「ガリレオ 沈黙のパレード」を観に行ってきました。公開が決まったことを知った時から、絶対、観に行こうと思ってた映画です。福山雅治さんが演じる天才物理学者・湯川学にまた会えることがすごく嬉しかった。
私は東野圭吾さんの原作は読んでいません。事件のトリックやラストがどうなるのかわからない。ワクワクしながら「ガリレオ」を観てました。公開日初日に行きましたが、ほぼ9割が女性でした。座席も結構埋まっていて、こりゃ大ヒットするなぁと思いました。
あらすじは、(Webから抜粋)天才物理学者・湯川学の元に、警視庁捜査一課の刑事・内海薫が相談に訪れる。行方不明になっていた女子学生が、数年後に遺体となって発見された。
内海によると容疑者は、湯川の親友でもある先輩刑事・草薙俊平がかつて担当した少女殺害事件で、完全黙秘をつらぬき、無罪となった男・蓮沼寛一。
蓮沼は、今回も同様に完全黙秘を遂行し、証拠不十分で釈放され、女子学生の住んでいた町に戻って来た。町全体を覆う憎悪の空気…。 そして、夏祭りのパレード当日、事件が起こる。蓮沼が殺された。
女子学生を愛していた、家族、仲間、恋人…全員に動機があると同時に、全員にアリバイがあった。そして、全員が沈黙する。 湯川、内海、草薙は沈黙に隠された真実を解き明かせるのか・・・。
久しぶりに現れた湯川学は、以前よりキラキラしていた。子供としゃぼん玉やってた時はびっくりした!(湯川は子供苦手だったから)前よりも人間味が出ているように思えた。
内海の前で相変わらず変人トークをしていたけどね。笑 久しぶりの内海薫の登場嬉しかったです。原点に戻った感じがしました。でも、笑えたのはオープニングまで。
映画は、全体的にすごく重かった。殺害された少女と関わっていた人物が多くて、蓮沼を殺害したのが誰であってもおかしくなくて。犯人は一体誰なんだろうって考察しながら見てました。
それから内容が重いと思った最大の要因は、湯川の友人である刑事の草薙。彼の苦難が今回深く描かれていた。草薙が担当していた事件が関わっていて、殺害の連鎖に苦しむことになる。その姿を見ているのがとても辛かったし、モヤモヤしました。
私が言えることはここまで。観に行かれる方は是非劇場で楽しんできてください。
映画のコピーとなっている「沈黙は、連鎖するーそれは愛か、罪か」
映画を観てから考えてました。愛でもあり、罪でもあるのかなぁ。主題歌の「ヒトツボシ」がとても良くて引き込まれるエンドロールになっています。