このいいことなんか何もない世の中で

生きていても何もいいことがない目的も何も分からないこの世界で、毎日なんとか楽しく生きていく。

パニック・トレイン

2015年03月01日 | 映画・DVD
2013年。イギリス作品。

息子と深夜の電車に乗る主人公の父親。
深夜電車故か乗客も実に少ない。
若い女性客と知り合い、親子共々いい感じ
になるのだが、電車は主人公が降りる駅を
スピードを上げて通過してしまう

次第に異常事態に気づく主人公たち乗客で
あったが…。
という話。

途中まではホラーなのかサスペンスなのか
も分かりにくい


非常にありがちな展開だけど、話が進んで
状況が悪化していくにつれ、嫌な奴だと
思われた人間がかいま見せた人間らしさが
実に味わい深くて、他の登場人物も見てい
る人も温かい気持ちになるのがいい。
実はいい奴だったってのはありきたりなん
だけど。
これも使いふるされたとは言えテクニック
だな。

あと「あー、この人は死んじゃいそうだな
と思いながら観てしまう自分がさみしい。
パターン化の悪癖か。

しかし女性客(ヒロイン)の笑顔がとてもいい
知人の女性を思い出した。
元気でやってるだろうか。

EXECTIVE PRODUCERに日本人の名前が。

絶対、スピルバーグの「激突!」みたいな
映画だという人がいそうな映画。

73点くらいかなぁ。
まぁまぁ良かったけど、ヒューマンドラマ
を目指したのではないなら、もう一捻り
あっても良かったかな。
(相変わらず偉そうですみません)


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