2023年11月12日(日曜日)に行われた『SPITZ JAMBOREE TOUR 2023-2024』@Kアリーナ横浜に息子と行ってきました!会場はできたてホヤホヤのKアリーナ横浜でした。
当選した時は、まだまだライブ日は先だなぁと思っていたけれど、時間が経つのは早いもので11月はすぐにやってきましたよ。笑
グッズ売り場は5時間前から待ってるお客さんがいたようです。早くグッズ会場に行くともらえる特典があったのかな?私は吟味してタオルだけを購入。ほぼバスタオルと呼べるような厚みのある物でした。他にもTシャツやたくさんグッズはありました。10000円以上購入したら、ツアーロゴの入った黄色いバッグをおまけでもらえたけれど…
冷静に考えて考えてタオルだけにしました。息子は色違いのタオルとキーホルダーを購入。私は誘惑に勝った!(オイ)
私はスピッツの会員証で入場するため、座席は会場じゃないとわからなくてドキドキしながら座席番号を見ました。するとほぼ一階席で段差があるから、ステージがすごく見やすかった。スピッツのメンバーを肉眼ではっきり見えました。
客席からの掛け声OK。マスク無しOK。入場も緩和され、発熱検査もなし。感染の恐怖と闘いながら悪夢のようなコロナ渦を乗り越えて、やっと通常のライブが戻ってきて本当によかった。心からそう思いました。
今回はアンコールを含め、ニューアルバム「ひみつスタジオ」中心で23曲披露しました。今作は名曲ぞろいです。映画の主題歌が3曲、コロナ禍で作った「紫の夜を超えて」も収録されてます。コロナ禍で作られた明るい未来への祈りを込められている曲だっただけに、生歌でアルバム曲を聞くことができて、こみ上げるものがありました。「紫の夜を超えて」を聞いて、辛かった時に希望を感じさせてくれる歌だったなぁと思い出して。スピッツがあの時、この曲を作ってくれたことはすごく嬉しかったし救われました。でも、もう3年前に作られた歌なんですよね。
「大好物」は「劇場版何食べ」の主題歌なので、ニシジと内野さんの幻が見えました。笑 昔の曲もいろいろ歌ってくれて「チェリー」「楓」「正夢」などなど…。
でも、新曲が今回良すぎたかなぁ。スピッツ4人で歌う「お化けのロックバンド」はテンション上げ上げになったし。皆さんボーカルやっていいんじゃないかと思うほど、歌が上手かったし、息がピッタリでした。「未来未来」「手毬」などなど「ひみつスタジオ」は名曲が多すぎる!一番心に残ったのは「美しい鰭」でした。マリンブルーの照明の中でマサムネさんがすごく心地よい声で歌っていて、この歌の時だけはマサムネさんが水族館で歌っているようでした。笑
息子は久々にスピッツのライブに参加して「男性ファンがすげぇ増えてるよ。」と言ってましたが、私もそう思いました。スピッツのライブは初めてだというお客さんもいました。マサムネさんは、コナンくん効果だと言ってましたが。笑 老若男女が集っている感じです。コナンくん効果?めめくん効果?なのでしょうか。どちらにしても、スピッツは新しいアリーナを超満員にする、正にお化けのロックバンドだと思いました。これからチケットますます取るのが難しくなりそうだぁ。息子はまた行きたいと言ってました。
セットリスト
1.めぐりめぐって
2.ときめきpart1
3.けもの道
4.跳べ
5.紫の夜を越えて
6. 大好物
7. チェリー
8. 青春生き残りゲーム
9. 手鞠
10. i-O(修理のうた)
11. 正夢
12. 楓
13. サンシャイン
14. 未来未来
15. 夜を駆ける
16. 俺のすべて
17. 美しい鰭
18. オバケのロックバンド
19. 甘ったれのクリーチャー
20. 8823
21. 涙がキラリ☆
アンコール
MCでマサムネさんがメンバー紹介。スピッツのメンバーそれぞれ、バンド結成に至るまでの青春時代を語ってくれました。マサムネさんと田村さんは大学を出て就職先は「スピッツ」だったというエピソードもおもしろおかしく話してくれました。
22. 夕陽が笑う、君も笑う
23. 1987→
最後にマサムネさんが代表してお客さんに「生まれて来てくれてありがとう!」と大きな声で言ってくれました。この一言に感動。思わず私は涙が出ました。生まれてきてよかった、スピッツに出会えてよかった、スピッツの音楽は最高・最強です。
