先日、テレビのクイズ番組を見ていて、その質問の答えに驚きました。
問題は「薬の量は人体に害のないデンプンなどで割り増しにしてありますが、その理由はなぜでしょう?」というものです。
どうしてだと思いますか?
飲み残しの粉の薬効成分のある割合が減るからなのかと考えたりしましたが、全然違ってました。
なんと、量が多い方が飲んだ気がして、効くような気になるかららしいのです。
丸薬の大きさも同じ理由で大きくしているそうです。
へー、なるほどなぁ・・・っ思ったのではなくて、私はびっくりしました。
量が多い方が効く気がするから薬の量を増やしているって・・・
(こういうのもプラシーボ効果って言うんでしょうか?)
そういうことって、必要なんだとも思いました。
レメディーって、たった小さな一粒ですものね。
そりゃ、半信半疑になってしまうのも致し方ありませんよね・・・
インド人ホメオパスのセミナーに行った時、そのホメオパスが「毎日飲む用のただの砂糖玉とレメディーとを処方します」と言ってましたよ。
レメディーの方にはSOSって書いてあって、症状が悪化した時などの時に飲んでもらって、他のただの砂糖玉は毎日(レメディーだ。薬なんだ。)と思うために飲んでもらっているそうです。
ちなみに、インドでは誰もどんなレメディーを処方されたかを尋ねないそうですよ。知りたくはないらしいです(興味がないみたいです)
そのインド人ホメオパスは「なぜ日本人は処方されたレメディー名を知りたがるの?」と不思議そうな顔をしていました。
国が変われば、人の考え方も違うもんだな~って思いますが、薬の量は多い方が良いのは同じみたいですね。