この間もほかの人は入廷し続けますので、ここで席が埋まってもアウトです。朝の6時から並んでようが、アウトです。。。ほんとに危うく入廷できないところでした。
なお、ロッカーは25セント硬貨(使用後に戻らないタイプ)ですので、コインを持っていないと、そこでまた荷物を預けられず入廷できずにゲームオーバーになります。
ちなみに、通常のじっくり傍聴するコースのほか、10分位ごとに入れ替わる素通り傍聴制度もあるようです。
私の座っていた最後方の席あたりに素通り観客用の席がありますが、遠いのであまり音声が聞き取れないことがありますので注意してください。
その他、訪問の詳細手続きは最高裁のサイトをご覧ください。
(http://www.supremecourt.gov/visiting/visiting.aspx)
私の傍聴した案件は、次の2件です。(ソースSCOTUS blog:http://www.scotusblog.com/)
1.Kaley v. United States
Issue: Whether, when a post-indictment, ex parte restraining order freezes assets needed by a criminal defendant to retain counsel of choice, the Fifth and Sixth Amendments require a pre-trial, adversarial hearing at which the defendant may challenge the evidentiary support and legal theory of the underlying charges.
2.Kansas v. Cheever
Issue: Whether, when a criminal defendant affirmatively introduces expert testimony that he lacked the requisite mental state to commit capital murder of a law enforcement officer due to the alleged temporary and long-term effects of the defendant’s methamphetamine use, the state violates the defendant’s Fifth Amendment privilege against self-incrimination by rebutting the defendant’s mental state defense with evidence from a court-ordered mental evaluation of the defendant.
当日は双方の主張を述べて、裁判官から質問をするという流れで、それぞれ約1時間で終了です。
かなり厳粛な雰囲気で終始進行するのかと思いましたが、ときおり裁判官からは皮肉やジョークが飛ぶなど、観客の笑いもときおりこぼれていました。
(観客の私語は厳禁ですが、ジョークに対して反応するのはOKのようです。)
事前にケースブリーフはざっと読んでいったものの、議論についていくのは相当厳しかったので、いつか再度チャレンジしようかと思います。
某国学生と日本人学生との飲み会、自宅でのパーティ開催、クラスメートの誕生日会参加@クラブ
続いて、社交活動ということで、上記のイベントに参加してきました。
某国学生との交流ではBombという彼らのカクテルやマッコリ、日本酒、ビールなどで騒ぎながら楽しい時間を過ごしました。
留学に来ている国際派&法律家などの知識層、ですので国家間のいさかいはともかく、飲み会では険悪な雰囲気になることもなく、親交を深めることができました。
この会に限らずとくにアジアの人と話していて思いますが、なんだかんだと言って、彼らは日本のアニメや漫画についてとても詳しいです。
あと、某国の男性は成人男性向けの映像資料についても関心があるようです(自国では違法だから、とのこと)。
「モザイクというものがなぜあるのか」について、真顔で質問されました(笑)
そのほか、知人を招いて自宅で日本食パーティを実施しました。慣れないところもありましたが、なんとかやりきることができました。
ホスト側になって思うのが、宗教上の理由や文化で人によって食べれるものが違うこと、あまりしゃべっていない人に話題を提供すること、外人時間(開始時間から1時間くらいたたないと誰も来ない)の管理、の大変さです。
日本のことをまったく知らない人はほとんどいないですが、逆に相手国のことをこちらが知らないことはよくあります。あと、表面的な話題を振られると嫌そうな人もいたりします(我々も日本=寿司とか言われるといい加減うんざりするのと同じと思います)。
そのほか、いざ説明しようとすると、意外と自分が日本についてよく知らなかったりします。このあたりは普段から関心を持っておかないと、いざというときに気まずいなと実感。
誕生日会では六本木にあるような?クラブに行ってまいりました。
ダンスは最近になって日本で必修化されていますが、私はダンスなるものはしませんので、見よう見まねで…苦笑。たぶん、はたから見たら壊れたC3POみたいだったと思います。まあ、楽しければ何でもいいとおもいます!