今回もスピッツはロックロックしてました。どんどん新しい曲が生まれていき、これからも新たな名曲が生まれていくのだろうなぁと確信してます。スピッツは結成して36年になりました。凄いです。時代と共に音楽業界の流れは変わっていくけれど、スピッツの音楽はずっと人々から求められている。意外と思うかもしれませんが、平成に発表された曲でYouTube動画再生回数1億回超えているのは、実はスピッツだけなんです。気づいている人いるでしょうか?スピッツは昔の曲も、新しい曲も愛されているってことです。
令和の音楽チャートは若手ミュージシャンが上位を独占している中で、ベテラン・スピッツの「美しい鰭」がランクインされているって誇らしいことです。でも、マサムネさんは、若手には素晴らしい後輩ミュージシャンがいることにも注目してます。
ゆずやバウくんや風ちんの曲のサビを歌ってくれたり。まさか、風ちんの「きらり」のサビを歌ってくれるなんてビックリ。会場の人はバウくんや風ちんのことを知ってるようでした。(一応紅白出てるし)
マサムネさん、田村さん、三輪さん、崎山さんの4人がミュージシャンになってくれて感謝しかありません。年齢なんてただの数字。4人の演奏はかっこよかった。ロックロックの精神健在です。
ちょっと変化を感じたのは、今回はアリーナということもあり、マサムネさんが上手、下手に行き来してたり、セットの階段を上り降りしてました。ゆっくり歩いてたけど。笑 マサムネさんのタンバリン、ゆずの北川くんに聴かせたい。笑
いつものようにマサムネさんは演奏の終わりはお立ち台に立ちます。しかしジャンプはせず、そのままギタージャーン!で終わり。笑 今回も省エネモードのマサムネさんでした。笑 あとMCで事前にスピッツはライブ会場の地名やオラオラ系の掛け声はしないと説明してました。笑
三輪さんは、月光仮面のようなビジュアルでギター弾いてました。かっこよ。田村さんは黒のオーバーオールを着ていて可愛かった。崎山さんはドラムの演奏さばきが神々しかった。かっこよ。
基本スピッツは、ライブで派手な演出や美術に頼らない。でも会場はすごく盛り上がります。そこがスピッツらしいし、スピッツなりの変わらないこだわりだと思いました。
スピッツとは関係ないのですが、ちょっと思ったことを愚痴っていいですか?
Kアリーナは新しい会場でしたが、立地条件がはっきり言って悪い。実は横浜駅から直結する通路があるものだと思っていました。ところがなかった!通路はまるで渦巻のようになっていて遠回りして渡らないと到着しない。そして、問題は帰りの道中。花火大会の帰りのような大行列がずーーーーーーっと続いていて、横浜駅まで恐ろしいほど遠く感じた。私たちが退場するブロックが最終だったこともあるから仕方ないけれど、何とかならないだろうかと思った。
それから、トイレ問題!出来立てホヤホヤのKアリーナなら女性トイレが多いかと思っていたら、とんでもない。もうどこのトイレも大行列。開演10分前でも、私はまだ並んでいて開演にもう間に合わないと思ってました。でも、座席に戻った瞬間に開演!滑り込みセーフでした。息子は、トイレから帰ってこない母を心配してました。苦笑 でも、私の後ろも大行列になっていて、開演に間に合わなかったお客さんがたくさんいたはず。そう思うと…なんとも言えない気持ちになりました。Kアリーナでは待ち時間を逆算して、かなり早めに行かないと大変なことになると思いました。
スピッツのライブは最高でしたよ。ただ、これまでたくさんのライブに行ったけれど今回は帰りの疲れが半端なかった。こういう話題で、締めるのもどうかと思うので、もう一度スピッツの話題にします。笑
スピッツのマサムネさんの声に癒され、マイナスイオンを浴びることができました。スピッツがスピッツである限り、私はライブに行くことができたらいいなぁと思ってます。風ちんや桑田さんや好きなミュージシャンもいるけれど、スピッツにはスピッツの持ち味があって、私の音楽生活になくてなならない存在です。
ブログでスピッツの話題を取り上げることは少なめですが、それはスピッツのことでは「ひみつ」にしないといけないことが多々あるからです。(ファンクラブ関連とかはネタバレしちゃいけないと思ってますので)メンバーの素顔を知って、私はスピッツのことをもっと好きになったし、会報を読むたびに彼らはいい意味で変わらないし、いい年齢の重ね方をされていると思います。
スピッツを好きになった人が今年は増えたかな~。スピッツ第二次ブームだったように思います。これからも愛されるバンドとして大活躍して欲しいと思います。スピッツらしく。ゆるゆると。
2023年。スピッツのライブが一番素敵な思い出になりました。ありがとうスピッツ!