このいいことなんか何もない世の中で

生きていても何もいいことがない目的も何も分からないこの世界で、毎日なんとか楽しく生きていく。

ディヴァイド DIVIDE

2012年11月16日 | 映画・DVD
2011年。
突然訪れた災厄。
侵略か戦争か。
ビルかアパートかの地下シェルターらしき場所になん
とか逃げ込んだ9人の男女。
地上の壊滅を予想させる音や振動が響き渡り、彼等は
閉空間で絶望の時間を過ごす。
そんな中、防護服に身を包み、銃を持った人間が突然
何人も押し入ってくる

一体何が起こっているのか…。
この防護服の男たちは何者なのか…。

。。。

閉空間のシチュエーションスリラー。
一言で感想を書くなら、「人間は皆、等しく醜い」。

地上の様子も、そして理由すらもよく分からない状況。
これはなかなかイイ。

ある時一人が意を決してドアの外に出るのだが、そこ
には想像を超えた意外な光景が…。
この辺も期待が膨らみ、面白かった。
もう少しこの辺で攻めて欲しかった。惜しい。


だが、残念ながらメインはその辺の謎の解明ではなく、
地下の閉空間で次第に理性を失っていく人間たち
ここにスポットを当てている。
食料のせいか、あるいは環境か、次第に壊れていく登場
人物たち。
殺し殺され少しづつ減っていく人数。

希望も無い、なんだかとても疲れる話だった。

この手の感想を書く時によく書くことだけど、やっぱり
コレにも一人どうしようもないアホがいる。
悪なら悪で分かりやすいけど、こういうのは非常にイラ
イラする


途中まで良かっただけに残念。
だが途中までの恩恵で65点

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