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「子供の事故」 安全な公園に。

2007年06月08日 | 生活情報
                              






 こんにゃくゼリーの誤飲や、遊具での事故…過去に同様の事例があっても、子供の事故は繰り返し起こる。
そんな中、事故原因を検証して教訓を引き出し、対策を取ることで、少しでも安全に子供が生活できる環境をつくろうという取り組みが進んでいるそうです。



        
         写真はイメージです。



 今年2月、福岡県北九州市の滑り台34基のらせん階段に、413万円をかけ、手すりと防護柵(さく)が取り付けられた。

 この手すりや柵は、17年10月、北九州市内の公園で5歳の女児がすべり台に続くらせん階段から転落し、腎臓を損傷した事故を、CIPECが約2カ月かけて分析した結果をもとに設置された。

 同年12月、CIPECの協力医師からの事故情報を受け、産総研の人間行動理解チーム長の西田佳史さんらが現地に赴いた。
女児と両親から状況を聞き取り、現場でダミー人形を使った実験を行い事故状況を把握。
18年1月、産総研内に同じ遊具を再現し、3~6歳の子供17人に遊ばせ、行動を解析した。

 すると、3歳の子供は6歳の子に比べ、らせん階段の中心付近を小回りして昇降していることがわかった。
らせん階段は内側ほど曲がる角度がきつくなる。
つまり、3歳児にとってらせん階段は6歳児の2~3倍も急な角度となっていた。

 内回りすることによる危険を減らす対策として、CIPECは階段の内側に手すりを設置することに。
手すりの幅だけ子供の内回りを防ぐことができ、転落しそうになったときに手を掛けることもできる。これが、北九州市に取り入れられた。

 北九州市の稲富博生・前公園建設課長は「遊具の明らかな破損はわれわれで対処できるが、こうした構造上の盲点を専門家が指摘してくれたことが参考になった」と話す。

 事故の教訓を生かし対策に結びつけるには、事故発生状況をいかに詳細に把握できるかが鍵を握る。

 「ケガをした子が治ったら“めでたし”では、別の子が次の事故を繰り返す。
ケガの情報を病院で蓄積し、メーカーや専門家に伝えることで対策につなげる『安全知識循環型』の仕組みをつくることが求められる。

                    「子供の事故」 放置→再発、悪循環断つ
                     子育て 教育・福祉|Sankei WEBより。





         

          写真はイメージです。



                     私の近くの公園も危険な遊具が撤去されて、

                      安全に遊べる遊具に変わっていました。 

                                      

                   私が子供のころ遊んでいた遊具は幻に・・・・。





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