コバルトブルーのような風に包まれて

俳優の赤楚衛二くん、ミュージシャンの藤井風くん、好きなドラマについて、日常生活などを中心に書いてます。

ブログをしばらくお休みします。

2024年03月07日 | 私のひとりごと

この数日間ドラマ「SUPER RICH」についての記事を載せました。実はドラマ「こっちむいてよ向井くん」の記事を書き終えた時に「SUPER RICH」についての記事も書いて残しておきたいと思うようになりました。ただの自己満足です。

「SUPER RICH」については書き終えるまでに膨大な時間がかかりました。私自身が本当に良かったと思えるドラマだったので言葉を探しながら書いては修正し、書いては修正し…を繰り返してました。

今年の4月から赤楚くんのドラマが始まりますが「SUPER RICH」「こっちむいてよ向井くん」「舞いあがれ!」のように、ここまでたくさんの記事を書くことはないかもしれません。

また「SUPER RICH」についての記事を書き終えたら、赤楚くんの過去作のことを書き終えたらブログをしばらく休もうと思ってました。

私は、新たなことに挑戦することになりました。それは何かはまだここでは書けませんが頑張ってみようと思います。私が新しいことに挑戦したいと思うきっかけになったのはドラマです。

ドラマ「SUPER RICH」「こっちむいてよ向井くん」「舞いあがれ!」この3本のドラマに共通することですが「自分にとって幸せのカタチは何なのか」「やりたいことをやりたいだけやる」「人生はいろいろな考え方、幸せがあっていい」「生き方は人それぞれ」「自分に気持ちにぴったりくる言葉選びの大切さ」というメッセージが込められていることに気づきました。ドラマの記事を書きながら自分がやってみたいことって何だろうと考えてました。

自分の好きなこと、自分がやってて楽しめること、学べること…。それが見つかりました。ブログを始めてからもうすぐ3年が経とうとしています。ブログ4年目から私の新たな挑戦が始まります。きっと私の世界がもっと大きくなります。頑張ります。きっと幸せに向かっていける気がします。

しばらくブログはお休みしますが、自分の日常が軌道になればまた復活したいと思います。ブログを読んで下さっている皆さま、本当に感謝します。風ちんの画像でしめたいと思います。


赤楚くんの過去作を振り返ります。

2024年03月07日 | 赤楚衛二くん関連

昨年に入ってファンになった俳優・赤楚衛二くんについて色々書いてます。

今も彼に導かれてますねー。

人生って大きい小さい関係なく選択することだらけ。どんなに些細なことでも、やるかやらないか、見るか見ないか、聴くか聴かないか、買うか買わないか。選択の先で自分の心が反応する。私は「SUPER RICH」を見る選択をして赤楚くんに心が大きく反応し導かれました。心が大きく反応すると自分の世界も変わりました。世界が変わって良かったと思ってます。…というわけで、突然ですが赤楚くんの過去作を振り返ろうと思います。

ヨーグルトのCMを見て思ったのはすごく爽やか。「始まる」「ご一緒に」赤楚くんの声音と表情がすごく秀逸。豊かな表現力がある人だと思いました。

2022年12月24日「NHK土曜スタジオパーク」

たまたまテレビを付けたら、赤楚くんが「舞いあがれ!」特集のゲストで出演していました。その情報は当時全く知らなかったし、テレビを付けたら土スタの放送が始まったばかり。こんな偶然ってあるんだと思いました。

そして「SUPER RICH」にドハマりしました。ドラマは一気見。おもしろかったです。リアルタイムで見ていれば番宣も含めてもっと楽しめただろうなーと思いました。

「1個でいい?」「あなたがいればどこでもいいです」ラストシーンは夫婦の穏やかな空気感が漂っていました。2022年末に「赤楚衛二」という俳優ワードが、たまたま幾つも重なって。「SUPER RICH」がきっかけで赤楚くんに興味を持つようになりました。どんな作品に出ていたのか?どんな人なんだろうか?赤楚くんのSNSを見たら、作品を超えてこの人のことを好きになってしまうような気がしました。来年私がファンになっているのはきっとこの人だと。

こちらのインスタストーリーズを見た時、言葉のセンスに思わず笑顔になりました。そしてフォトが最高におしゃれ。言葉少なくとも赤楚くんの感性に引き寄せられます。哲学的なことを伝えることもあるし、ユーモアなことを伝えることもある。意味不明のことを伝えることもある。ま、不思議ちゃんですわ。笑

2020年公開 映画「思い、思われ、ふり、ふられ」

赤楚くんの作品を見るなら…と勧められた映画が「思い、思われ、ふり、ふられ」でした。高校生4人が描く青春ラブストーリーで、登場人物それぞれの思いが切なく交差する内容でした。赤楚くんは当時26歳で高校生役を演じました。この映画で高校生の赤楚くんを見られたことはすごく嬉しかったなぁ。

