このいいことなんか何もない世の中で

生きていても何もいいことがない目的も何も分からないこの世界で、毎日なんとか楽しく生きていく。

ロッジ LODGE

2015年07月12日 | 映画・DVD
2014年作品。
原題「DON'T BLINK」。
結構面白かった。

休暇を楽しむために辺鄙なロッジに集まった
10人の男女。
しかし管理人も見当たらないし、食卓や浴槽
など、少し前?まで人のいた痕跡だけはある
が人が全く見当たらない

不穏さを感じとった彼等はロッジの周りを探
索する。
そして気候の異常さや、虫その他動物が全く
存在しない
ことを知る。
そうこうしている間に10人のメンバーが一人
また一人と姿を消していき…

という話。

消失モノとしては
マリー(メアリー)セレスト号」が有名。
あれは痕跡だけが残っていただけだったが、
これは目の前で(瞬きする間に→原題参照)忽
然と消える。
机の向こうに屈んで視界から消えたと思った
ら本当に消えたり、冷蔵庫の扉の開閉で一瞬
見えなくなった瞬間に人が消えてしまったり。

「一人ずつ減っていく」。
DVDのパッケなどから、てっきり殺人鬼に殺
されるみたいなベクトルの話かと想像したが、
全然そっちじゃなかった。

ご丁寧に一人ずつ消える、その謎が本編の最
大の見せ場だと思うが…。

この手のラストは明確に解を見せるか、謎の
まま終わるか、どちらか。
これがどっちだったかは書かないが、まぁ、
終わりは賛否両論だろう。

ただ観た感想としては、
これはホラーではなくSF

アイデンティティー(私の好きな映画。感想は
コレ )」のようなオチ、もしくは有名作家の発想
にあった、実は消えた人間は目が覚めた(要は
夢の中の世界)
というオチ、あたりだとつまん
ないなー、と思いながら観ていたが…。

意味深なヒントらしきものや、意図的に散り
ばめられたとおぼしきものは多い。
アレコレ想像しながら観れるのは楽しいか。

とは言え、最初に書いたように、まぁ面白く
観れた。好みの問題だろうね。
75点

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