さて、先週もなかなか忙しかったです。課題も2件納期でした。
ひとつは、事例問題です(クライアントのコンサルティング契約書を作成する。)。自分は弁護士のアソシエイト。クライアントは米中間の国際取引で、相手と交渉がまとまらずに口頭合意だけで仕事をしていたが、いよいよ報酬を払ってくれそうにないと不安になったので契約書を締結したいとの状況設定。
もうひとつも事例問題。シュリンクラップ契約のSWをクライアント(消費者または自営業)が使用していたところ、PCデータ破損の損害を受けた。しかし、そもそもパッケージをあけたのはSWを売ったリセラーで、ライセンシーたるクライアントはパッケージを開けておらず、適用される契約条件を知らなかったという状況設定。アソシエイトとして、関連するような判例を探し、ケースブリーフを4件作成するというものでした。
この前に提出した課題も、事例問題で中国で合弁会社を作成するためのタームシートでしたし、こちらの課題は実践的なものがいまのところ多いです。
はやくも中間テスト、中間課題、期末テスト準備、MPRE、NYBARのオンライン授業…、と予習・復習以外にもいろいろと周りもあわただしくなってきました。単位が一つも落とせないので、気合を入れなおしたいと思います。。。
ホントははやく免許を取ったり髪を切ったりしなきゃいけないのですが、行けずじまいです。
髪を切るところは、近所にもあるのですが、あきらかに黒人さん向けでコーンローしかやってくれなさそうなお店なので、躊躇しています。
コーンローにしたら就業規則にひっかかりますでしょうか。
SCOTUS傍聴
せっかくDCにいるので、SCOTUSの見学に行ってきました。
SCOTUSというのはthe Supreme Court Of The United Statesの頭文字をとったもので、いわゆる最高裁です。
(ちなみにSupreme Court=最高裁と訳すのは必ずしも正しくなく、NY州の裁判所はSupreme Courtは原審だったりします。NY州の場合は最高裁はCourt of Appealsです)
私が訪問した日は最初のケースが朝の10時から、二つ目が11時からだったのですが、一般人向けの傍聴席(先着約50名…関係者などで席が埋まると一般向けは減るらしいです)を取るには早くいかなければならないというアドバイスを受けて、早朝に出発。
人気のない暗い道(しかも雰囲気があまりよくないUnion Stationあたり)を歩くのはクラスメートと一緒でもほんの少し怖かったですが、朝の6:40には最高裁前につきました。
警備員が整理券を配っていきます。
が、
おどろくことにすでに45番。
10分前についた友人は20番半ばで、少し後についた友人は50番以降となっていました。
ちなみにこの整理券で席が確保されるわけではなく、裁判所内に入るための番号になっています。
したがって、開廷時間が近くになると裁判所内でまた先着で並ぶことになりまして、ここで競争に敗れると下手すると傍聴できません。
裁判所内に入ると、カフェやお土産コーナーがありますので、所定の時間まで時間をつぶすことになります。
そのほか、廊下には過去の最高裁判事の肖像画が飾ってあったりします。
注意点はセキュリティーチェックでして、基本的には法廷内にはペンと紙またはノートしか持参できません。電子機器、上着、カバンといったものは当然NGです。厄介なのがアメリカで遭遇しがちな恣意的な?・適当な?チェックでして、ひとによって同じものを持っていてもOKだったり、NGにされたりします。
かくいう私も最初の警備員にOKといわれたノートのカバーを二人目の警備員に外せと指示されまして、わざわざロッカーまで戻る羽目になりました。この間もほかの人は入廷し続けますので、ここで席が埋まってもアウトです。朝の6時から並んでようが、アウトです。。。ほんとに危うく入廷できないところでした。
なお、ロッカーは25セント硬貨(使用後に戻らないタイプ)ですので、コインを持っていないと、そこでまた荷物を預けられず入廷できずにゲームオーバーになります。
ちなみに、通常のじっくり傍聴するコースのほか、10分位ごとに入れ替わる素通り傍聴制度もあるようです。
私の座っていた最後方の席あたりに素通り観客用の席がありますが、遠いのであまり音声が聞き取れないことがありますので注意してください。
その他、訪問の詳細手続きは最高裁のサイトをご覧ください。
(http://www.supremecourt.gov/visiting/visiting.aspx)
私の傍聴した案件は、次の2件です。(ソースSCOTUS blog:http://www.scotusblog.com/)
1.Kaley v. United States
Issue: Whether, when a post-indictment, ex parte restraining order freezes assets needed by a criminal defendant to retain counsel of choice, the Fifth and Sixth Amendments require a pre-trial, adversarial hearing at which the defendant may challenge the evidentiary support and legal theory of the underlying charges.