和臣役をオーディションで合格したものの、これで失敗したら仕事が来なくなると不安になって泣いていた時があったとインタビューで語っている記事を見ました。いやいや大成功しましたよ。笑 私のお気に入りシーンは和臣(赤楚くん)が部屋の窓を開けて朱里(浜辺美波ちゃん)の前でヘッドホンを外すところ。赤楚くんが得意とする「秒」の演技がとても素晴らしい。きっとこのシーンを撮ってた監督は絶対に良い表情が撮れたと思ったはず!それから屋上で和臣が朱里を撮影するシーン。朱里を撮っていて透明感のある美しさに思わずシャッターを止めて放心状態になる和臣がすごく印象的。他にも色々好きなシーンがありました。赤楚くん、仮面ライダーやってた頃よりも若くみえました。ちゃんと高校生でしたよ。でも、もう4年も経っているんですね。仕事が無くなるどころか真ん中に立つ人気俳優になりましたね。この映画はすごくおススメです。髭男の主題歌も良き。

2021年夏放送 ドラマ「彼女はキレイだった」

さえない太っちょの少年からイケメンの“最恐毒舌”エリートになった主人公の宗介と優等生の美少女から無職の残念女子になったヒロインの愛。真逆の成長を遂げた二人の“すれ違う初恋”の行方を描く胸キュンラブストーリーでした。

「SUPER RICH」の前、夏クールに放送されたドラマです。当時はこのドラマが放送されていたことも知らなくて、当然まだ赤楚くんのことも知らなくて。赤楚くんが演じた樋口拓也はファッション誌「ザ・モスト」編集部のメンバー。明るいムードメーカーで、仕事も要領よくこなしている。つかみどころがないところもあるけれど、周りからの信頼は厚い。また愛ちゃんがピンチになるとさりげなくサポートしたり何かと面倒見がよかった。拓也くんは愛ちゃんが頼れる相談相手でしたが、拓也くんの方は彼女を好きになってしまう。しかし宗介のことが好きな愛ちゃんにふられる形となってしまう。

「今からすること、許せ」と愛ちゃんを抱きしめるシーンがすごく好きでした。それから主題歌のAwesome City Club「夏の午後はコバルト」(cutting edge)のオープニングシーン。ノリノリになって体を動かして歩くリズミカルな拓也くんがすごくお気に入り。オープニングシーンがもっと長くならないのかと思ったほど大好きです。

自己紹介でも載せてありますが、私が付き合いたい理想の男性は「かのきれ」の樋口くんなんです。笑 赤楚くんの演じた役で一番好きなキャラクターかもしれません。

もしも「好きな男性のタイプは?」って聞かれた時に「優しい」「明るい」「ユーモアがある」「頭の回転が早い」「頼れる」「気配りができる」「周りをきちんと見ている」「笑顔が素敵」「かっこいい」…と答える女性が多いと思いますが、その理想を全て樋口くんは手にしてます。また仕事が出来て、ムードメーカーで、文才もあるし、運動神経もよさそうで。本当にパーフェクトな男性だと思います。

ドラマのキャラなので、樋口くんのような男性に会うことは滅多にないと思いますが、笑 樋口くんの彼女になったらデートは楽しいだろうなぁ、ずっと笑っていられるだろうなぁ、明日も頑張ろうと思えるだろうなぁと思います。このドラマ見たおかげで納豆は100回混ぜて食べてます。笑 混ぜながら愛ちゃんのように樋口くんを思い出してます。

2022年7月 ドラマ「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」

有村架純ちゃんと中村倫也くんがW主演を務め、ドラマ「最愛」チームが制作したドラマ。このドラマは初回だけ見た記憶があったんですが、初回に赤楚くんが出ていたという覚えが全く無くて…。見るぞ!という意気込みは無く、なんとなく初回だけ見た記憶しかない。汗 「石子と羽男」に出ていた記憶がないので、朝ドラが赤楚くん初めましてになりました。

配信サービスで「石子と羽男」が放送されていたので、もう一度初回から見て思い出しました。カフェで携帯を充電して訴えられ、潮法律事務所に依頼に来た青年が赤楚くんだったとは。汗 このドラマは第2話からは見ていないので、レギュラーで出ていたのだと改めて知らされました。

4回司法試験に落ちた崖っぷち東大卒のパラリーガル・石子と司法試験予備試験と司法試験に1回で合格した高卒の弁護士・羽男。正反対のようでどこか似た者同士の2人が、どんな小さなトラブルでも挑みながら、自らのコンプレックスに向き合い成長していく姿をコミカルに描いていました。

