山田裕貴くん主演の金曜ドラマ「ペンディングトレイン－8時23分、明日 君と」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)
同じ電車に偶然乗り合わせた見ず知らずの乗客たちが未来の荒廃した世界にワープ。元の世界に戻ろうとする姿を描く、完全オリジナルの予測不能なヒューマンエンターテインメントです。
GP枠で今作が初主演の山田裕貴くん。以前から彼のことは知っていた。たくさんのドラマに出演していて大人気の若手俳優だ。今作が初主演と知って驚いた。主演をたくさん演じているイメージがあったのだ。
先日、初耳学の林先生のインタビューで、彼は主演のプレッシャーについて語っていた。
「視聴率や何やら…いろいろ意識するようになってきて、結構サバイバルなドラマなので、カメラを構えるのも大変だし、キャストの皆さんも朝から夜まで頑張ってる。ホントにいつものように過ぎ去っていく”春ドラマの1つでした。終わりました”ってなったら、無かったのと一緒になるような気がして。だからこそ、ちょっとでも話題になってくれたりとか、たくさんの人に見てもらえないと、なんかみんなが報われないような気がして。僕はそれが一番嫌だし、どうにかこの作品が報われたいなというのをすごく思ってますし。そこはプレッシャーですかね。」
「僕が報われたいんじゃなくて作品が報われて欲しい。ただそれだけ。作品のために削られても全力でやりきる。」
山田裕貴くんは素晴らしい座長だと思う。しっかりしている。この作品は樹海や砂漠の中で過酷な撮影が行われる。身を削って作品を作りあげている大勢のキャストとスタッフ。皆が疲弊する中でも、山田くんが先頭に立って士気を高めている。あの若さで。大したもんだ。
先日、休憩中に岩の上で寝ている山田くんを見たら泣きそうになってしまった。このドラマのロケは岩の上しか寝られる場所がないのだ。そして他のキャストもスタッフも山田くんと同じところで頑張ってる。
このドラマはチーム戦だ。良い作品を作りたい、残したいという座長の山田くんの思い、全員で頑張る強い団結力。「報われて欲しい。」心からそう思うドラマに久々に出会えた。頑張れ！ペントレ。
