三菱重工業は有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)事業に参入する。
年内に照明用パネルのサンプル出荷を始め、2009年中に量産に乗り出す
見込み。
薄くて折り曲げ可能な有機ELは蛍光灯などに代わる次世代照明として
注目され、照明や素材メーカーが開発を急いでいる。
三菱重工業は生産技術の見直しで5年後をめどに蛍光灯と
ほぼ同等の価格を実現する考えのようです。
有機ELは電気を流すと自ら発光する樹脂の一種で、厚さを数ミリにでき、
消費電力も大幅に減らせるので環境にも良さそうです。
将来の照明としてはほかに長寿命が特徴の白色発光ダイオード(LED)
があるが、有機ELは広い空間での大型照明に向いており
需要増が期待されているようです。
薄くて折り曲げ可能なので、円筒形のところにも設置可能で、
将来は今の液晶テレビよりもっと薄い超薄型テレビ、電子ニュースペーパー、
パソコンの液晶画面、電子広告、超薄型携帯電話、掲示板などの幅広い
分野に応用されるようですよ。
三菱重工、有機EL量産へ・照明用で蛍光灯並み価格めざす
参考:NIKKEI NETより
5/07(月) 664 pv 254 ip