このいいことなんか何もない世の中で

生きていても何もいいことがない目的も何も分からないこの世界で、毎日なんとか楽しく生きていく。

オーバー・ザ・トップ

2012年03月23日 | 映画・DVD
長いこと(また)観たいと思いつつ、なかなか機会がなかった
けれど、ようやく観れた。
何故か近所のレンタル屋の何処にもになかったんだよね。

1987年。
全盛期のシルベスター・スタローン主演。
まさに脂がのりきっていた時代で、若い。
肉体美も素晴らしい。

一回は失われた息子との絆を取り戻す主人公のストーリー。

トラッカーの主人公は、優勝者に与えられるトラックを得るため、
ラスベガスで開催されるアームレスリングの大会に参加する。
その資金(賭け金)が自分のトラックを売ったモノなんだけど、、、
トラック売って商品のトラックをゲットしようとしているという
ことでいいんだよな、、、。
ま、ちょっと疑問が無いこともないが、トラックのグレードアップ
と、戦う姿を通して息子に教えたいことがあったのだろうと解釈
することにした。
※大会参加は息子に再会する前から決めていたようにも見えるが…。

で、ベガスのアームレスリングの大会に出て来るのが、また怪物
ばかり

腕が女性の腿、、、どころか下手したら腰回りくらいあるんじゃ
ないかって人が対戦相手で、、、勝てんだろ、いや、マジで

そんな中、流石映画と言っては身も蓋もないけれど、勝ち上がって
いく主人公。わかっちゃいるが、頑張れ。

ストーリーは、まさに王道
離陸は低いが徐々にいい方向に。ところが中盤の山場でガーンと
谷間になり、それを乗り越えることで、終盤のクライマックスで
一気に感動に持ち上げる。
ロッキー3や4と持って行き方が同じ。
この頃の大作は、こういう流れが普通だったのかも。
一回悲劇や挫折、ピンチが訪れる。それでもって、ここらで大抵
人が亡くなると相場が決まっている
(なんだかな)。
そのハンデや不利な状況を見事に克服してフィナーレへ
完璧なまでの王道である。

まぁ、感動はすると思うけど、いささかこの手の展開も飽きら
れると思う。

でも、最後の試合は観ていてマジで力が入る
ここと対戦相手の怪物たち。
ここらだけでも一見する価値はあるかもしれない。

当時サントラをテープに落として擦り切れるまで聴いた。
音楽は懐かしさも手伝って非常に良かった。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。