北海道言友会 公式ブログ

吃音者(どもる人)でつくるセルフ・ヘルプ・グループ 北海道言友会

朋あり遠方より来る、また楽しからずや。

2014-12-08 20:41:36 | 活動報告
 タイトルは論語の一節だそうです。なぜか、時々心に浮かぶことばです。
 前回はこのブログの管理人のHさんがいらっしゃいました。お互いの近況を語り合いました。私よりもはるかに若い彼は今研究していることの話をしてくださいました。私も彼の熱に暖められるように色々と話をしました。Hさんの研究が実を結びますように。そして、3月半ば頃から始まる仕事にも情熱を傾けられますように。もしかしたら室蘭例会に出られるかもという発言には、ついついニッコリしてしまいました。Hさん、あともう少し卒論・実験頑張ってください。応援してます。

 今日は本当に久しぶりにKさんが来て下さいました。2年以上お会いしていませんでした。お互いの家族の事、健康の事、勿論吃音のことを語り合いました。Kさんはずっと吃音のことを職場に話せずにいたそうです。でも3年前に、意を決して上司に吃音のことを話されたそうです。「自分には吃音がある」ということだけではなく、「自分の苦手な事はこれこれこういうことです」というところまで話されたそうです。それからは随分気持ちが楽になられたそうです。想像するに難くありません。それまでは何とか自分の中だけで吃音の苦労や悩みを収めようとしていらっしゃいました。随分肩に力の入った人生だったと思います。それからはご自分でも努力され、職場での朝礼の司会をされ、最近は職場の皆さんの了解を得て、自己紹介をさせて毎日の朝礼の時にさせてもらうようにされたそうです。その甲斐あっての事でしょう、波はあるもののひところよりは少し楽に話せるようになられたそうです。電話も8割がたは出られるようになったそうです。そう話されるKさんの笑顔が素敵でした。
 話題は雪のない時期にKさんの住んでいる近くの町で吃音のある人の集まりを持てないかという事にまでで発展しました。時期は6月か7月の土・日で、場所はオホーツク圏域。これから実現を目指して色々な方々に話しかけてみようと約束をしました。また、近々話題にしたいと思います。「朋あり遠方より来る、また楽しからずや。笑顔にて夢を語り合う」というところです。
 次回のマンデーナイト吃音カフェは12月15日(月)の午後7時から9時です。皆様のご来店を心よりお待ちしています。残念ながら、大阪土産の黒豆マドレーヌ「ええもんちい」とチョコレート菓子「神戸赤煉瓦」は家に持って帰ることにします。ではまた来週。(とど)
コメント
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