お盆の渋滞で最初にキレるのは年長者、30分間のノロノロ運転でもう限界---。
何kmまでの渋滞ならイライラしないでいられるかをソニー損害保険が調べた。
渋滞が長いほど我慢できる人が減るのは当たり前だが、渋滞延長と世代を分けると、おもしろい傾向が見られる。
ソニー損害保険は、7月16〜20日の5日間、20〜50歳代の「自家用車を所有し、自分で運転しており、昨年のお盆に続き、今年のお盆も帰省する予定がある」男女に対し、「お盆の帰省に関する調査」をインターネットリサーチで実施し、1000名の有効回答を得た。
帰省時において、何kmまでの渋滞ならイライラしないでいられるか聞いたところ、
「0〜10km未満」60.3%、
「10〜20km未満」16.4%、
「20〜30km未満」11.6%となった。
渋滞延長と世代を分けて見ると、「0〜10km未満」の渋滞ならイライラしないでいられる、つまり調査の最短区分の10km未満しか我慢できない人は、調査の最年長世代の50代では、同年代中の70.3%となる。
この割合は他の世代よりも高率で、以下40、30、20代の順に減る。
いっぽう「20〜30km未満」、つまり30kmまでなら平気な人は、20代では同世代中に18.5%いる。
これは他の世代よりも高率で、以下30、40、50代の順に減る。
同世代中で比べると、やはり渋滞が長いと我慢できる人は減るが、異なる世代間で比べると若いほど我慢強い。
若い人の方が渋滞の中での快適な過ごし方を知っているのか、生まれてこのかた車社会なのでこんなものだと思っているのか、あきらめが早いのか。
今年のお盆期間中、10km以上の渋滞回数はのべ596回、30km以上の渋滞回数はのべ46回と予測されている。
渋滞ピーク時の速度は20〜30km/hになるので、20km/hとして延長10kmなら通過に30分間、30kmなら1時間半だ。
渋滞にはまって最初に怒り出すのは誰か
レスポンス自動車ニュース(Response.jp)
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渋滞がいやな人は時間をずらしてね。
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