和束 茶源郷ガイドの会「徒然草」

京都府景観資産登録の茶畑や史跡や歴史の中へご案内する和束茶源郷ガイドが皆さまの訪問をお待ちしています。

和束 茶源郷ガイドの会活動報告 12月16日 

2012年12月17日 23時14分43秒 | 日記
霊性寺四国八十八ヶ所札所巡礼と石仏巡り 12月16日(日)
今年最後の研修を兼ねたガイド先は霊性寺。
                
参加者7名、ガイド8名。
八十八ヶ所と言えば四国ですが、その八十八ヶ所巡りをこの寺の裏山でできるというのがこのお寺です。
赤い鳥居をくぐり一番目に出会うのは一番札所、徳島県の霊山寺。
   
   

次に極楽寺、安楽寺と順番通りではありませんが、あちこちに点在する霊場を探すのも楽しく、あっという間に時間が過ぎていきました。
これらは、昭和7年以降歴代の住職により作られたもので、今はまだ八十八ヵ所全部は揃っていないようです。
ここに来て、踏み石の上に立ち弘法大師や阿弥陀様に手を合わせるのも本家のお寺に参ったのと同じ意味があるようです。
この踏み石の下には、四国霊場から持ち帰った砂が納められています。
この日見つけたのは40か所でした。
  

本堂でご住職から和束郷の城主森田一族の菩提寺として石寺、霊照寺ともいわれ、江戸時代には森田家より住職十名近く出ている等説明を受けました。
また、境内には「郵便の木」と呼ばれる、樹齢300年の多羅葉の大木があります。
  
 
ここから見える景色も素晴らしく、代々の住職の方々が見たであろう景色を見ながら、お寺を後にしました。途中、石田長栄堂さんの計らいで中庭を昼食場所に開放していただき、おまけに焼きたての草餅や柚子のサービスまでしていただきました。
                
午後からは下島の六地蔵・撰原峠の子安地蔵・旧信楽街道を通って坂尻古墳へ
   
   
   
 
最終スポットの弥勒磨崖仏で記念写真撮影の後、和束茶カフェで約21000歩のウオークを終了しました。

来春には石仏研究家を講師にお招きし、石造物について解説を受けながらのウオークを計画しています。
企画がまとまり次第お知らせします。お楽しみに~
コメント (4)
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