昨日、映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」を観てきました。
同作は人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンオフ「岸辺露伴は動かない」をNHKドラマシリーズを経て映画化。パリのルーヴル美術館を舞台に、人の心を本にして読む特殊能力を持つ漫画家・岸辺露伴が「この世で最も黒く邪悪な絵」の謎を追う姿を描きます。
NHKで放送されたドラマシリーズは3年にわたって放送されてました。ワタクシ、岸辺露伴のことは知らなかったんですが、高橋一生くんが主演なので、何となく第一期を見たら…ドハマりしてしまいました。なので映画化されると知った時は、飛び跳ねて喜びました。
映画は、とてもおもしろかったです!あっという間に終わっちゃいました。ロケ地がルーヴル美術館なので異国情緒も感じられ、絵画の美しさなどを楽しむことができました。また岸辺露伴の担当編集者・泉京香ちゃんとのユーモアな掛け合いもよかった。
ただ映画の全貌をあまり書けなくて…。ネタバレになっちゃうんですよ。ミステリー色が強めなので。だから木村文乃ちゃんのことも書けなくて。文乃ちゃんの存在がもうネタバレというか。笑
映画に出てくる絵に注目して欲しいです。絵の美しさ、儚さ、残酷さ、悲しさ…。絵は描いた者の生き様が表れているのだと思いました。あとしばらくは黒は邪悪な色だと思いそう。笑
ドラマを見ていない人でも、映画はばっちり楽しめます。(一応ドラマのように露伴先生が自己紹介してくれます。笑)そしてエンドロールもみどころの1つです。エンドロールが終わって思わず拍手したくなりました。映像と音楽の世界観が見事に調和した素晴らしい仕上がりになってます。
「岸辺露伴は動かない」の集大成です。極上のミステリーをぜひ映画館で!
最後に一言…。主演の高橋一生さんは、岸辺露伴を演じるために生まれてきた人だと思いました。