本郷総合学習プラザ

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ぶらり ほんごう&ゆしま ツアーズ!8回目!

2006-10-26 14:37:35 | ぶらり ほんごう&ゆしま ツアーズ!

今日のぶらりは…本郷三丁目の交差点からスタート!
本郷三丁目交差点から西の方に進んで、春日へ下る坂を真砂坂といいますが…
その真砂坂上から、菊坂の方へ下っていく急な坂を炭団坂(たどんざかってよみますよ~)といいます!
炭団とは、炭の粉を固めて丸めた燃料のこと!
坂の名前の由来は、炭団を商売とする人が多かったから…とか…
はたまた、北側の斜面を下る坂なので、かなりじめじめ…
雨上がりなどは転んじゃって、炭団のように真っ黒けになっちゃったから…とか…
むかぁしは転びやすくてちょこっとあぶなかったけど、今は、階段状になっていて、手すりもついていますのであ~んしん!

そんな炭団坂の上…今は日立本郷ビルとなっているところに、坪内逍遥さんの旧居跡がありまして…
案内プレートもあって、説明が書かれてますよぉ!一度ご覧あれ!

ちなみに、坪内逍遥さんは、明治初期の文学家
それまではやっていた勧善懲悪(よい行いを勧め、悪人をこらしめちゃうことです!)の小説を否定して、ありのままの姿を客観的に描こうとする写実主義を唱えた人!
日本の近代文学の礎を築いた代表的な方なんですよ~!

1883年(明治16年)帝国大学(いまの東京大学ですね~)を卒業した坪内逍遥さん!
東京専門学校(いまの早稲田大学ですね~)に講師として招かれたそうな…
東大の学生だったころは家庭教師をやっていたそうですが、なんでも教え方が良かったので、受験生のおとうさんおかあさんに感謝されちゃって、な・な・なんと、お家をもらっちゃったそうな!
なんでも、1884年(明治17年)ことだったそうな…
逍遙さんったら、このお家を春廼屋(はるのやってよみますよ~)と名づけて、学生を預かって指導していたそうな…
このころ、逍遥さんは、自身の代表作である「小説神髄」「当世書生気質」を発表!

その後、1887年(明治20年)に逍遙さん、すぐ近くにお引っ越し…
今でいえば真砂図書館の向かいあたりにお引っ越ししたそうな…
逍遥さん、こちらに引っ越すと、前のお家は愛媛県の育英事業「常磐会」の宿舎となったそうな…
やがて、この寄宿舎に入った人が正岡子規さん!

いろ~んなところで、いろ~んな人につながりがあるんですねぇ…
やっぱり、文京区は文の京なんですねぇ…
ちょこっと感心しちゃった、ツカちゃんなのでした~

ちょこっとくもってきました…