このいいことなんか何もない世の中で

生きていても何もいいことがない目的も何も分からないこの世界で、毎日なんとか楽しく生きていく。

回路

2012年01月15日 | 映画・DVD
黒沢清監督。
2001年。邦画ホラー。

ある日突然訪れる崩壊、消滅、恐怖
主人公の周りで次々に死、、、というか消滅していく
人たち。
開かずの間と呼ばれた赤いテープで塞がれた部屋。
消滅する前に出くわす幽霊
インターネットを介して勝手に現れる映像。
ドアを塞ぐ赤いテープ
これらの意味する所は一体…。

すごい昔に一回観た。
確か洋画でリメイクされた記憶がある(「パルス」だった
かな)。
こちらは今一だった。

小雪さんが若い。
やはり綺麗だね。初々しいというか清々しい。

しかし役所広司氏がこんなチョイ役でいいのか?
昔観た時もそう思ったっけ。
黒沢監督繋がりでの出演なんだろうね、やっぱ。

黒沢監督の映画にはバス(や乗り物)に男女が並んで座って、
それを前からのアングルで捉えた
ものが多い。
必ずこういうシーンがワンカットはある気がする。

よくある全滅系だが、ホラーとしては異色。
哲学のような印象を持った。


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