先日、こんなものをスーパーの店頭で見つけてしまった。
「日清チキンラーメン」のパチもんか?と思いきや、ちゃんと日清食品が作っており、言わばチキンラーメンの味違いである。
ちょうど去年の今頃、全国のスーパーの店頭でチキンラーメンが品薄になった。
言うまでもなく、朝ドラ「まんぷく」の影響である。
日清食品の産みの親・安藤百福をモチーフにした立花萬平(長谷川博己)とその妻・福子(安藤サクラ)が即席ラーメン作りに奮闘する物語で、毎朝その一部始終を全国で放送するうち視聴者が食べたくて仕方なくなったのだろう…私もだが(笑)。
しかしあれから1年、もう遠い昔のようである。
しばらくチキンラーメンを食べるのも忘れかけていた頃に、日清がこんな商品を世に送り出して攻めてきた。
早速、開封してみる。
なんと、掟破りの別袋スープではないか。
「まんぷく」の中でも、萬平は麺にスープの味を染み込ませる事に苦心し、天ぷらのように麺を揚げて表面に無数の穴を開け、スープエキスをスプレーのように吹きかけるという世紀の大発明をした。
この商品は最初からそれを放棄しており、よりおいしく作れるのかもしれないが正直少しの落胆は隠せない。
湯を入れ3分待ち、別添スープをかけたところがこちら。
別添スープは「茶色い〜!」(→『まんぷく』の鈴さんこと松坂慶子)。
よく混ぜていただいてみると、なるほどコレはよく出来ている。
玉ねぎの甘みが活きており、さながらビーフコンソメのような味わいでウマい。
…ウマいのだが、次にスーパーに行ってビーフとチキンどっちを買う?と言われたら…
う〜む、やっぱりオリジナルのチキンラーメンかなぁ(笑)…