火傷

あわてていて、火にかかっていた熱い鍋を素手でつかんでしまい火傷しました。

ホメオパシーの似たものが似たものを・・の説明をするときに、火傷の話しをしています。もう何年もです。

その間、火傷をしたことはなく、火傷をしたら熱いのだけど、すこし我慢して人肌のお湯につける事で・・・とか説明をしていましたが、実際に火傷してみると、少しの我慢どころではなくて、息ができないほどの我慢だったのです。

お湯につけるとか説明していましたが、人肌のお湯を作る余裕はなく、その鍋で沸かしたお湯で作ったお茶の湯気に当てていたのですが、痛い痛い。

もう嫌だ、こんな痛い思いはしたくないという気持ちと、ほっておいたら後でグジュグジュになるから我慢しようという思いのせめぎ合いでした。

10分くらいでしょうか、我慢しましたよ。息を止めて、しかめっ面しながら。

火傷はきれいに治りました。何事もなかったかのように。


私の掌に入ってしまった火傷の熱が、お茶の蒸気熱さと息ができないほどの痛みとともに去って行ったのです。



治って行く過程で起こる好転反応を我慢するって、こういうモノなんだろうと改めて実感しました。火傷という急性症状に対する反応だったので、急激で激しく一時的な事でしたが、治っていく過程で「もう嫌だ」って気持ちになりました。

後で良くなることよりも、今楽になりたいって思ってしまうことってあります。レメディーを飲んでこんなことになってしまうより、飲まなかった方がましだったったったと感じる時期ってあるものだろうなって、火傷の痛みを伴って考えました。