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ロースクール留学(していた)日記

米国ロースクールLLM卒業生の日常→アメリカ駐在員の日常

アメリカはなぜ訴訟社会なのか

2014-12-01 16:34:00 | ロースクール・法務・法律・仕事ネタ関連
アメリカで生活した経験をお持ちの方は誰しも遭遇するのがアメリカ人の空返事だと思います。
チャートで表すとこんな感じ。

画像で表すとこんな感じ。


これはこれで人間らしくて愛すべきところだなとも思いますが、日本のノリで誰かを信頼しちゃったりするとあとで自分が痛い目にあいます。

もしかすると「アメリカは契約社会≒契約は絶対遵守のカルチャー」なんて思っている方もひょっとしたらいるかもしれませんが、個人的な感覚ではむしろ正反対で、契約書なんてたぶん誰も読んでいないし、だれも理解していないし、だれも意識していないし、だれも守ろうなんて思っていないんじゃないかなとさえ思ってしまいます。日常生活レベルでは。
契約の世界に限らず、日本だったらそうそう起きないことも平気で発生します。先日も郵便物に思いっきり靴で踏んだ跡がありました(中身は割れやすい物)。そりゃあこんな世界なら訴訟も起きるわけですよ。異なる文化・教養・地位etc.人々のごった煮ですしね。

となると、こういう相手方と付き合っていく場合はやっぱり書面が勝負を決めるんじゃなくて個人的な信頼関係が重要なのかもですね。法務としてはこのあたりをヒアリングすることも重要なのかもしれません。

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