八栗寺にはケーブルが登っていますが、そこは歩き遍路ですからケーブル横の道をひたすら登っていきます。 この道はお寺の車も登るみたいで、舗装されています。 道々に仏像がまつってあります。
八栗寺の由来は「大師は唐へ留学する前に、仏教を学ぶ念願が叶うかということで8個の焼き栗を植えました。無事帰国し、再び訪れると、焼き栗から芽吹いていました。これが八栗寺の由来です。 高知の岩本寺にも三度栗の伝説があり、栗のお蔭に昔の人は頼ったでしょうね。
お寺の後ろに聳え立つ五剣山の頂の一つは江戸時代の地震で崩れてしまい、その中にあった奥の院は危険で登れなくなりました。 雨が結構降っており、本堂屋根の下で雨宿りをしながらお経を唱えます。
本堂の隣というか納経場の横手にあるのが「八栗の聖天さん」です。 納経所横の入り口から入って納経所裏手の廊下を通り抜けて聖天さんにもお参りにいきます。 別名歓喜天ともインドで広く信じられているガネーシャ(象の鼻を持つ神様)が仏教の世界で生まれ変わったものです。 お堂の中しばしガネーシャへのお祈りをしました。
納経してからふっと思い出しました。 大師堂に行っていない。
登ってくると本堂、そして「聖天さん」と納経場があるので、ここで終わった感じになるのでしょうか。 この先志度寺に向かう遍路道に大師堂はあります。 納経してから大師堂でお参りしました。
そうそうここには四国88箇所の石佛があります。是非お立ち寄りください。