このドラマ、なんで真剣に見ようとしなかったのか?不思議です。ちょっと今までにない法律もののドラマだと思ったし、主演二人の掛け合いもまぁまぁだったけど…。強いて言うとカット割りが他のドラマより多かったこともあって見慣れない映像に戸惑いのようなものがあったのかもしれません。

赤楚くんは第1話で依頼人として登場する大庭蒼生(あお)役でした。すごく素敵な名前ですね。蒼生くんはカフェで携帯を充電して訴えられ、それを機に問題のあった会社を退職。就活の間、潮法律事務所でバイトをする。高校時代の先輩の石子に好意を持つようになり告白。あっさり交際をOKされる。笑 蒼生くんは好青年だし真面目でひたむきでピュアな心の持ち主。石子さんもそんな蒼生くんだから交際をOKしたのでしょうね。

その後、オフィス用品販売「ナカマル」に就職。ところが子会社「グリーンエステート」の名義だけの社長になったことで、放火殺人事件に巻き込まれてしまい逮捕される。石子と羽男の活躍で蒼生くんは無事釈放されて、その後「ナカマル」を退職し石子と羽男のサポートをする。

蒼生くんは不器用で優しすぎるから、序盤からトラブルに巻き込まれて後半に逮捕されるというドラマティックな3か月を過ごしてきたわけですが、笑 石子と羽男の毒舌バトルの中で癒しを与えてくれるキャラクターでした。普通の好青年って蒼生くんのような人なんじゃないかなと思いました。

その「普通」を演じることは難しいと思うのですが、赤楚くんはナチュラルに演じていたと思いました。続編が可能なドラマだったと思うので、またお目にかかれると嬉しいです。ちなみに、ざるそば食べてると「石子と羽男」を思い出します。笑 蒼生くんの好きなセリフは「イ・チ・ゴ・パ・ン・ツ」です。笑

2022年10月放送 NHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」

思い出深いドラマになりました。朝ドラ史上一番好きです。始まった頃は赤楚くんは初めましてで「貴司くん」という役の目線で赤楚くんを見ていました。赤楚くんのファンになってからは目線が変わりました。好きな俳優が朝ドラに出てるってこんなにもワクワクして楽しいのだと実感しました。貴司くんがヒロインの夫となり、歌人として成長し、優しい声で「舞ちゃん。」と呼んでいて。時代設定も他の朝ドラと違ってほぼ現代。そして未来も描いていました。そこがすごく斬新な感じがしました。とても思い入れが深いドラマです。

2023年4月放送 ドラマ「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」

初の消防士の役で主演の山田くんのバディとして大活躍。崖に行き、樹海に行き、砂漠に行き、虫との戦い 笑 撮影が過酷できつかったと赤楚くんをはじめキャストの皆さんがおっしゃってました。このドラマの初めての印象は壮大なチーム戦になると思いました。始まればまさにそのとおりでした。しかしキャストの皆さんがすごく仲が良くて、力を合わせて作り上げた絆の深さをすごく感じられたドラマでした。山田くんと赤楚くんがすごく仲良くなっていてほっこりしました。最終回の二人のインスタライブは面白すぎて大爆笑しました。また赤楚くんがSNSで高所恐怖症じゃなくても躊躇したくなるような崖の上で笑顔で余裕のサインをしていて、この子、絶対大物になると思いました。笑 

2023年4月放送 ドラマ「風間公親教場0」

ドラマはキムタク演じる風間公親が指導官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”としてあたっていた時代が描かれ、新人刑事が風間とバディを組み捜査するお話。

赤楚くんが演じたのは新人刑事・瓜原くん。ドラマでは5人の新人刑事が登場しますが、5人がリレー方式で登場していました。最終回まで見ましたが瓜原刑事の回は初回と二話のみ。赤楚くんは「舞いあがれ!」をやりながら「教場」の現場に参加していたそうです。緊張感がすごく漂っていたドラマという印象しかないです。

視聴率の良し悪しを決めるのは初回と二話が重要。他のドラマにも言えることなんだそうです。なので赤楚くんがキーマンになるだろうと思ってました。赤楚くんの出演回は好評で視聴率も二桁だったので、赤楚くんをトップバッターにしたことは結果オーライだと思いました。

印象に残ったシーンは、射撃場で拳銃を発砲するところ、長い廊下を激怒して歩いているところ、警察学校の花壇で落ち込んでいるところでしょうか…。

2023年7月放送 ドラマ「こっちむいてよ向井くん」

赤楚くんGP枠初主演のドラマでした。ドラマについては他の記事でいろいろ書きましたがトータル的に見るてもこのドラマの評価は高いです。令和の時代(今時)を凄く感じられるシーンやセリフが多かったし、そこにメッセージ性がたくさん散りばめられていたと思います。

