↑
クリック 住まいに関するブログ集です。
今回は在宅介護のための住宅改修工事です
一般に介護保険を利用した介護改修の場合、
上限20万円までの9割が介護保険から補助されます
もちろんケアマネージャー等のケアプランの指示書が必要となりますが
20万円の工事をした場合、本人負担は2万円ということになります
今回は少し広範囲に工事を行いましたので
介護保険のほかに箕面市から100万円の補助をもらっての工事となりました
この補助金をもらうには、
要介護認定の等級とか
改修工事の必要性等いろいろな審査が必要になります
まずは玄関廊下の段差解消工事です
今までもすでに車いすでの介護ができるように
ご自分でいろいろと手を加えておられましたが
今回はより使いやすくするための工事です
施工前
施工後
この廊下の左側が寝室ですが
そこの入り口も引き戸を作り替えて2/3の開口が取れるようにしました
こちらはトイレです
施工前
施工後
以前は床がタイル貼りで冷たく
少し床が高くなっていましたので、段差を解消
床もサニタリーフロア貼りとして
可動式の手すりも取り付けました
他にも必要な場所に手すりを設置
手摺の取り付け場所は介護される方の体格や障害の度合いにより
細かく決めないと、せっかくの手すりが逆に邪魔になることもありますので注意!
アコーディオンカーテンで開口部も広く
介護しやすくなりました
次は浴室です
施工前
施工後
以前は浴槽も窮屈でしたので
今回は10cm大きな浴槽に取り換えました
そして何より洗い場を約40cmほど大きくしましたので
入浴介助もかなりしやすくなると思います
土間も以前はスノコで段差を埋めていましたが
今回は入り口も3枚折戸に交換、段差も無くしてタイル貼りです
タイルはINAXのサーモタイルを使用
冬場の足がヒヤッとする感覚も和らぎます
浴室の洗い場を広げることで
洗濯機を洗面台の場所に移設、洗面台を浴室から出たところに設置しました
今回は工事の間お母様にはショートステイに行っていただいて
約1週間の工期でした
思ったより工事が難航し工期が2日ほど伸びてしまいましたが
ショートステイも延長していただき助かりました
明日にはお母様も自宅に戻られて
使いやすくなった自宅でゆっくりお風呂に入ってもらえるといいですね
ご近所の皆様、工事中はいろいろとご迷惑をお掛けしました
ご協力本当にありがとうございました