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高速道路料金の「ETC」は二重払い?!

2009年03月12日 | 生活情報
                  

  

         
         








 政府の追加景気対策に盛り込まれた土日と祝日に地方の高速道路の上限料金を1000円とする値下げ策の完全実施が4月下旬にずれ込むことが10日、明らかになった。

 国土交通省によると料金徴収システムの改修が、28日の値下げ開始に間に合わないという。

この影響で、東京・大阪の大都市圏を経由して複数の地方の高速道路を利用する場合は、当面、前後の地方区間でそれぞれ通行料金を支払う「二重払い」の状態になる。

 高速道路料金の値下げは、2008年度第2次補正予算の柱の一つで、ノンストップ自動料金収受システム(ETC)装着車を対象に当面、2年間実施する。

乗用車は土日・祝日の昼間の場合、東京・大阪などの高速道路や首都高速(土曜日を除く)、阪神高速は各3割引き、地方の高速道路は走行距離にかかわらず上限が1000円となる。

 値下げ期間に仙台市から静岡市まで高速道路を利用した場合、本来は地方分1000円、東京近郊区間分1450円、首都高500円の計2950円で済む。

ところが、4月下旬までは、東北道と東名高速で地方分の料金が各1000円徴収されるため、計3950円になる。

 麻生首相は7日の那覇市での演説で、28日から「休日になったらどこまで行っても一律1000円」とアピールしたが、国交省は「さかのぼって通行料を返還する措置は考えていない」としている。





高速料金「1000円」GW前にずれ込み…システム改修遅れ
政治 YOMIURI ONLINE(読売新聞)






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