朝倉かすみさんの作品を読みました。
1972年9月8日生まれの「ぼく」と「おれ」のお話。
交じりそうで交わらない二人のお話です。
「スイッチはたくさんある。どれを押すかが問題だ。」
たくさんあるスイッチのどれを押すかは自分次第。
進んでいく方向を決めるのは、
結局は自分なんだな~と思わせる1冊です。
朝倉かすみさんの作品はこれで2冊目。
最初に読んだのは『田村はまだか』でした。
こちらは、同窓会の2次会で
遅れてくるという田村君を待つ同級生が
昔を回想するお話。
読んでいるうちに、「田村君、早く来ないかな」と
久しぶりに会う友達を待ってる気分になります。
さくさくっと読めます。
読書の秋にいかがでしょう
ちょっと先ですが
10月27日~11月9日の読書週間。
今年の標語は
『いつだって、読書日和』です。