また劇伴、主題歌のおかげで全体的におしゃれ感がありました。赤楚くんが演じた向井くんを見守りながら「幸せ」とは何か考えられたし、自分ときちんと向き合っていくことの大切さを学びました。日テレ水10ドラマが4月から無くなるニュースを知りましたが寂しいです。そうなると向井くんの続編は多分無いですよね…。でも赤楚くんが伝統枠の主演を演じたことは貴重です。ドラマの劇伴と主題歌は今もよく聴いてます。

IndeedのCM。赤楚くんからは品の良さを感じられるんです。ピッタリのCMキャラクターですね。

赤楚くんはアルフォートチョコレートのCMそのもの。幸せを届ける旅へ招待してくれます。ちなみに赤楚くんの誕生日はアルフォート食べました。笑

今年はインタビュー&フォトブック「E」が出版されて、赤楚くんはファンに会うため全国の旅に出ました。赤楚くんの私服すごく好きです。

映画「思い、思われ、ふり、ふられ」から4年。赤楚くんは4年ぶりに浜辺美波ちゃんと映画で共演しました。それも2番手で。大きな飛躍を遂げて、美波ちゃんとの再会になりましたね。今度はリアルタイムで二人のメイキングや対談など楽しめられるから嬉しい。

赤楚くんの出ていた過去作は、ほぼ見ました。デビューした頃の赤楚くんを見ているとすごく切なくなったりしました。過去作の中には、あのドラマのチョイ役がまさか赤楚くんだったと知って、あー本当に小さな役から始まってここまで辿り着いたのだと思いました。葛藤する日々だったと思います。

赤楚くんの代表作の「仮面ライダー」シリーズだけはまだ見てません。ライダー赤楚ファンの方、ごめんなさい。私は「変身‼」のポーズを見られて十分満足です。ちょいちょいSNSで流れているのを見たことがありまして…。

過剰な熱量ではなく、ちょうど湯加減のいい赤楚ファンでいきたいと思ってます。過去作について語るのはこれが最後になるかもしれません。今後は前に進んでる赤楚くんを見ていきたいです。


「旅路」から3年。

2024年03月06日 | 藤井風くんのこと

3月1日は赤楚衛二くんの誕生日でしたが、この日は映像監督をされてる山田健人氏のラジオに風ちんがゲストで登場しました。映像がメインで話が進んでましたが、山田氏が撮ったMV「キリがないから」の話題へ。

山田氏が撮影でバタバタしている中、風ちんが撮影場所の真新しい壁で逆立ちしてたら、めっちゃ怒られたそうで。(誰かは不明)ずっずさんはトイレに行ってたんでしょうか?笑 不意打ちの逆立ち…逆立ちて。笑笑 爆笑しました。容易に想像できるから。笑 

今年は風ちんに何か大きな動きがありそう。忙しくなるようなことも言ってた。楽しみに待ってますね!

そして3月1日は「旅路」がリリースされた日。リリースされたのは3年前です。もう3年も経ったことにちょっと驚いてます。この3年で風ちんは進化していき、人気かつ実力派ミュージシャンとなり、今も活躍中です。

これからも風ちんの旅路は続く…追いかけていきたいです。


「SUPER RICH」私のあとがき

2024年03月06日 | ドラマ『SUPER RICH』

ドラマ「SUPER RICH」について、もう少し語らせて下さい。2022年がもうすぐ終わりを迎えようとしている数日前。私はあるドラマを動画配信サービスで見ました。2021年秋クールで放送された(フジテレビ木曜10時枠)「SUPER RICH」。

その当時「SUPER RICH」が放送されていたことは知らなくて、TBSで放送されていたドラマ「最愛」に夢中になっていました。「SUPER RICH」は主演が江口のりこさんで、二番手が朝ドラに出演していた”貴司くん”こと赤楚衛二くん、三番手が大河で土方歳三を演じていた町田啓太くんでした。キャストに惹かれてしまった私はこのドラマの再放送を見てみるか~っと軽い感じで見ました。特に赤楚くんは朝ドラが初めましての人でしたから、他の作品の赤楚くんってどんな感じなんだろうという興味もありました。

まぁ見事にドラマにハマってしまいました。すごくおもしろかったし、見終えてから爽快感を感じました。終わってからキャスト全員が愛おしくさえ思えたほどです。笑 主演の江口のりこさんですごく良かった。のりこさんは脇役をされることが多いけれど、今回主演を演じられててフレッシュな感じがしました。衛さん役を魅力的に演じていてサバサバ感が心地よかったし、バリバリの関西弁で話す痛快さもあり、のりこさんの超はまり役だったと思います。

