先週の朝、情報番組『THETIME』の司会の香川照之さんが冒頭でこう語った。
『出発してから7時間ほど経ちましたので今頃丁度アラスカ上空あたりを飛んでいるボーイングの機内にいるはずです。第94回アカデミー賞授賞式が3月28日にアメリカで開催されます。村上春樹原作、濱口竜介監督作品の「ドライブ・マイ・カー」が日本映画史上初めてアカデミー賞の作品賞にノミネートされ、式典に出席する主演の西島秀俊さんが乗っている飛行機は、今日のこの「THETIME」がエンディングを迎える頃、ロサンゼルスの空港に到着する予定です。
日本アカデミー賞は制しました。勢いに乗っている彼にメールを致しました。「ぜひ栄冠がありますように。」彼から静かに返信がありました。「何が起こるか見届けてきます。」選ばれし映画人しか座ることの出来ないアカデミー賞の授賞式に30年来の友人がどっかと腰を下ろします。おりしも28日は桜が満開、そして29日は西島さんの51回目の誕生日です。おそらく帰国便の機内でこの誕生日を迎えるであろう西島さん。ぜひこの日が素晴らしいものになることを心から祈っています。ニッポンの朝が見えるTHETIMEスタートです。』
おぉーーーーーーー!!西島さんたち、無事に渡米できて良かったぁーーーーーーーーー!!!もう嬉しくて嬉しくて。同時にホッとした。そしていつも以上に司会の香川さんが神々しく思えたよ。香川さんレアな話をありがとう!!そしてお二人の友情の深さを感じました。29日が西島さんの誕生日だって初めて知ったよ。汗 でも香川さんの話からアカデミー賞の授賞式の重みをヒシヒシ感じてます。
『ドライブ・マイ・カー』チームは無事アメリカに到着。そして3月28日になった。今日のテレビはどこもかしこもアカデミー賞の話題で大騒ぎ!!アカデミー賞祭りです!
日本時間28日午前、世界最高峰の映画の祭典『第94回アカデミー賞』授賞式が行われました。米ロサンゼルスのドルビー・シアターのレッドカーペットに4部門にノミネートされた日本映画『ドライブ・マイ・カー』の濱口竜介監督、主演の西島秀俊さん、岡田将生さん、霧島れいかさん、共同脚本の大江崇允さん、山本晃久プロデューサーが登場。
濱口監督は『圧倒されています。レッドカーペットってこんなに広いもんなんだ、すごい!』主演の西島秀俊さんも『すごいですね。思ったよりも盛り上がってびっくりしています。楽しんでます』とニコニコ。岡田将生くんは『すごい世界にこさせてもらったな。素晴らしい俳優さんがたくさんいるので圧倒されています』と緊張気味。
『ドライブ・マイ・カー』チームが。。。レッドカーペットを歩いてる。立っている。手を振ってる。キラキラしてる。全員素敵!!滅多にお目にかかることが出来ないこの幸せな光景を見ていたら。。。それだけでもう、もう、感動しちゃってウルウルしたよぉーーー!
私は西島秀俊さんが大好きだから、もう彼がレッドカーペットを歩いている姿にとても幸せを感じております。本当におめでとうございます!西島さんの俳優人生の中で一番大きな出来事となった素晴らしい一日となりました。
『ドライブ・マイ・カー』は最優秀国際長編映画賞を受賞!!日本映画が受賞したのは2009年の『おくりびと』以来で13年ぶりの快挙。濱口監督は受賞の瞬間に立ち上がって西島秀俊さんたちと抱き合い歓喜!監督が持っていたオスカー象の重みを感じました。本当におめでとうございます!日本映画の歴史に残り続ける輝かしい受賞です。
今回のアカデミー賞で日本映画『ドライブ・マイ・カー』が賞賛されたことにはすごく大きい理由がある。深い悲しみに苦しんでいる人がそこからどう再生し生きていくかを描いている。今、コロナ渦や複雑な社会情勢に世界中が悲しみ苦しんでいる。その時代だからこそ世界中に響き、求められた作品だったように思う。
映画には心が変わる、生き方が変わる力があるのだ。改めてそう思いました。今回のアカデミー授賞式をきっかけに映画館に足を運んでくれるお客さんが増えれば日本映画はもっともっと盛り上がって楽しめそうです。
レッドカーペット歩いた俳優だしその後の西島さんはどうなっていくのかなぁ。今までと変わらないスタイルで日本の映画やドラマ、CMに出て欲しいな。
『映画やドラマの為ならバラエティに出るのもいとわない。』と言ってた西島さん。これからもドラマの番宣などのバラエティで大好きなスィーツ食べながら『美味し☆』とリアクションしてる彼であって欲しい。