2.Kansas v. Cheever
Issue: Whether, when a criminal defendant affirmatively introduces expert testimony that he lacked the requisite mental state to commit capital murder of a law enforcement officer due to the alleged temporary and long-term effects of the defendant’s methamphetamine use, the state violates the defendant’s Fifth Amendment privilege against self-incrimination by rebutting the defendant’s mental state defense with evidence from a court-ordered mental evaluation of the defendant.
当日は双方の主張を述べて、裁判官から質問をするという流れで、それぞれ約1時間で終了です。
かなり厳粛な雰囲気で終始進行するのかと思いましたが、ときおり裁判官からは皮肉やジョークが飛ぶなど、観客の笑いもときおりこぼれていました。
(観客の私語は厳禁ですが、ジョークに対して反応するのはOKのようです。)
事前にケースブリーフはざっと読んでいったものの、議論についていくのは相当厳しかったので、いつか再度チャレンジしようかと思います。
某国学生と日本人学生との飲み会、自宅でのパーティ開催、クラスメートの誕生日会参加@クラブ
続いて、社交活動ということで、上記のイベントに参加してきました。
某国学生との交流ではBombという彼らのカクテルやマッコリ、日本酒、ビールなどで騒ぎながら楽しい時間を過ごしました。
留学に来ている国際派&法律家などの知識層、ですので国家間のいさかいはともかく、飲み会では険悪な雰囲気になることもなく、親交を深めることができました。
この会に限らずとくにアジアの人と話していて思いますが、なんだかんだと言って、彼らは日本のアニメや漫画についてとても詳しいです。
あと、某国の男性は成人男性向けの映像資料についても関心があるようです(自国では違法だから、とのこと)。
「モザイクというものがなぜあるのか」について、真顔で質問されました(笑)
そのほか、知人を招いて自宅で日本食パーティを実施しました。慣れないところもありましたが、なんとかやりきることができました。
ホスト側になって思うのが、宗教上の理由や文化で人によって食べれるものが違うこと、あまりしゃべっていない人に話題を提供すること、外人時間(開始時間から1時間くらいたたないと誰も来ない)の管理、の大変さです。
日本のことをまったく知らない人はほとんどいないですが、逆に相手国のことをこちらが知らないことはよくあります。あと、表面的な話題を振られると嫌そうな人もいたりします(我々も日本=寿司とか言われるといい加減うんざりするのと同じと思います)。
そのほか、いざ説明しようとすると、意外と自分が日本についてよく知らなかったりします。このあたりは普段から関心を持っておかないと、いざというときに気まずいなと実感。
誕生日会では六本木にあるような?クラブに行ってまいりました。
ダンスは最近になって日本で必修化されていますが、私はダンスなるものはしませんので、見よう見まねで…苦笑。たぶん、はたから見たら壊れたC3POみたいだったと思います。まあ、楽しければ何でもいいとおもいます!