このドラマのテーマは「人それぞれにある幸せの形(SUPER RICH)を追い求める。」放送された頃は世の中はコロナ禍で不穏な空気が流れていて制限だらけの生活を余儀なくされていました。苦境が続く中「SUPER RICH」の制作陣は現代社会を生きる全ての人に届けたい、背中を押してもらえるようなドラマにしたいと語っていました。

宣材写真は素肌を出して登場。公式サイトを見た時、ドキドキしました。

衛さん…電子書籍を扱うベンチャー企業の女社長「様々な悲しみや苦しみを経験した孤高の女性の美しさ」をイメージして撮影。

優くん…ベンチャー企業のインターン試験を受ける専門学生「強さと脆さ(もろさ)が同居する青年の美しさ」というテーマで撮影。

町田啓太くんも加わり三人で仲良しショット。確かドラマで衛さんと空くんはデニムを着るシーンは無かったのでは…。スニーカーも履いてなかったし。そう思うとレアな一枚だと思います。のりこさん、足は長いですね。きれいだしかっこいい!町田くんは大人っぽくて赤楚くんは少年のように見えます。

衛さんと優くん、運命の出会いがエントランスで訪れた。

ドラマでは衛さんと優くんの関係性は、華やかな女社長と貧乏学生というところから始まりましたが、二人は惹かれ合いやがて結婚。優くんは衛さんを公私ともに支えるパートナーになります。会社に襲いかかる困難を次々と乗り越えながら、二人が仲間と共に前へ進んでいく姿を見ていて元気をたくさんもらいました。

優くんと空くんは誠実で人に優しく努力家だ。会社の役に立ちたいと思うバイタリティ溢れる姿に差はない。そんな衛さんが、空くんではなく優くんを好きになったのか…。やはり優くんを思い思われながら暮らしてきた日々の積み重ねが大きい。空くんには踏み込めない領域に優くんは踏み込んでいた。それがなければ衛さんは優くんを恋愛対象で見ることはなかったかもしれない。また優くんも尊敬する憧れの社長のままで留まっていたかもしれない。

衛さんと優くんが初めて出会った時は、年齢差や社会的立場としての格差があった。しかし二人は夫婦になってからそんな格差は見られない。優くんは衛さんの最高で最強の夫になっている。心強いし、甘えられるし、頑張れる。成長できる。(COOになって闇落ち期もありましたが。笑)

優くんと結婚して、衛さんの家事力が向上!今では仕事と家庭を両立してます。さすが衛さん!

会社の危機を仲間と一緒に乗り越えた衛さんと優くん。衛さんは新会社のCEOの経営、優くんは大学進学の道に進みます。「やりたいことをやる」という理念は健在!

貧乏学生だった優くんは、お金がなくてみじめな思いを何度かしてきた、裕福だった衛さんはお金を失いゼロから仕切り直して会社を立て直した。お金は優くんが言ってたように可能性なんだと思う。二人が可能性の先に見えたのは、富や名誉ではなく愛する人と過ごす些細な日常だった。日常にある幸せが”SUPER RICH”だと思いました

優くんを演じた赤楚くん、すごく好きなキャラクターでした。衛さんの目線で見ていた気がします。ぶっちゃけますと、優くんを演じた赤楚くんが好きでした。笑 優くんは「舞いあがれ!」の貴司くんと全く別人だったし演じる幅が広い俳優だと思いました。赤楚くんに興味を持つようになって、そこから作品を超えてファンとなり今に至ります。導かれたのでしょうね…。赤楚くんを好きになってしまったら、一気に洸平くん熱が冷めてしまって。そんな自分がサイテーだと思う2022年最後を迎えました。2023年以降は赤楚くんファンです。

空くんを演じた町田くんもよかった。町田くんに注目するようになったのも今作がきっかけです。スタイル抜群で、ハンサムだし、知的で品行方正なイメージがある町田くんのはまり役でした。最終的に空くんは独立して衛さんを支える側に立ちましたが、TOBがきっかけでやりたいことが明確になったような気がします。それが空くんにとっての”SUPERRICH”なのかなー。

「SUPER RICH」のキャストスタッフの皆さま、視聴が遅れてしまいましたが素敵なドラマをありがとうございました!


