ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

9年ぶりに「カレーのチャンピオン」を食べたのだが…

2019-10-05 20:00:00 | うまいもん
ペーパードライバーの息子が来週運転をせねばならないので、今日はクルマで15分ほどのAEONまで息子の運転の教官を務めた(笑)。

あまり行く事もなくなったAEONにせっかく来たのだから、お昼を食べて帰ろうと向かったのはフードコート。

その中で、私はコレに目が行った。


有名な「金沢カレー」のチェーン、カレーのチャンピオン、いわゆるチャンカレだ。

私は、9年前にチャンカレを食べた事がある。
2010年は娘が高校受験のため家族で泊まりがけの旅行が出来ず、代わりに日帰りドライブを沢山したのを覚えている。
で、その年の「ケンミンショー」でチャンカレを扱っていて興味を持ち、調べたら最も近い店が愛知県の一宮だった。
一宮まで行ってチャンカレを食べ、夏だったので滋賀と岐阜の県境の醒ヶ井という街を散策、清らかな川の水の中に咲く梅花藻という花を愛でて帰った記憶がある。
しかし残念ながら、チャンカレがめちゃめちゃウマかったのかどうかという印象は残らなかった。

よし、だったら今日は上書きをしよう。
コレに決めた。


多くの客が頼む「Lカツカレー・M」790円だ。

呼び出ベルを持たされ席に戻ったのだが、混んでもいないのに10分以上待たされた。
おかしい。チャンカレは、早さもウリだったはずだが…

ようやく出てきたのがこちら。


そうそう、こんな感じ。
しかし、以前よりキャベツが少ないような気がする。

スプーンならぬ、フォークを上げてみる。


濃くフルーティで、ウマいカレーだ。しかし、10分以上待ったのにカツの揚げたて感がまるでない。
上顎がヤケドするほどの熱さを期待したのだが…

おまけに、カツの作りもん感がやけに気になる。
「作りもん感」とは、大量生産の冷凍食品にありがちな端の固さである。
手で豚肉に衣を付けるともう少しふわっとした形になるはずだが、工場で型押しして作るような場合は端が固くなる。

量的にも、そんなに多いわけでもない。
私が推すカツカレーは心斎橋の「BOON」で、あれだけのボリウムで揚げたてサクサク豚カツが載ったカレーが700円でいただける事を思うと、コスパもそれほど良くない。
関西で今ひとつ広がらないのも、わかるような気がする。

私が食べたのは、フードコートの商品だったので本店のそれとはほど遠いクオリティだったからそう感じたのだろうか?
待ったのに揚げたてでなかったのは、店員の手違いの末に他の客に供するはずだったカツを回されてしまったのだろうか?

ディスるわけではないが、このAEONのフードコートには大阪で大人気の某ラーメン店も入っているが、随分前に食べてあまりのマズさに二度と食うものか、と思ってしまった。
このフードコートそのものが、鬼門なのだろうか…?