ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

仕事用の腕時計を、新調する…

2020-03-07 17:00:00 | おかいもの


ほぼ10年ぶりに、仕事用の腕時計を新調した。
その間遊び用の腕時計はアウトドア用のG-SHOCKを買ったり、それが流行った時にはチープカシオを買ったりしていたが、仕事用は10年ぶりだ。

今回買ったのは、ごくごく普通のSEIKOの写真のそれ。
1万円ちょっとのSEIKOで、私の好きな針の沢山あるブルーフェイスだ(笑)。

時計ほど、その人の価値観が如実に現れるものはない。
それがステイタスだと思っている人は、おカネを貯めて、あるいは借金してでもロレックスなどを買う。
ダイビングなど特殊な目的のある人は、高価でもタグホイヤーなどを買う。
こだわりのない人は、とことんない。
ある意味、クルマ以上に歴然とこだわりの差が出る。

私はこれまで52年間、身の丈に合わない華美なものは一度として身に付けた事はないし、身の丈に合わないクルマも一度も所有していない。
クルマなんて、走って曲がって止まればいい。
時計だって、それを買えば1日25時間あるのなら100万円出しても買うが(笑)、例え千円の時計を買っても1日は24時間だ。

ただ一方で、海のものとも山のものとも分からないようなものは持ちたくない。
今乗っているクルマの日産セレナは、下の息子が小学校に上がった2006年に買った。それに乗って荷物を沢山積み、沢山遠出をしようと思ったからだ。
実際、イヤになるほど遠出をした(笑)。
その前はスバルのレガシィ・ツーリングワゴンだった。まだ私も若く、スポーティさを求めつつも荷物も積みたかった。
外車にはハナから興味がなく、目的に合わせて選んだ国産車だ。

時計も、これまで買ったものは国産、なかでも仕事用はSEIKO、遊び用はカシオしか買った記憶がない。
高くはないが、身元確かな信頼のブランドであり正確さは全く文句なし。

今回時計を新調したのは、ある理由がある。
この10年愛用していたものは、会社が勤続20年の記念にくれたものであり、SEIKOのダイバーウォッチだ。
カタログで見る限り50,000円ほどするため、自腹では買わない価格帯だ。
ただコレを付けて仕事をしているこの約10年間は、どうもある人物が私の運命を支配しているような気がしてならなかった。
その人物に私はこの10年間、いいように利用され、挙げた手柄は全て横取りされ、都合が悪くなるとバッサリやられたのだ。

その時計をやめる事で、運命の呪縛から解き放たれるかもしれない、という一種の願掛けである。

その願掛けが通じたかどうか、結果が出るのは数ヶ月先である…