「SUPERRICH」の魅力について語る⑨

2024年03月05日 | ドラマ『SUPER RICH』

衛さんは最後の手段として聡美さんに会いに行く。お金で解決できないのなら、情で訴えるしかない。衛さんは聡美さんのところへ行く前に空くんと優くんに電話で伝えた。

空くん「でも衛さんがおっしゃってるのは、作戦というより…」

優くん「それは賭けだよ。本当にいいの?」二人とも不安をにじませた声だった。

衛さん「もう決めたから。」衛さんの決意は揺るがなかった。

衛さんは自身がCEOを退き、空くんが引き継ぎ、社員たちの雇用を保証するのであれば、自分の持株を手放すと聡美さんに告げて友好的な買収を求める。そしてそのための社内調整に1ヵ月の猶予が欲しいと頼んだ。すると聡美さんは衛さんの提案した条件を飲まなくてもTOBは成立するが社内調整のための1ヵ月を衛さんに与えた。

優くんが韓国から帰国した。衛さんはカレーを用意して待っていた。衛さんが初めて作ったカレーは具が固くて苦くてまずいカレーだったなぁ。あれから数年。衛さんのカレーはおいしいカレーに進化した。

優くん「うわぁ、カレー食べたかったー!おいしい。」

衛さん「長い間お疲れ様。」

優くん「衛さんがたくさん考えて出した結論だと思うから俺はどんな結果になっても衛さんを応援する。」

衛さん「ありがとう。」優くんに応援され、衛さんは心強いかった。

優くん「一か月一緒に頑張ろうね。あ、そうだ。お土産、お土産。」

衛さん「いらんってゆうたやん。」

優くん「衛さんがいつも使ってる化粧水、ビューティーフリーで買っておいたよ。」

衛さん「優くん、好き♪」

優くん「現金だねー。」変な人形じゃなく、免税店で衛さんの愛用の化粧水を買ってきた優くん。そういうところにパートナーとしての成長が感じられる。

1ヵ月後。衛さんは社員が見守る中、聡美さんに約束した通りCEOを降りて会社から去ることになった。

衛さん「宮村くん、後は頼んだよ。」

空くん「はい。」衛さんは会社を去っていった。表情は晴れやかだった。

衛さんの代わりに空くんがCEOに着任する。そこで空くんは「MEDIA」の担当者にある資料を渡した。そこには驚きの内容が綴られていた。「MEDIA」は「スリースターブックス」が持つ作品と作家のライセンスを既存作品以降は手にすることができなくなっていた。衛さんは聡美さんからもらった1ヵ月の間に新会社を設立していた。新会社「TSBクリエイティブ」を「スリースターブックス」株の売却と買収で株価が下がった「MEDIA」株の再上昇を見込んで買って儲けた資金で設立。社員たちも戻して経営を元に戻すことに成功した。

まず「スリースターブックス」が抱える作家たちの次回作以降の専属契約を失効させた。碇さんと作家に説明し、新会社との契約を得ることにも成功する。「MEDIA」は「スリースターブックス」が持つ作品と作家のライセンスを既存作品以降は手にすることができなくなった。

衛さんは、自宅でパーティーをする前に聡美さんと会って食事をしていた。

聡美さん「負けたわー完敗です。」悔しがりながらも、情に流されたと負けを認めた。しかし聡美さんは晴れやかな表情だった。「MEDIA」をスパイのように探っていた空くんのことも訴えないと衛さんに話した。

衛さん「聡美さん、宮村くんにゆったそうですね。うちの会社を気にかけてくれていたのは私が聡美さんの後輩だからっていうのが半分だって。もう半分な何なんですか?」

聡美さん「簡単なことよぉ。うちにとって金の卵になりえたから。それ以上ある?」

衛さん「すっきりです。」衛さんが思っていたより聡美さんの答えはシンプルだった。

聡美さん「私、MEDIA辞めるの。」

衛さん「えっ?」

聡美さん「別に今回のこととかじゃなくて目標に達したから、いろいろと。」

衛さん「目標?」

聡美さん「人生100年なら、もうすぐ折り返し。もう十分稼いだ。これからは仕事以外のことをするの。やりたいことを、やりたい場所で、やりたいだけ。」

衛さん「何やるんですか?」聡美さんは衛さんの耳元で話しかけた。

衛さん「はい、はい、はい、想像を絶します。」

聡美さん「そりゃそうよー。だって私が本当のSUPERRICHだもの。」

衛さん「間違いないです。いいな、ご一緒したいなー」

聡美さん「行こうよ。」聡美さんのやりたいことって豪華客船で世界一周?海外の移住して豪邸で暮らす?どっちにしても聡美さんはSUPER RICHな暮らしをしていきそう。

衛さん「乾杯!」衛さんと優くんの家では幹部と編集部が集まって祝賀パーティが開かれていた。もろもろの後始末を終えた空くんも遅れて到着。笑 経緯の説明を求めてきたリリカたちに衛さんが事情を話した。

