徳島・高知林道ツーリング その３

さぁ、三日目。
仁淀川の河原に出られるところがありました。
空がいいですね。
軽トラが一台とまっていて、投網を打ってるおじいさんがおられましたよ。



沈下橋が道から見えたので、寄り道しましょう。
ツイッターで久喜沈下橋だと教えてくださいました。
写真をあげるとどなたかが反応してくださるので助かるわぁ～



すぐ横の淵で竿を出してるおじいさんがいたので話しかけてみると
丁度釣れた鮎を見せてくださいました。これは巨鮎だわ。
なんでも一日２０匹くらいは釣れるとのこと。
延べ竿でいくつも針のついたさびきのような仕掛けだったので、さびきですか？？と聞くと
餌ではなく魚をみながらひっかけるのだとか。
関西の川では見たことがないですね。



そして今日目指してる場所は、天空の林道。
中津明神山の山頂からみえる絶景です。
想像していたよりアクセスが大変で車では厳しいでしょうね。
バイクならなんとかなるでしょうが、
タイトなコーナーが連続するのでハンドルの切れ角の少ないバイクも厳しいかも。
べたべたの地面から1540ｍまで細い道をひたすらグイグイ上り続けてやっと頂上が目前。
見えてきました、お目当ての天空の林道です。



もう少し上って、丁度いい位置でもう一枚。はぁ～これはすごいわ。
何度も写真を見てますが、実物は鳥肌ものですね。



一番高いところまで上がりましょう。
これが頂上からの景色。
ちょっと低木があったりで、先ほどの少し降りた場所がベストビューですね。
しかしこのロケーションを独り占めなんて・・・こんな贅沢あるでしょうか？



じっくり眺めて堪能したあとは、さぁ、実際に走ってみましょうよ。



道幅はそれほど広くはないのですが、
なぜこんなに気持ちのいい道に感じるのかというと
道の縁の部分の草刈をしてくださってますね。
これは、感謝しないと。
するのとしないのじゃ全然違うと思いますわ。



ゆっくりと景色を味わいながら、
スタンディングで風を感じて、空を見上げて、
あ～楽園だ～



向こうに見える電波塔のようなものが先ほどいた頂上です。



しばらく走ると普通の林道になります。
この先ずっと続いていそうで、この道で下山できるのかもしれません。
でもここはもう一度Ｕターンして景色を楽しみましょう。



こっちからもいいねぇ。
北海道の函岳を目指したときも電波塔のある頂上目指してダートを邁進しましたが、
それを思い出しました。



一往復してきました。
願わくば雲ひとつない青空をここで見たいので、
しばらく地面に寝っころがって、雲の動きを眺めます。
残念ながら願いは叶わず。さ、そろそろ下山しますか。
満足できました。



この時のことをツイートすると、
すごい反響でした。
いままで１００いいねが最高だったのですが、２０００を超えるいいね。
スゲー（笑）



ヒルメシ。
食事処が限られているので、何を食べたいというよりもそこにあるものを注文するという
シンプルな思考です。



まだ時間は早いですが、今夜の宿へ荷物を置きに行きましょう。
グリーンパークほどのさん。
荷物を置いて、近場のダートへ出撃しようかと思っていたところ。



雨が降ってきました。
なんでも、土佐湾で暖められた空気がこのあたりの山に当たって、
ほぼ毎日一度は雨が降るのだとか。
どうりで山が緑豊かなはずです。



今回の旅は荷物を極力軽くするため、キャンプ道具は持ってきてません。
なのでバンガローを予約してました。
二人用のバンガローで、１泊２２００円だったかな？２３００円だったかな？
とにかく安いですわ。
まだ１５時になってないけど、もう出かけるのをやめてまったりするか。



早々にシャワーを浴びて、ビールいきましょう。
オイラの後ろにファミリーがバーベキューをしてますが、
地元の方のようで、土佐弁というのか高知弁というのか、バリバリで
旅の風情を満喫できましたね。
やはり方言っていいね。



ビールを飲んだら、次はバーボン。
スキットルであおると気分が出る（笑）



室内はこんな感じ。エアコンはなし。
山の中で小屋の横に渓流が流れていて、
夜は涼しく朝方は寒いほど。
ひとつ残念だったのは、借りたシュラフがダニだらけだったこと。すぐに小屋の外に出しましたが、下のベッドはもう駄目。
ずっと上で寝てました～（笑）
明日は朝からガッツリ林道を走るつもり。お楽しみに。