自動(機械)翻訳の歴史は数十年に及びますが、自動(機械)翻訳について目にするのは神話に登場する「バベルフィッシュ(ダグラス・アダムズ著「銀河ヒッチハイクガイド」に登場する万能翻訳を可能にする魚、瞬間的な個人用翻訳装置)」が人間の翻訳者に取って代わる、というイメージばかりで、自動(機械)翻訳と人間の翻訳者との関係については、ほとんど触れられていないのが現状です。
長い間この二つの関係は、「(多くの翻訳者が面倒だと感じている)ひどい翻訳文のポストエディット」に議論が終始し、それ以上に複雑な内容で論じられることはありませんでした。
しかしニューラル機械翻訳の登場により、自動(機械)翻訳は単に翻訳者の面倒な作業を増やすだけのものではなくなり、今では、より速く、より正確にアウトプットをするための、翻訳者の良きパートナーとなっているのです。
Contents
- 自動(機械)翻訳の何が重要なのか?
- 翻訳者と自動(機械)翻訳がついに融合
- これからどうなるのか?
- まとめ
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