宴の途中、空くんが席を外してキッチンに向かう。するとリリカが追いかけ空くんに話しかけた。

リリカ「大丈夫なんですか?宮村さんが一番損していると思います。これから大変ですよね、事後処理とか。」

空くん「ま、わかって始めたことだから。」

リリカ「宮村さん絶対向いてますよ、CEO。」

空くん「そんなことないよ。」

リリカ「冷静に状況分析できて意外と行動力もある。」

空くん「意外って…。」

リリカ「宮村さんがやりたいこと始めたらついていく人いると思います。」

空くん「そうかな?」

リリカ「その時は呼んでください。私、結構目立つの好きだったけど、自分はサポートに向いてるtって最近わかったんです。」

空くん「田中さん、入ってよかった?この会社。」

リリカ「はい。自分のことがちょっと好きになりました。」

空くん「それはよかった。」

リリカ「はい、良かったです。ホントに。」リリカの成長に空くんは目を細めた。

空くん「よし、戻ろう。」空くんとリリカの会話がすごく心地よかった。ドラマでは衛さん、優くんの成長パートが大半だったけれど、リリカもインターンになった時と比べたら成長がとても著しいと思った。

2021年の冬。その後、衛さんの新会社は順調で今まで以上に部下のやりたいことを尊重し、衛さんはCEOとして頑張っていた。CEOと社員の隔たりを無くし社員と同じフロアにデスクを置いている。会議も同じフロアで行っていて、以前より一体感を感じる。

空くんは「TSBクリエイティヴ」の資金運営を担う関連会社のCEOになった。空くんと共にリリカと小村がサポートする仲間となり、衛さんの会社をサポートしている。空くんのCEOルームも社員と隔たりのない構造になっている。

なんと優くんは大学合格を目指し受験勉強をしていた。予備校にも通っていて優くんは予備校生より10歳年上なため、みんな敬語で話すから寂しそうだ。優くんの実家は東海林さんが提案してくれた古書をデータ化する仕事を始めて軌道に乗っていた。優くんへの借金を少しずつ返していくようだ。今吉さんは彼女と優くんの自宅に来て食べ歩きばかりしているとのろけて幸せそうだ。衛さんが休日の日。衛さんと優くんは合格祈願に出かけていた。拝み終えた衛さんだったが、隣でずーーーーっと祈る優くん。なかなか終わらない。

衛さん「めっちゃ祈るな。5円で。」

優くん「衛さんが早すぎ。」

衛さん「だって祈ることひとつしかないやん。」

優くん「え?」

衛さん「優くんが第一志望の大学に受かりますようにって。」

優くん「それだけ祈ってくれたの?」

衛さん「そうやで、祈りにきたんやから。優くん他にも祈ったん?」

優くん「うん、知りたい?何祈ったのか?」

衛さん「ゆったらかなわへんねんで。」

優くん「衛さん、今はっきり言ったよね。俺が大学受かりますようにって。」

衛さん「…」

優くん「え、言ったよね?」

衛さん「合格祈願のお守り買って帰ろ。」衛さんは優くんのために合格祈願のお守りを買った。笑 

帰ろうとした時いい匂いがした。道端に屋台のラーメン屋があった。衛さんも優くんも、きっと初めて一緒に食べた屋台のラーメン屋を思い浮かべたよね。あの日屋台で500円のラーメンを二人で分け合って食べた。あの日お金が無かった二人が共に歩んでいく人生は一杯のラーメンを分け合うところから始まっていたのかも。

衛さん「ただいまー。」

優くん「おかえりー。」

衛さんと優くんは、高級マンションではなくこれまでと同じ古民家に住んでいた。生活も派手になっている様子はどこからも感じられない。衛さんは古いストーブの火を付けようとした。

衛さん「この家、夏意外と涼しいけど、冬は寒いのがなぁ…」

優くん「そう?東京はあったかいよ。そんな変わる?」

衛さん「変わる、変わる。」

優くん「正月うちに来たらびっくりするよ。」

衛さん「それはそれで楽しみ。」

優くん「そんなに寒いなら引越し考える?」

衛さん「うーん。優くんはどう?」

優くん「うーん。俺は好きだけどな、この家。なんか俺たち二人にピッタリってゆうか。」

衛さん「そうやね、うちら二人家族にはちょうどええか。」RICHになったはずなのに、二人とも贅沢な暮らしを望んでなかった。穏やかな暮らしと住める家さえあれば二人にはそれで十分だった。

