このいいことなんか何もない世の中で

生きていても何もいいことがない目的も何も分からないこの世界で、毎日なんとか楽しく生きていく。

グレイブ・エンカウンターズ

2012年11月27日 | 映画・DVD
割と一部で有名なこの映画。
2011年 (日本公開は2012年)。

超常現象を現場で実際に検証するドキュメンタリー
 「グレイブ・エンカウンターズ (墓場との遭遇)」。

本作は実際にその製作チームの撮影した膨大な映像を、一切
手を加えず、ただ時系列に継ぎ接ぎしただけのもの、、、
いうことになっている


撮影は元精神病院の廃病院で行われる。
ここは幽霊の目撃情報が相次ぐ有名な曰わくつきのスポット。
この中で一夜を過ごすという企画だった。
朝まで外から鍵をかけ、巨大な閉空間で撮影が始まったが…。


話は「REC」や「パラノーマル・アクティビィティ」が有名な
POVモノ
最初の方はなんだかだるい。
わざとやっているのだろうけど、手ブレ感は酷く、ズーミング
も素人の仕事。見にくい。

撮影も何か起こればいいな的な、ある程度やらせや大袈裟表現
溢れるモノ。
ま、やらせ番組ですね。
コレが次第に大事になっていく所はそれなりに引き込まれる。

ま、しかしPOVはやり尽くした感が拭いきれないですねぇ。

怖いシーンもそれなりに用意されていてそれなりに驚くが、
やっぱりゴースト系ではなく、モンスター系に進んでしまう
あっちのセオリー通り。

この手のは観てる人の想像を超えた理不尽さが恐怖を呼ぶと思う。
そういう意味ではどれも何処かで見たことのある恐怖を繋いだ
感じがあった。
ただそれがある程度丁寧に集められているから、全く駄目という
訳では無く、そこそこ見れる。
割と新鮮だったのは、いつになっても○○が…とか、エントランス
をこじ開けたらその向こうには…とか、かな。

好みと感性の違いで、面白いという人がいてもおかしくないでし
ょう
というのが私の感想。
75点くらいでもいいかな…。

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