関ジャムに、山田健人監督がゲスト出演されて、風ちんのMV「旅路」について解説してくれました。
山田氏、いつもより小綺麗でした。(オイ)風ちんのMVは他にも作られていて、風ちんのライブの演出もされていて、紅白も参加されていて。風ちんの魅力を丸裸にしてくれるようなクリエイターさんだと勝手に思ってます。笑
山田氏のMVでは「旅路」が超お気に入り。あのMVが出てからもう2年経ったんですね。「旅路」では少年のような風ちんが垣間見られて大好きです。
私が驚いたのは山田氏は、あのSuchmosの MV「STAY TUNE」を作った方だったこと!めちゃくちゃかっこいいじゃん!あのMVがデビュー作って、かっこよ。140本以上手掛けていて、その中に風ちんのMVが入ってる!
ちなみに風ちんの「damn」はMTV Video Awards Japan 2022で最優秀視覚効果賞を受賞しているそうな!受賞されていたとは知らなかった!知らなかったの私だけ?笑 山田氏すごいなぁ。
風ちん、RADWIMPS、BiSHなどのライブを演出しています。それから、ご本人もミュージシャン。アジアツアーもやってて、フランスのフェスも参加されてて。つまり…国際的に活躍されてるクリエイターでミュージシャンなんです。
山田氏…風ちんのアジアツアー同行されるような気がする…。
山田氏のお話では、風ちんの「優しさ」のMVはフィルムカメラ16ミリで撮影していて、「旅路」は8ミリで撮影しています。フィルムカメラは、35ミリ、16ミリ、8ミリとあって、画質や機材の大きさに違いがあるようです。
8ミリはかつて自主映画や家庭用としても使用され手軽に撮影でき、粗目の画像が特徴。35ミリのデジタルカメラだと映像をすぐ確認できる。ただしフィルムカメラは現像しないと映像が確認できない。
風ちんの「旅路」のMVは、アナログフィルムで風ちんの素を表現したかったそうです。このMVは、山田氏自身が8ミリフィルムを回してます。山田氏は風ちんについて、当時はピアノが出来る天才というイメージだったけど、風ちんのナチュラルな魅力を伝えたかった、風ちんの素をお届けするにあたりフィルムの柔和な感じがマッチすると思ったそうです。
フィルムが引き出すナチュラルな表情を出すには、やはり風ちんの故郷!!岡山県里庄町と母校が撮影場所に。
山田氏の話だと緊張感のある撮影というよりは…現場も1対1ぐらい。友達と撮っているような感じ。スタート、アクション、カットと言ってなかったそうです。だからなんだよなぁ。リラックスして楽しそうな風ちんがカメラの中にいました。画質が粗いからノスタルジックな雰囲気で。山田氏が撮った「旅路」のMV最高です!
ちなみに16ミリで撮った風ちんの「優しさ」は柔らかく温かな雰囲気を出したかったそうです。山田氏は風ちんのMVは楽曲からイメージする雰囲気に合わせてフィルムを使い分けている。もはや神業。
山田氏は8ミリや16ミリを使うことが結構あるそうで、でも現像に出さないとどう仕上がっているかがわからないため、すぐにチェックできない大変さもあると話してました。またフィルムを扱える方が減ってきているし現像代でお金もかかるそうです。取り直しがないように祈りながら現像に出していると。
祈りながら仕上がった「旅路」や「優しさ」のMV。山田氏の祈りが通じましたね。これからも山田氏の素晴らしい風ちんのMVを期待しています!