優くん「まぁ防寒は考えよ。老人になったら死活問題だから。」

衛さん「ホンマやなー床暖とかなー。」

優くん「うん。」二人はインスタントの袋麺を取り出しラーメンを作る準備をしていた。

衛さん「あ、今、東海林が大学受験の漫画作ろうとしててさ、受験終わったら優くんに取材させてほしいって言ってたよ。」

優くん「俺、まだ受かってもないからなぁ。ま、受かったらぜひ。」

衛さん「もう受けるとこ全部資料もらったん?」

優くん「資料はね。TOBの一件の時、俺もっと勉強したいと思って。だから経済学部と経営学部も受けてるけどメインは文系も理系も広く勉強できる総合学部を出そうって。」

衛さん「そんな学部あるんや。」

ラストは夫婦で作ったラーメンを美味しそうに食べるシーンだった。ほのぼのとした雰囲気でラーメンをすすりながら今後のことを話していた。

優くん「あ、衛さん。俺大学受かったら旅行行こうよ。」

衛さん「受かってからいいや。そういうの。」

優くん「いやいやいや、モチベーションにするから。どこ行きたい?」

衛さん「うーん?うーーん」

優くん「そんな悩む?あ、味玉作ってたの忘れてた。」

衛さん「うーーん。」

優くん「一個でいい?」

衛さん「うん。」

優くん「はい。」

衛さんのラーメン鉢に味玉を入れるこのシーン。赤楚くんがさりげなく、秒で衛さんとの距離感を表現するところはお見事。演技だとはとても思えなかった。私は赤楚くんに惹かれたというより、赤楚くんの演技に惹かれてしまったのだろうか。笑

衛さん「ありがとう、え、どこやろなぁ~。」

優くん「ハワイとか?」

衛さん「ハワイアンズでええわ。ってかどこでもいいよ。」

優くん「そうぉ?」

衛さん「あなたがいたら私はどこでもいいです。」

優くん「嬉しいなぁ…」照れる優くん。

衛さん「これ北別府先生の漫画のセリフ。」

優くん「え~なんだよ~。」ムッとする優くん。笑

衛さん「ってゆうのは嘘。」

優くん「何?どっち?」

衛さん「ふふどっちでしょう。」

優くん「まぁどっちでもいいよ。俺がゆうから。あなたがいたらどこでもいいです。」

優くんの言葉にドキッとした衛さんは、優くんから視線をそらしラーメンをすする。

優くん「あ、照れた?」

衛さん「あのラーメン高かったよな!」

優くん「話変えた~。」

衛さん「思わんかった?一杯千円やで。」

優くん「それは思った。なんだかんだ作るのが一番安い。」

衛さん「そしたら二人で500円もかからんもん。」

優くん「うん。でも衛さん、そんな節約しなくても、俺大学4年行っても、留学しても、院に行ってもちゃんと暮らせるぐらいは持ってるから、」

衛さん「わかってる。お金はなんぼあっても良いから。」

優くん「そうだね。俺たちまだまだお金かかるしね。」

衛さん「そうそう。人間生きてくだけでめっちゃお金かかるから。お金の心配せんと、楽しくみんなと仕事して、おいしいご飯食べて、ふかふかのベッドで寝る。隣には優くんがいてさ。それが多分私の…」

衛さんは幸せに生きていくためにはお金が必要だと身に染みて感じている。お金があるから人生を豊かにしてくれる。優くんと穏やかな生活が送れる。仲間と共に楽しく仕事をすることも出来る。紆余曲折の人生を歩んできた衛さんは自身にとっての”SUPERRICH”に辿りついた。

旅行先を相談していた衛さんと優くんが、互いに「あなたがいたらどこでもいいです」と伝えるところは胸アツでした。しかし優くんは衛さんを頼らなくても自分の貯えを持ってたんですね。しかも実家の借金の返済もしている。笑(豪徳くんグッジョブ)

優くんは豪徳くんから株式出資のことを学び、生活をしていくだけのお金を得て、自分のやりたいことをやろうと思った。専門学校を中退した過去、TOBの一件があって、優くんのやりたいことが「仕事」から「学び」に変わった。学ぶためにお金を使うことは価値のあることであり、それが優くんの未来に繋がっていく。会社のことを良く知っているから大学に行っても、衛さんの良き相談相手になれそうですね。

そして優くんは大学(大学院や留学もあり得る)を卒業したら会社のCOOに復帰して衛さんを支えていくだろう。これからもずっと優くんは衛さんにとって最強で最高の人生のパートナーであることには変わりはない。

そして登場人物それぞれがやりたいことをやるというチャレンジ精神は、まさに優くんがラミネートにして大切にしていた衛さんの言葉そのもの。見事に登場人物がベストな形で着地して終わって清々しいラストだった。

私にとっての”SUPERRICH”は何?あなたにとっての”SUPERRICH”は何?それはきっと何気ない日常の先にきっとあるはず。